こ‐ばな【小鼻】
鼻の下部で左右に膨らんだところ。鼻翼。「—を膨らませる」
小鼻(こばな)が落(お)・ちる
病人が衰弱して死に近づくとき、小鼻の肉がそげ細るのをいう。「平吉の顔は…—・ちて、脣(くちびる)の色が変って」〈芥...
こ‐ばなし【小話/小咄/小噺】
気のきいた短い話。一口話(ひとくちばなし)。また、短い落語や落語のまくらに用いる笑話。
こばなししゅう【小噺集】
三木卓の連作短編小説集。昭和63年(1988)刊行。第39回芸術選奨文部大臣賞受賞。
こばなし‐ぼん【小咄本/小噺本】
江戸を中心に明和・安永(1764〜1781)ごろに盛んに刊行された、小咄を編集した本。落語の原話が多く載る。
こばな‐どり【小花鳥】
ウズラの別名。
こ‐ばなれ【子離れ】
《「親離れ」から類推してできた語》子供が成長したとき、親が保護者としての役割を離れ、個人として子供を尊重するように...
小鼻(こばな)をうごめか・す
得意そうな表情をする。
小鼻(こばな)を膨(ふく)らま・す
不満そうにするさまをいう。「—・して文句をいう」