こび【媚】
1 人に取り入って、機嫌をとろうとすること。へつらうこと。 2 女が男に対して色気を示すこと。「—を含んだ声」
こ‐び【狐媚】
1 狐が人をだますように、じょうずに取り入って人を惑わすこと。 2 狐が人を化かすこと。また、狐の化けたもの。
こ‐びき【木挽き】
木材をのこぎりでひいて用材に仕立てること。また、それを職業とする人。
こびき‐うた【木挽き歌/木挽き唄】
木挽き職人がのこぎりで木をひくときにうたう仕事歌。
こびき‐ちょう【木挽町】
東京都中央区銀座にあった地名。木挽き職人が多く住んだところからの名。江戸時代の劇場街で、現在も歌舞伎座がある。 歌...
こびきちょう‐かのう【木挽町狩野】
江戸幕府の奥絵師、狩野派四家の一。狩野尚信に始まり、木挽町に居を定めたのでこの名がある。
こびきちょうのあだうち【木挽町のあだ討ち】
永井紗耶子の小説。令和5年(2023)刊行。江戸時代の芝居小屋を舞台に、仇討ち騒動とその真相を描く。第169回直木...
こ‐びさし【小庇/小廂】
小さいひさし。また、寝殿造りで、ひさしの間(ま)の狭いもの。
こ‐びじゅつ【古美術】
古い時代の書画・彫刻・陶磁器などの美術品の総称。
こびじゅつ‐しょう【古美術商】
美術商のうち、古美術を主に取り扱う人。
こ‐びぜん【古備前】
1 平安中期から末期ころまでに備前の刀工が作った日本刀の総称。 2 鎌倉時代から桃山時代にかけての備前焼。
こ‐びたい【小額】
1 ひたい。ひたいについてのちょっとした動作にいう。「判官(はうぐわん)あまりの嬉しさに、—はったと打って」〈狂言...
こび‐ちゃ【媚茶】
黒みがかった濃い茶色。
コビッド‐じゅうきゅう
《coronavirus disease 2019》2019年12月に報告された新型コロナウイルスによる、肺炎など...
こび‐つ・く【こび付く】
[動カ五(四)]しっかりとくっつく。こびりつく。「飯粒が—・いた鍋」
こ‐びと【小人】
1 背丈が非常に低い人。侏儒(しゅじゅ)。 2 物語などに登場する、からだが小さい想像上の人物。 3 武家で、雑役...
こびと‐かば【小人河馬】
偶蹄(ぐうてい)目カバ科の哺乳類。体形は普通のカバに似るがはるかに小形で、体長1.7〜2メートル、体重200〜27...
こびと‐ぐみ【小人組】
江戸時代、幕府・諸藩の小人4の組。
こびと‐しょう【小人症】
身体の発育が損なわれ、異常に小さい状態。成長ホルモンなどの分泌不足が原因となることが多い。侏儒(しゅじゅ)症。
こびとのこうしん【小人の行進】
《原題、(ノルウェー)Trolltog》グリーグのピアノ曲。1891年作曲のピアノ曲集「抒情小曲集」第5集の第3曲...
こびと‐ペンギン【小人ペンギン】
ペンギン科の鳥。全長約40センチで、ペンギン類中最小。背面は黒っぽい灰色、腹面は白い。ニュージーランドとオーストラ...
こびと‐めつけ【小人目付】
江戸幕府の職名。目付に属し、諸変事の立ち会い、牢屋敷(ろうやしき)の見回り、目付の遠国出張の随従などに当たった。
こ‐びな【小雛】
小さな雛人形。
こび‐へつら・う【媚び諂う】
[動ワ五(ハ四)]人の気に入るように振る舞う。お世辞を言ったりして人におもねる。「上役に—・う」
こ‐びゃくしょう【小百姓】
わずかばかりの田畑を保有する農民。
こ‐びょう【古廟】
古いみたまや。古い神社。
こ‐びょうし【小拍子】
1 小刻みにとる拍子。 2 小ぶりの拍子木。上方落語で用いる。
こびり‐つ・く【こびり付く】
[動カ五(四)] 1 固くくっついて離れなくなる。「釜(かま)に御飯粒が—・いている」 2 考えや印象が強く意識に...
こ‐ひる【小昼】
《「こびる」とも》 1 正午に近いころの時刻。 2 昼食と夕食の間、または朝食と昼食の間にとる軽い食事。
こ・びる
[動バ上一][文]こ・ぶ[バ上二] 1 古くなる。年を経る。古(ふる)びる。「百年二百年にては花も—・びぬものぞ」...
こ・びる【媚びる】
[動バ上一][文]こ・ぶ[バ上二] 1 他人に気に入られるような態度をとる。機嫌をとる。へつらう。「権力者に—・び...
媚(こび)を売(う)・る
1 機嫌をとる。へつらう。「上司に—・ってまで出世したくない」 2 商売女などがなまめかしい態度を示して、客の機嫌...
こ‐びん【小鬢】
頭の左右前側面の髪。びん。「—のほつれ毛」
こ‐びん【小瓶】
小型の瓶。ビール瓶では、容量334ミリリットルのものをいう。
コビントン
米国ケンタッキー州北部の都市。オハイオ川とリッキング川の合流点付近に位置し、シンシナティと相対する。機械工業、電子...