あね‐き【姉貴】
1 姉を敬って、または、親しんでいう語。 2 遊び人仲間などで、年上の女を敬っていう語。 [補説]「あねぎみ」の音...
あね‐ぎみ【姉君】
姉を敬っていう語。
アネクドート
逸話。秘話。
アネクメネ
地球上で、人類が永続的に住んでいない地域。現在では両極地方・砂漠・高山など。非居住地域。アネクメーネ。⇔エクメネ。
アネクメーネ
⇒アネクメネ
あね‐ご【姉御/姐御】
1 姉を敬っていう語。 2 博徒などの親分・兄貴分の妻や情婦。また、女親分。
あね‐ごぜ【姉御前】
姉を敬っていう語。「母上も—も」〈謡・竹雪〉
あねご‐はだ【姉御肌/姐御肌】
思い切りがよく、さっぱりしていて面倒見がよい女性の気性。
あね‐さま【姉様】
1 姉を敬っていう語。 2 若い女性を親しんでいう語。 3 「姉様人形」の略。
あねさま‐ごと【姉様事】
女の子が姉様人形を並べて遊ぶこと。姉様ごっこ。
あねさま‐にんぎょう【姉様人形】
縮緬紙(ちりめんがみ)で髪を作り、千代紙・布などで作った衣装を着せて、ままごとに使う花嫁姿の人形。
あね‐さん【姉さん】
1 姉を親しみ敬っていう語。 2 やくざなどの親分・兄貴分の妻を呼ぶ語。また、女親分。
あねさん‐かぶり【姉さん被り】
女性の手ぬぐいのかぶり方の一。手ぬぐいの中央を額に当て左右の端を後頭部へ回し、その一端を上に折り返すか、その角を額...
あねさん‐にょうぼう【姉さん女房】
夫より年上の妻。あねにょうぼう。
あねざき‐まさはる【姉崎正治】
[1873〜1949]宗教学者・評論家。東大教授。京都の生まれ。号は嘲風(ちょうふう)。著「宗教学概論」「切支丹伝...
あね‐じゃ【姉者/姉じゃ】
「姉者人」の略。 [補説]「者」は当て字。
あねじゃ‐ひと【姉者人】
《姉である人の意》姉を敬っていう語。姉上。「それ—に汁代へて進ぜ」〈浮・新色五巻書・三〉
あね‐じゅうと【姉姑】
夫の姉。
アネックス
1 付録。 2 別館。離れ。
あ‐ねったい【亜熱帯】
気候帯の一。熱帯に次いで温暖で、緯度でほぼ20〜30度の間の地域。ケッペンの気候区分の乾燥帯と温帯の一部にあたる。
あねったい‐きこう【亜熱帯気候】
亜熱帯に固有な気候。温暖であるが、低温期もあり、雨の少ない所が多い。
あねったい‐こうあつたい【亜熱帯高圧帯】
大気大循環で下降気流がある地域に相当し、温暖高気圧が連なった地帯。中緯度高圧帯。
あねったい‐こうきあつ【亜熱帯高気圧】
南北両半球の緯度30度付近に、ほぼ一年中存在する温暖高気圧。特に、夏の海洋上で発達する。日本付近では、北太平洋高気...
あねったい‐しょくぶつ【亜熱帯植物】
亜熱帯地域に分布する植物。
あねったい‐ジェットきりゅう【亜熱帯ジェット気流】
緯度30度付近で吹く強い西風。冬に強まり、南半球では夏は南緯45度付近に移動する。高緯度側で吹く寒帯前線ジェット気...
あねったい‐りん【亜熱帯林】
亜熱帯にみられる森林。シイ・カシ・ビロウ・クスノキなどからなる。
アネトール
大茴香油(だいういきょうゆ)・アニス油などの精油中に含まれている香料成分。香料・健胃剤・去痰(きょたん)剤などに用いる。
あね‐にょうぼう【姉女房】
「姉さん女房」に同じ。
あねは‐づる【姉羽鶴】
ツル科の鳥。全長約95センチ。全身が淡青灰色で、のどと首の前部は黒い。ユーラシア大陸の中央部で繁殖し、冬にインドな...
あねは‐の‐まつ【姉歯の松】
宮城県栗原市金成姉歯(かんなりあねは)にあった松。小野小町の姉または松浦佐用姫(まつらさよひめ)の姉の墓上に植えた...
あね‐ぶん【姉分】
仮に姉と定めて敬う人。
あね‐むこ【姉婿】
姉の夫。
アネモネ
キンポウゲ科の多年草。高さ15〜20センチ。葉は羽状複葉。早春に一つの球根から数本の茎が出て、先に1個ずつ花をつけ...
アネモメーター
風速計。
あねやこうじ‐どおり【姉小路通り】
京都市街地を東西に伸びる道路の呼び名。御池通りと三条通りの間を並行して走る。全長約3.5キロ。平安京の姉小路(あね...
アネルギー
抗原が与えられても抗原抗体反応が起こらない状態。アレルギーに対する語。
アネロイド‐きあつけい【アネロイド気圧計】
《aneroidは非液体の意》気圧計の一。内部を真空にした円板状の金属製容器の表面が、気圧変化によって上下するのを...
あ‐の【彼の】
[連体]《代名詞「あ」+格助詞「の」から》 1 話し手・聞き手の双方から離れた人や物をさしていう。「—帽子を取って...
アノア
ウシ科の哺乳類。スラウェシ島の森林にだけ生息する小形の水牛で、角は短くまっすぐ後方に伸びる。国際保護動物。山水牛。
アノイリナーゼ
チアミナーゼの旧称。
あのう【賀名生】
奈良県五條市の丹生川中流の地区。南北朝時代、後醍醐・後村上天皇の行宮(あんぐう)があった。梅の名所。古くは「穴生」...
あの‐かた【彼の方】
[代]三人称の人代名詞。話し手・聞き手から離れた場所にいる人を敬っていう。「—はどなたですか」
あのく‐かんのん【阿耨観音】
三十三観音の一。海上に漂流して竜や鬼にあったとき、この観音に祈ると救われるという。
あのくたら‐さんみゃく‐さんぼだい【阿耨多羅三藐三菩提】
《(梵)anuttara samyak saṃbodhiの音写。無上正等覚などと訳す》仏語。仏の悟り。一切の真理を...
あのくだっ‐ち【阿耨達池】
《(梵)Anavataptaの音写。清涼・無熱悩と訳す》ヒマラヤの北にあるという想像上の池。岸は金・銀など四宝より...
あの‐こ【彼の子】
[代] 1 三人称の人代名詞。幼児や若い女性をさす。 2 二人称の人代名詞。近世、遊女屋の主(あるじ)や姉女郎が禿...
あの‐さん【彼のさん】
[代] 1 三人称の人代名詞。あのおひと。あのかた。近世、主に遊里で用いられた。「—には逢ひともない」〈浄・冥途の...
あのつ【安濃津】
三重県津市、または津港の古称。博多津(はかたのつ)・坊津(ぼうのつ)とともに三津(さんしん)の一。あののつ。
アノテーション
本文につけた注釈。注解。
あのて‐このて【彼の手此の手】
[連語]さまざまな手段・方法。「—で口説き落とす」