ご‐けい【互恵】
互いに特別の便宜や利益を与え合うこと。「平等—」
ご‐けい【御禊】
1 天皇の即位後、大嘗会(だいじょうえ)の前月に賀茂川の河原などで行うみそぎの儀式。江戸時代は御所内で行われた。 ...
ご‐けい【御慶】
⇒ぎょけい(御慶)
ご‐けい【語形】
1 語の外形。音韻の連続体としてとらえた語の形。 2 単語が文法的な働きに応じて変化するそれぞれの形。
ごけい‐かんぜい【互恵関税】
特定の二国間貿易において、相互に関税率を引き下げ、第三国に対するよりも低率にする関税。
ご‐けいし【呉敬梓】
[1701〜1754]中国、清(しん)初の文学者。安徽(あんき)省全椒(ぜんしょう)の人。字(あざな)は敏軒(びん...
ごけい‐じょうやく【互恵条約】
特定の二国間で、第三国に対するよりも通商上有利な条件を相互に与え合うことを取り決めた条約。
ご‐けいそう【御恵送】
「恵送」に同じ。
ご‐けいぞう【御恵贈】
「恵贈」に同じ。
ご‐けいとう【御恵投】
「恵投」に同じ。
ごけい‐へんか【語形変化】
1 文法的機能の変化や他の語との接続関係によって、語の形が変化すること。例えば、「赤い」に助詞「ば」が接続するとき...
ご‐けいよ【御恵与】
「恵与1」に同じ。
ごけ‐いり【後家入り】
1 未亡人のところに婿入りすること。 2 後妻として入ること。また、その人。 3 ひとそろいの道具の不足分を他から...
ごけい‐ろん【語形論】
⇒形態論
ごけ‐ざや【後家鞘】
刀身に合わない、間に合わせの鞘。また、刀身をなくした鞘。
ごけ‐しちしゅう【五家七宗】
禅宗の五家に、臨済宗の分派である楊岐(ようぎ)派・黄竜派を加えたもの。
ごけ‐しまだ【後家島田】
江戸時代、後家となった中流以下の女性が結った島田髷(まげ)。元結の上に白いしごき紙を結んだもの。主に京坂で行われた...
ごけ‐だおし【後家倒し】
1 《後家の賃仕事である稲こきを取り上げる意から》千把扱(せんばこ)きの異称。 2 《後家をたらしこむ意》色男。ご...
ごけ‐ぢゃわん【後家茶碗】
対になっている茶碗の、一方が失われて一つだけになったもの。
ごけ‐なわ【後家縄】
太平洋側の漁村で、マグロ漁の延縄(はえなわ)のこと。船がしばしば遭難し、多くの未亡人が出たところからという。
ご‐けにん【御家人】
1 鎌倉時代、将軍直属の武士。将軍に忠誠義務を尽くす代償に、所領安堵・新恩給与などの保護を受けた。 2 江戸時代、...
ごけにん‐かぶ【御家人株】
江戸時代、御家人が生活困窮によって農民・町人などに売り渡した家格。表向きは養子縁組の形をとった。
ごけにん‐やく【御家人役】
鎌倉幕府の御家人が幕府に対して義務として負った役。戦時の軍役、京都・鎌倉の大番役、異国警護番役など。
後家(ごけ)の頑張(がんば)り
夫と死別した女性が、一家の生活を支えるためになりふりかまわず奮闘すること。力不足だが精一杯やっていることのたとえに...
ごけ‐ぶた【後家蓋】
器物が壊れたり、本体がなくなったりして、あとに残ったふた。また、代用のふたや、間に合わせのふた。
ごけ‐ぶん【後家分】
1 武家などの妻で、後家となった者の受ける応分の保証。「今も—を得て、乏(とも)しからであんなるぞ」〈古活字本平治...
ごけ‐わげ【後家髷】
⇒後家島田(ごけしまだ)
後家(ごけ)を立(た)・てる
再婚せず後家のままで世を送る。「—・てて家を守る」
ご‐けん【五見】
仏語。仏教で批判される五つの誤った見解。実体的自我があるとする我見(がけん)と一切のものが我に属するとする我所見(...
ご‐けん【誤見】
誤った見方。まちがった見解。
ご‐けん【護憲】
現行の憲法を守ること。また、立憲政治を守ること。
ご‐げん【御見】
《「御見参」の略。「ごけん」とも》お目にかかること。御面会。江戸時代、主に遊女が用いた語。「忙(せは)しき—に枕も...
ごけん‐うんどう【護憲運動】
大正期、当時の藩閥・官僚政府を打倒して政党内閣をつくろうとした政治運動。大正元年(1912)長州閥で陸軍の長老桂太...
ごけん‐けんぽう【五権憲法】
中国の孫文が提唱した政府組織の原則。行政・立法・司法の三権に、中国古来の考試・監察の二権を加えたもの。
ご‐けんさつ【御賢察】
「賢察」に同じ。「諸事情—のうえご了承ください」
ごけん‐ざん【五剣山】
香川県北部の山。標高375メートル。屋島の東にある半島の中央に位置し、五つの岩峰が屹立(きつりつ)していたのでいう...
ごけん‐さんぱ【護憲三派】
大正13年(1924)第二次護憲運動を推進した憲政会・立憲政友会・革新倶楽部の三つの政党。
ごけん‐しゃ【五間社】
神社本殿の正面に6本の柱を用いたもの。柱間(はしらま)が五つになることからの名。
ご‐けんしょう【御健勝】
「健勝」の尊敬語。「ますますの—をお祈りいたします」
ご‐けんち【誤検知】
⇒フォールスポジティブ2
ご‐けんてい【五賢帝】
ローマ帝国の最盛期に在位した五人の優れた皇帝。ネルワ・トラヤヌス・ハドリアヌス・アントニヌス=ピウス・マルクス=ア...
ご‐げ【五悔】
天台宗で、罪過を消滅するために行う五つの行。懺悔(さんげ)・勧請(かんじょう)・随喜・回向(えこう)・発願(ほつがん)。
ご‐げ【五礙】
「五障(ごしょう)」に同じ。
ご‐げん【五弦/五絃】
1 弦楽器の5本の弦。 2 「五弦琴」または「五弦琵琶」の略。
ご‐げん【五眼】
仏語。真理を認識する能力を、眼になぞらえて5種に整理したもの。肉眼(にくげん)・天眼(てんげん)・慧眼(えげん)・...
ご‐げん【御監】
1 馬寮(めりょう)を総裁した職。左右各一人で、近衛大将(このえのだいしょう)が兼任した。うまのつかさ。 2 親王...
ご‐げん【語源/語原】
個々の単語の本来の形や意味。また、個々の単語の成立の由来や起源。
ごげん‐がく【語源学】
言語学の一部門。語源を史的言語学や比較言語学の方法により追究する学問。
ごげん‐きん【五弦琴】
中国古代の弦楽器。弦を5本張った琴。今は伝わらない。
ごげんしゅう【五元集】
江戸中期の俳諧集。4冊。榎本其角(えのもときかく)自撰、小栗旨原(おぐりしげん)編。延享4年(1747)刊。其角自...