すい‐そ【水素】
非金属元素の一。最も軽い気体元素。無色・無臭・無味。燃焼させると淡青色の炎を上げ、酸素と化合して水を生じる。水を電...
すいそ‐イオン【水素イオン】
水素原子が電子1個を失ってできた一価の陽イオン。記号H+ 水溶液中ではオキソニウムイオンH3O+として存在。
すいそイオン‐しすう【水素イオン指数】
水素イオン濃度を表す指数。水素イオン濃度の逆数の常用対数。液の酸性・アルカリ性の程度を表すのに使い、中性では7、酸...
すいそイオン‐のうど【水素イオン濃度】
溶液1リットル中の水素イオンの量をモル数で示したもの。[H+]で表す。溶液の酸性の度合いを示し、実用的には水素イオ...
すいそイオン‐のうどしじやく【水素イオン濃度指示薬】
⇒酸塩基指示薬
すいそイオン‐のうどしすう【水素イオン濃度指数】
⇒水素イオン指数
すい‐そう【水草】
淡水中またはその水辺に生える草。みずくさ。
すい‐そう【水葬】
[名](スル)遺体を川や海などに投じてほうむること。「母なる川に—する」「—礼」
すい‐そう【水槽】
1 水をためておく大きな容器。みずおけ。 2 魚などを飼うための容器。
すい‐そう【水艙】
飲料用・ボイラー用・荷足(にあし)用の水を船内に貯蔵する所。
すい‐そう【吹奏】
[名](スル)吹きかなでること。管楽器を吹いて音楽を演奏すること。「校歌を—する」
すいそう‐かん【水想観】
仏語。観経に説く十六観の一。水や氷の清らかなさまを想(おも)うことによって極楽浄土のさまを観想する方法。水観。
すいそう‐がく【吹奏楽】
木管・金管楽器を主体とし、打楽器を加えた編成で演奏される音楽。
すいそう‐がくだん【吹奏楽団】
吹奏楽を演奏する楽団。ブラスバンド。
すいそうがくのためのくみきょく【吹奏楽のための組曲】
《原題、Suite for Military Band》ホルストの吹奏楽組曲。第1番変ホ長調(1909年作曲)と第...
すいそう‐がっき【吹奏楽器】
⇒管楽器(かんがっき)
すいそうものがたり【水葬物語】
塚本邦雄の第1歌集。昭和26年(1951)刊。親友、杉原一司の死を悼(いた)んで120部のみ制作されたもの。中井英...
すいそう‐りゅう【吹送流】
風のために水面が移動し、他の場所の水がこれを補うかたちで生じる流れ。→風成(ふうせい)海流
すいそ‐エンジンしゃ【水素エンジン車】
⇒水素自動車
すいそ‐か【水素化】
分子の不飽和結合に水素を付加させる還元反応。触媒による接触水素化反応と、還元剤による化学的還元法がある。マーガリン...
すいそ‐かいしつ【水素改質】
⇒水蒸気改質
すいそか‐けいそ【水素化珪素】
⇒シラン
すいそか‐ねつ【水素化熱】
化合物に水素を付加させる水素化によって生じる反応熱。通常、1モルの化合物の水素化にともなって出入りする熱量の値で表す。
すいそか‐ぶつ【水素化物】
水素とほかの元素との二元化合物。ただし、ふつう水素より電気陰性の強い元素との化合物は含めない。
すいそかぶつ‐イオン【水素化物イオン】
水素原子が電子1個受け取ってできた一価の陰イオン。記号H− ヒドリドイオン。
すいそか‐ほうそ【水素化硼素】
⇒ボラン
すいそか‐りん【水素化燐】
⇒ホスフィン
すいそかんげん‐せいてつ【水素還元製鉄】
石炭の代わりに水素を還元に用いる製鉄。その工程で地球温暖化の原因となる二酸化炭素の排出を削減できるため、商用に向け...
すいそきゅうぞう‐ごうきん【水素吸蔵合金】
水素を自己の体積の1000倍以上吸収する能力をもつ合金。材料はニッケル・チタン・鉄など。水素を低温・高圧下で吸収し...
すい‐そく【垂足】
垂線(すいせん)の足。→垂線
すい‐そく【推測】
[名](スル)ある事柄をもとにして推量すること。「犯行の動機を—する」 →推察[用法]
すいそく‐こうほう【推測航法】
船舶・航空機で、天体観測や地上物の方位測定によらず、もっぱらコンパスなどの計器によって、現在位置・針路・速度などを...
すいそく‐とうけいがく【推測統計学】
⇒推計学
すいそ‐けつごう【水素結合】
電気陰性度の強い二つの原子間に水素原子が入ってできる結合。通常の共有結合よりはるかに弱いが、水分子間や生体のDNA...
すいそ‐さいきん【水素細菌】
水素と酸素の反応によって生じる化学エネルギーを利用し、炭酸同化作用を行う細菌。ふつう有機物を摂取できる従属栄養細菌...
すいそ‐さん【水素酸】
酸素を含まない酸の総称。塩酸(HCl)・臭化水素酸(HBr)・シアン化水素酸(HCN)など。
すいそさんそ‐ねんりょうでんち【水素酸素燃料電池】
燃料電池の一種。正極に酸素、負極に水素を用いる。化学反応によって継続的に電力が発生するが、水しか排出しないクリーン...
すいそ‐しゃかい【水素社会】
日常生活や産業活動の主要なエネルギー源として水素を利用する社会。 [補説]水素は燃焼する際に二酸化炭素などの温室効...
すいそ‐じどうしゃ【水素自動車】
水素を燃料として走る自動車。エンジンは従来のガソリンエンジンの改良で済む。課題は水素の貯蔵方式と貯蔵容器にある。水...
すいそ‐スタンド【水素スタンド】
⇒水素ステーション
すいそ‐ステーション【水素ステーション】
燃料電池車や水素自動車に、燃料となる高純度の水素を供給する施設。水素スタンド。
すいそ‐ぜいか【水素脆化】
鋼材などが水素を吸収することで強度が低下する現象。水素割れ。
すいそちょぞう‐ごうきん【水素貯蔵合金】
⇒水素吸蔵合金
すいそ‐てんか【水素添加】
⇒水素化
すいそ‐でんきょく【水素電極】
白金黒(はっきんこく)をつけた白金板を電極として、下半分を水素イオンを含む溶液中に挿入し、上半分を水素ガスに接触さ...
すいそでんたつ‐けい【水素伝達系】
⇒呼吸鎖
すいそ‐はつでん【水素発電】
水素そのものを燃焼させてタービンを回して電気エネルギーを取り出す発電方式。火力発電の一種。
すいそ‐ばくだん【水素爆弾】
原子爆弾の一種。水素の同位体の核融合によって放出されるエネルギーを利用する爆弾。起爆薬には小型の原子爆弾を使う。水爆。
すいそ‐ばくはつ【水素爆発】
水素と酸素が急激に反応して爆発的な燃焼を起こすこと。空気中では、水素濃度が4〜75パーセントの範囲で爆発を起こす可...
すいそ‐ばくめいき【水素爆鳴気】
⇒爆鳴気