ごう‐ごう【轟轟】
[ト・タル][文][形動タリ]大きな音がとどろき響くさま。「—たる車輪の響き」
ごう‐さい【噛砕】
かみ砕くこと。「—機」
ごうさい‐ふう【強細風】
能で、世阿弥が九段階に分けたうちの第七位(下三位の第一)の芸格。強い中にも細かさをもった芸境。→九位(きゅうい)
ごう‐さつ【合冊】
⇒がっさつ(合冊)
ごう‐さつ【強殺】
「強盗殺人」の略。「—事件」
ごう‐さらし【業曝し/業晒し】
[名・形動]《「ごうざらし」とも》 1 前世の悪業の報いとしてこの世で恥をさらすこと。また、そういう人や、そのさま...
ごう‐ざ【合座】
⇒合祀(ごうし)
ごう‐ざい【合剤】
一種または二種以上の薬剤を水に溶解、または混和した薬剤。
ごう‐ざむらい【郷侍】
⇒郷士(ごうし)
ごう‐ざんぜ【降三世】
「降三世明王」の略。
ごうざんぜ‐ほう【降三世法】
密教で、降三世明王を本尊とし、悪人を降伏(ごうぶく)させるために行う修法。
ごうざんぜ‐みょうおう【降三世明王】
《(梵)Trailokyavijaya Vajrhūṃkaraの訳》五大明王の一。東方に位し、3世にわたる三毒を降...
ごう‐し【合子/盒子】
《身とふたとが合う物の意》ふた付きの小さい容器。香合・化粧品入れなどに用いた。合器(ごき)。ごうす。
ごう‐し【合祀】
[名](スル)2柱以上の神を一つの神社にまつること。また、ある神社にまつってあった神を、他の神社に移して一緒にまつ...
ごう‐し【合資】
[名](スル)何人かが資本を出し合うこと。
ごう‐し【郷士】
江戸時代、武士の身分のまま農業に従事した者。また、武士の待遇を受けていた農民。平時は農業、戦時には軍事に従った。郷...
ごう‐し【合紙】
何枚かの紙を合わせて作った厚手の紙。
ごうし‐がいしゃ【合資会社】
無限責任社員と有限責任社員とからなる会社。持分会社の一。
ごう‐しき【合式】
法式にかなうこと。法則どおりであること。「其全権たる証を—の儀に於て示授したることを記す」〈西周訳・万国公法〉
ごうし‐き【合糸機】
紡績機械の一。単糸を何本かより合わせて弾力のある糸を製する機械。
ごうし‐さい【合祀祭】
1 合祀のときに行われる祭典。 2 靖国神社で、戦死者・殉難者の霊を一緒にまつるときに行われる臨時の大祭。
ごうし‐ざん【合資算】
共同出資によって経営する事業から生じた利益の配当額や損失の分担額の計算法。単合資算(出資高による算出法)と複合資算...
ごうし‐しょう【合指症】
手や足の隣り合う指がくっついていること。手術で治る。
ごう‐しずこ【郷静子】
[1929〜2014]小説家。神奈川の生まれ。本名、山口三千子。第二次大戦後、結核療養生活を送るかたわら日本文学学...
ごうしだい【江次第】
⇒江家次第(ごうけしだい)
ごうし‐ひろし【郷司裕】
[1932〜2006]野球の審判員。北海道の生まれ。東京六大学野球連盟・都市対抗野球などで審判員を務める。また、春...
ごう‐しゃ【号車】
列車などで、番号のついている、1台1台の客車・車両。「—番号を確認して乗る」
ごう‐しゃ【郷社】
もと、神社の社格の一。府県社の下、村社の上に位置した。
ごう‐しゃ【豪奢】
[名・形動]非常にぜいたくで、はでなこと。また、そのさま。「—な暮らし」
ごう‐しゃ【壕舎】
敵の襲撃に備えて地中につくった部屋。また、防空壕。
ごう‐じゃ【恒沙】
《「ごうしゃ」とも》「恒河沙(ごうがしゃ)」の略。
ごう‐しゅ【強取】
[名](スル)暴行を加えたり脅迫したりして奪い取ること。強奪。「金品を—する」
ごう‐しゅ【強酒/豪酒】
[名・形動]酒に強いこと。また、その人や、そのさま。大酒。「どんなに飲んでも顔色もかえない程の—な倉地が」〈有島・...
ごう‐しゅう【江州】
近江(おうみ)国の異称。
ごう‐しゅう【豪州/濠州/濠洲】
オーストラリア。
ごうしゅう‐おんど【江州音頭】
滋賀県の東近江市を中心に近県でうたわれる盆踊り歌。幕末のころ、盆踊りの口説き節に祭文を応用して作られたという。
ごうしゅう‐まい【江州米】
近江地方から産出する米。近江米。
ごう‐しょ【劫初】
《古くは「こうしょ」とも》仏語。この世の初め。⇔劫末。
ごう‐しょう【号鐘】
1 合図に鳴らす鐘。「—が鳴り響くと共に、先ず学生が列を正して」〈木下尚江・良人の自白〉 2 船に装置して時報を知...
ごう‐しょう【強将/剛将】
強い大将。
ごう‐しょう【業障】
⇒ごっしょう(業障)
ごう‐しょう【豪商】
大資本を持ち、規模の大きな商売を手広く営む商人。大商人。
ごう‐しょう【合焦】
[名](スル)「がっしょう(合焦)」に同じ。
ごうしょう‐じ【毫摂寺】
福井県越前市にある浄土真宗の寺。出雲路派の本山。山号は出雲路山。天福元年(1233)親鸞(しんらん)が京都出雲路に...
ごう‐じ【合字】
1 ふつう2字の漢字や仮名などで書き表す語を1字で表記する文字。古文書や漢文訓読文などに使われた。「杢(木工)」「...
ごう‐じじゅう【江侍従】
平安中期の女流歌人。父は大江匡衡(おおえのまさひら)、母は赤染衛門。藤原道長に仕えた女房。歌は後拾遺集以下に収載。...
ごう‐じゅう【剛柔】
かたいこととやわらかいこと。強いこととやさしいこと。
ごう‐じょう【強情/剛情】
[名・形動]意地を張って、なかなか自分の考えを変えないこと。また、そのさま。「—を張る」「—な性格」 [派生]ごう...
ごうじょういちご【強情いちご】
田岡典夫の小説。昭和17年(1942)発表。同年、第16回直木賞受賞。昭和35年(1960)ドラマ化。
ごうじょっ‐ぱり【強情っ張り】
[名・形動]《「ごうじょうはり」の音変化》自分の考えを強く主張して他人の意見を聞き入れないこと。また、そういう人や...