けいけん‐しゅぎ【経験主義】
1 「経験論」に同じ。 2 理論よりも自己の経験のほうを重視し、もっぱらそれによって物事を判断しようとする態度。
けいけん‐しゅぎ【敬虔主義】
17世紀末から18世紀中ごろ、ドイツのプロテスタント教会の正統主義信仰の教義化および形式化に反対して起こった信仰運...
けいけん‐そく【経験則】
実際に経験する事柄から見いだされる法則。
けいけん‐ち【経験値】
経験によって成長した度合いを数量化したもの。経験の程度。「—を積む」「実戦を体験して—が上がる」
けいけんてき‐がいねん【経験的概念】
経験を通して得られる概念。
けいけんてきたちばからのしんりがく【経験的立場からの心理学】
《原題、(ドイツ)Psychologie vom empirischen Standpunkt》ドイツの哲学者フラ...
けいけんてき‐ほうそく【経験的法則】
1 経験的な個別事象から帰納によって得られた法則。 2 因果関係は明確ではないが、経験上そのようだというだけの法則。
けいけんのうた【経験の歌】
《原題Songs of Experience》ブレークによる詩画集。1789年に刊行された「無垢の歌」との合本「無...
けいけん‐ひはんろん【経験批判論】
ドイツの哲学者アベナリウスとその一派の認識論学説。認識の根拠を個人的要素を排除した純粋経験に求め、そこでは主観と客...
けいけん‐ろん【経験論】
1 哲学で、認識の源泉をもっぱら経験に求める立場。F=ベーコン・ロック・バークリー・ヒュームなど、17〜18世紀の...
けいけんわん‐しょうこうぐん【頸肩腕症候群】
首筋・肩・腕・指などが痛んだり、しびれたりする症状。頸部の脊椎の変形、胸郭出口の血管や神経の障害、一部の筋肉の酷使...
げい‐げい【鯨鯢】
《「鯨」は雄クジラ、「鯢」は雌クジラ。古くは「けいげい」とも》 1 クジラ。また、大魚。 2 大悪人のたとえ。悪党...
鯨鯢(げいげい)の顎(あぎと)にかく
クジラに食われそうになる。海で危険な目にあって命を落としそうになることのたとえ。
けい‐げき【京劇】
⇒きょうげき(京劇)
けい‐げつ【桂月】
1 《月の中に桂(かつら)の木があるという伝説から》月の異称。《季 秋》 2 陰暦8月の異称。かつらづき。
けい‐げつ【禊月】
《3月3日に禊(みそぎ)を行うことから》陰暦3月の異称。
けい‐げつ【経月】
ひと月、またひと月と時がたつこと。「気温の—変化」
けい‐げん【軽減】
[名](スル)負担・苦痛などを減らして軽くすること。また、減って軽くなること。「税の—」「痛みを—させる薬」
けいげん‐ぜいりつ【軽減税率】
本則の税率より低く設定された税率のこと。税制上の特例措置として、課税の対象となるものや納税者層を限定したり、期限を...
けい‐げんそ【軽元素】
水素とヘリウムのこと。また、宇宙物理学ではビッグバン直後につくられた元素を指し、蛍光X線分析ではアルゴンよりも軽い...
けい‐こ【恵顧】
人をかわいがり、目をかけること。ひいきすること。「—を賜る」
けい‐こ【袿袴】
明治17年(1884)に制定された婦人の和装大礼服。袿(うちき)・単(ひとえ)・切り袴(ばかま)・帯・小袖からなり...
けい‐こ【稽古】
[名](スル)《古(いにしえ)を稽(かんが)えるの意》 1 芸能・武術・技術などを習うこと。また、練習。「—に励む...
けい‐こう【径行】
自分の考えを曲げずに、思うとおりに実行すること。「直情—」
けい‐こう【挂甲】
古代の鎧(よろい)の一。革や金属からなる細長い札(さね)とよぶ板を韋緒(かわお)で横につなげ、これを縦に韋緒や組糸...
けい‐こう【計較】
[名](スル)《慣用読みで「けいかく」とも》はかりくらべること。比較してみること。「戦いの勝敗を—し」〈染崎延房・...
けい‐こう【荊浩】
中国、唐末五代の画家。字(あざな)は浩然。号、洪谷子(こうこくし)。水墨山水画に独自の境地を開き、北画中興の祖とい...
けい‐こう【啓行】
[名](スル) 1 先導すること。先払いをすること。 2 旅立つこと。「欧州の人交易の為に他州へ出帆せんとするや、...
けい‐こう【経口】
口を通ること。薬などを口から与えること。
けい‐こう【経行】
[名](スル) 1 過ぎ行くこと。通過。 2 月のめぐり。月経。
けい‐こう【蛍光】
1 蛍の尾部から発する光。ほたる火。 2 ルミネセンスの一種。光あるいはX線・陰極線その他の放射線を当てられた物質...
けい‐こう【嵆康】
[223〜262]中国、三国時代の魏の思想家。譙国(しょうこく)銍(ちつ)(安徽(あんき)省)の人。字(あざな)は...
けい‐こう【景仰】
[名](スル)《「けいごう」とも》人格の高い人をあおぎ慕うこと。景慕。けいぎょう。
けい‐こう【傾向】
1 物事の大勢や態度が特定の方向にかたむくこと、または、かたむきがちであること。「最近の消費者の—」「彼は大げさに...
けい‐こう【携行】
[名](スル)身につけて持って行くこと。「旅行に—する品」「昼食—で参加する」
けい‐こう【閨閤】
1 寝室。ねや。 2 女子の居間。また、女子。「—詩人」
けい‐こう【慶幸】
さいわいを喜ぶこと。また、喜ぶべきさいわい。慶福。「—の至り」
けい‐こう【鶏口】
1 にわとりの口。 2 小さな団体の長・頭(かしら)のたとえ。
けい‐こう【馨香】
よいにおい。芳香。けいきょう。「青年が要するかの一種芳烈な—を欠いでいた」〈蘆花・思出の記〉
けいこう‐エックスせん【蛍光X線】
物質にX線を照射したときに放射される特性X線の一種。物質の構成原子の内殻にある電子がはねとばされて空所ができ、この...
けいこうエックスせん‐ぶんせき【蛍光X線分析】
X線を照射したときに放射される蛍光X線を測定して、試料中の元素の検出・定量を行う分析法。その波長と強度から、ホウ素...
けいこう‐かんせん【経口感染】
病原微生物の混入した飲食物などを摂取して、感染すること。
けいこうガラス‐せんりょうけい【蛍光ガラス線量計】
放射線の線量を計測する線量計の一種。放射線を受けたガラス素子に紫外線を照射すると蛍光を発する、ラジオフォトルミネセ...
けいこう‐ぎゅうご【鶏口牛後】
《鶏口は小さな団体の長、牛後は大きな団体の従者の意》「鶏口となるも牛後となるなかれ」に同じ。
けい‐こうぎょう【軽工業】
主として消費財を生産する工業。繊維・食品・製紙工業など。⇔重工業。
けいこう‐けんびきょう【蛍光顕微鏡】
試料に紫外線などの励起光を照射し、試料が発する蛍光を観察する顕微鏡。医学、生物学の分野で広く用いられ、試料を蛍光色...
ケー‐こうげん【K抗原】
《K antigen、Kは(ドイツ)Kapsel(莢膜(きょうまく))の略》大腸菌などのグラム陰性菌の細胞がもつ抗...
けいこう‐こうたいほう【蛍光抗体法】
蛍光色素のフルオレセインなどを利用して、細胞にある抗原あるいは抗体の所在を調べ、ウイルス感染の有無を知る方法。免疫...
けいこう‐ざい【経口剤】
口から摂取する薬剤。錠剤・散剤・カプセル剤・シロップ剤などがある。経口薬。
けいこう‐しきそ【蛍光色素】
照射された光のエネルギーを吸収して発光する色素。蛍光染料などで、X線を可視光に変えるために用いる。