こも【薦/菰】
1 マコモを粗く編んだむしろ。現在は多く、わらを用いる。こもむしろ。「荷車に—を掛ける」 2 「薦被(こもかぶ)り...
コモ
イタリア北西部、ロンバルディア州の都市。アルプス南麓のコモ湖に面する観光保養地。古代ローマ時代から避暑地として知ら...
こ‐もう【虚妄】
1 うそ。いつわり。虚偽。きょもう。「諸仏菩薩(ぼさつ)の誓願はもとより—なし」〈今昔・一七・一七〉 2 金品をご...
コモエ‐こくりつこうえん【コモエ国立公園】
《Parc national de la Comoé》コートジボワール北東部、コモエ川流域に広がる西アフリカ最大の...
こも‐かぶり【薦被り】
1 薦で包んだ4斗(約72リットル)入りの酒樽。 2 《薦をかぶっていたところから》乞食(こじき)。こも。
こもかぶり‐ぶろ【薦被り風呂】
佐渡に伝わる蒸し風呂。天井からわらのふたを綱でつるし、風呂桶に人が入ると上からかぶせるもの。
コモガイ【熊川】
《(朝鮮語)》高麗(こうらい)茶碗の一。口縁が反り返り、高台が大きく、見込みの底に鏡とよばれる円形のくぼみがある。...
こ‐もく【小目】
囲碁で、碁盤の隅の3線と4線の交点。こめ。
コモ‐こ【コモ湖】
《Como》イタリア北部、アルプス南麓(なんろく)の氷河湖。逆Y字形をしている。面積145平方キロメートル。最大深...
こも‐ごも【交/交々/相/更】
[副]《古くは「こもこも」》 1 多くのものが入り混じっているさま。また、次々に現れてくるさま。「悲喜—至る」 2...
こ‐もじ【こ文字】
1 鯉(こい)をいう女房詞。 2 小麦をいう女房詞。
こ‐もじ【小文字】
1 小さな字。 2 欧文の字体で、大文字(キャピタルレター)に対し、それ以外のものをいう。A・Bに対するa・bの類...
こも‐そう【薦僧/菰僧】
《「こもぞう」とも》「虚無僧(こむそう)」に同じ。
コモ‐だいせいどう【コモ大聖堂】
《Duomo di Como》イタリア北西部、ロンバルディア州の都市コモにある大聖堂。14世紀半ばに建設が始まり、...
こも‐だたみ【菰畳/薦畳】
[名]マコモで編んで作った畳。 [枕]いく重にも重ねて編む意から、「重(へ)」と同音を持つ地名「平群(へぐり)」の...
こも‐だる【菰樽/薦樽】
菰を巻いた酒樽。もとは運搬時の樽の破損を防ぐために巻いたが、菰に美麗な絵などを描き、祝宴での鏡抜きに使うことが多い。
こも‐だれ【薦垂れ】
1 出入り口に薦を垂らしてあること。また、その薦。 2 貧しい住居。
こ‐もち【子持(ち)】
1 子供、特に手のかかる幼児があること。また、その人。「三人の—」 2 子をはらんでいること。妊娠中の人。 3 魚...
こもち‐いし【子持(ち)石】
1 石の中に小さい石が入り込んでいるもの。 2 砂と鉄鉱が結合してできた黒茶色の塊状の石。糗石(はったいいし)。
こもち‐いわ【子持(ち)岩】
礫岩(れきがん)の俗称。
こもち‐かなへび【子持金蛇】
カナヘビ科のトカゲ。全長約15センチ。灰褐色で、黒褐色の斑点がある。ヨーロッパ中部からシベリア、北海道のサロベツ原...
こもち‐かんらん【子持甘藍】
芽キャベツの別名。
こもち‐けい【子持ち罫】
印刷用罫線の一。太い線に細い線を平行して添えたもの。
こもち‐こぶ【子持(ち)昆布】
ニシンなどが卵を産みつけたコンブ。人工的に付着させたものもある。こもちこんぶ。
こもち‐しだ【子持羊歯】
シシガシラ科の常緑、多年生のシダ。暖地のがけや斜面に垂れ下がって生える。葉は大きく、羽状に深く切れ込む。葉の表面に...
こもち‐じま【子持ち縞】
子持ち筋の縞模様。
こもち‐すじ【子持(ち)筋】
太い筋に細い筋を平行して添えた模様。婚礼のときの器物・衣服などに、祝いのしるしとして使う。
こもち‐たまな【子持玉菜】
芽キャベツの別名。
こ‐もちづき【小望月】
望月の前夜の月。陰暦14日の夜の月。《季 秋》「朝顔に届かぬ影や—/也有」
こもち‐まがたま【子持ち勾玉】
大形の勾玉に、数個の小形の勾玉形の突起を付加したもの。古墳時代の祭祀(さいし)用具と考えられる。
こもち‐まんねんぐさ【子持万年草】
ベンケイソウ科の越年草。葉の付け根に肉芽をつくり、これが地上に落ちてふえる。
こもち‐むしろ【子持ち筵】
母親が子と添い寝できるように幅広に作られたむしろ。「ともにねざさの苔莚(こけむしろ)、—と添へ乳して」〈浄・天神記〉
こもち‐やま【子持山】
群馬県渋川市と沼田市の境にある成層火山。赤城山と榛名(はるな)山の中間北側に位置する。標高1296メートル。屏風(...
こもちやまんば【嫗山姥】
浄瑠璃。時代物。五段。近松門左衛門作。正徳2年(1712)大坂竹本座初演。謡曲「山姥」に頼光四天王の世界を配する。...
こもち‐わかめ【子持(ち)若布】
ニシンの卵が産みつけられたワカメ。酒の肴(さかな)などにする。
こも‐づち【薦槌】
薦を編むとき、糸に下げたおもり。これを交互に替えて編む。
こも‐づつみ【薦包み】
薦で物を包むこと。また、包んだもの。「—の荷物」
こも‐づの【菰角】
マコモの茎に黒穂菌(くろぼきん)が寄生して生ずる竹の子状のもの。若いものは沖縄地方や中国などで食用とする。また、熟...
コモディティー‐インデックス
⇒商品指数
コモディティー‐エクスチェンジ
商品取引所。
コモディティー‐か【コモディティー化】
[名](スル)類似の商品の機能・品質に差がなくなり、どれを買っても同じという状態になること。汎用品化。
コモディティー‐スワップ
エネルギーや非鉄金属などの商品価格を対象とするスワップ取引。商品スワップ。 [補説]例えば、原材料として石油製品を...
コモディティー
必需品。日用品。また、商品。
コモディティー‐ケミカル
⇒汎用化学品
コモド‐おおとかげ【コモド大蜥蜴】
有鱗(ゆうりん)目オオトカゲ科の爬虫(はちゅう)類。最大のトカゲで、全長約3メートル。森林にすみ、哺乳類や鳥類をと...
コモド‐こくりつこうえん【コモド国立公園】
《Komodo National Park》インドネシア南部、小スンダ列島中部にある国立公園。世界最大のトカゲであ...
こ‐もどし【小戻し】
下げていた相場が、一時的に少し上がること。小反発。
コモド‐とう【コモド島】
《Pulau Komodo》インドネシア南部、小スンダ列島中部の島。スンバワ島とフローレス島の間に位置する。世界最...
コモド‐ドラゴン
⇒コモド大蜥蜴(おおとかげ)
こ‐もどり【小戻り】
[名](スル)今来た方へ少し戻ること。「—して声を掛ける」