すうり‐けん【数理研】
「京都大学数理解析研究所」の略称。
すうり‐げんごがく【数理言語学】
言語の統計処理や電算機言語学など、数学の原理を応用した言語学の一分野。
すうり‐しんりがく【数理心理学】
数学的手法を導入した心理学の一分野。統計的な処理だけでなく、数学モデルやゲームの理論によって心理現象を説明する手法...
すうり‐てつがく【数理哲学】
数学に関連する事柄を研究する哲学。19世紀末におけるカントルの集合論以後、数学基礎論の展開と関係が深く、著しい発達...
すうり‐とうけいがく【数理統計学】
統計学の数学的側面について研究する応用数学の一分野。観察対象となる母集団の統計的性質を記述する記述統計学と、母集団...
すうり‐ぶつりがく【数理物理学】
物理学における諸問題を数学的解析に重点を置いて研究する学問分野。
すうり‐モデル【数理モデル】
現実の対象を簡略化し、物理法則にしたがって諸量の関係を数学的に表したもの。とくに時間変化する現象を微分方程式などで...
すう‐りょう【数量】
数と量。また、分量。
すうりょう‐けいき【数量景気】
価格の上昇によらず、販売量が増大することによって企業収益が増加し、好況になる状態。→価格景気
すうり‐ろんりがく【数理論理学】
⇒記号論理学
すう‐れつ【数列】
1 2、3か5、6ぐらいの列。いくつかの列。 2 ある一定の規則に従って順に並べられた数の列。おのおのの数を項という。
すうろ‐の‐がく【鄒魯の学】
《孟子が鄒の人、孔子が魯の人であるところから》孔孟の学。儒学。
すう‐ろん【数論】
「整数論」に同じ。
すうろん‐きかがく【数論幾何学】
整数論の諸問題を代数幾何学的な手法を用いて研究する数学の一分野。
すうわり
[副]すらりとしたさま。しなやかなさま。「ほっそり—柳腰とさへいふじゃあねえか」〈滑・浮世風呂・二〉
すえ【末】
1 (本(もと)に対して)続いているものの先端の方。末端。「毛の—」 2 川下(かわしも)。下流。「山中の渓流の—...
すえ【陶】
陶器。すえもの。「茅渟(ちぬ)の県(あがた)—の邑(むら)に」〈崇神紀〉
すえ【仮髻/仮髪】
奈良・平安時代に、女性の髪に添えた添え髪。〈和名抄〉
すえ‐いし【据(え)石】
庭などに据えておく石。置き石。
スエーター
⇒セーター
すえ‐おき【据(え)置き】
1 すえつけておくこと。「休憩所に—の腰掛け」 2 そのままの状態にしておくこと。「定価は—のまま」 3 預貯金・...
すえおきがた‐ゲームき【据(え)置き型ゲーム機】
《console game machine》⇒家庭用ゲーム機
すえ‐お・く【据(え)置く】
[動カ五(四)] 1 場所を定めて据え備える。「庭に石灯籠を—・く」 2 動かさないで、また手をつけないで、そのま...
すえ‐おそろし・い【末恐ろしい】
[形][文]すゑおそろ・し[シク]将来どうなることかと、恐ろしく思われる。「—・い少年」「—・い自然破壊」
すえ‐かた【末方】
宮廷の御神楽(みかぐら)のとき、二組に分かれた歌い手のうち、あとに歌いはじめる側。神殿に向かって右側に位置する。⇔...
すえ‐かなもの【据(え)金物/居文金物】
飾りにすえつける金具。甲冑の装飾金具など。
すえかわ‐ひろし【末川博】
[1892〜1977]法学者。山口の生まれ。滝川事件で京大法学部を辞職。のち、立命館大学総長。専攻の民法だけでなく...
すえ‐き【須恵器/陶器】
日本古代の灰色の硬質土器。一部轆轤(ろくろ)を利用して作り、穴窯(あながま)を用いて1200度くらいの高温で焼く。...
すえ‐きち【末吉】
おみくじで、あとになって開ける運のこと。
すえ‐くさ・し【饐え臭し】
[形ク]飲食物が腐ったような悪臭である。「この布団はだいぶ—・くなった」〈洒・穴知鳥〉
すえ‐くち【末口】
丸太などの細い方の端。また、細い方の切り口。⇔元口(もとくち)。
すえ‐こ【末子】
「末っ子」に同じ。
すえ‐ごたつ【据え炬燵】
床に炉をつくった、据えつけのこたつ。切りごたつ。掘りごたつ。
すえ‐ごし【据(え)腰】
歩くとき、腰をすえて上体をくずさない姿勢。また、その腰つき。もとは遊女の道中姿であったが、のちには一般女性もまねる...
すえ‐ざ【末座】
末の座席。下座(しもざ)。まつざ。
すえ‐ざま【末様/末方】
末の方。終わりごろ。「はじめつかたはうるはしく…書きたりけるが、やうやう—になりて」〈宇治拾遺・五〉
すえ‐しじゅう【末始終】
1 (副詞的にも用いる)行く末長い間。のちのちまで。「那(ああ)いう辛抱人へ還った方が—の為だぜ」〈風葉・世間師〉...
末(すえ)四十(しじゅう)より今(いま)の三十(さんじゅう)
⇒末始終より今の三十
末始終(すえしじゅう)より今(いま)の三十(さんじゅう)
《「始終」を「四十」に掛けた言葉》将来多く得るよりも、現在少しでも手にするほうがよい。
スエズ
エジプト北東部の港湾都市。スエズ運河の南端にあり、紅海に面する。古代エジプト時代より交通の要地として栄え、7世紀以...
スエズ‐うんが【スエズ運河】
エジプトの運河。スエズ地峡を貫き、紅海と地中海とを結ぶ。フランス人レセップスの計画により着工し1869年に開通、フ...
すえ‐ずえ【末末】
1 時間的に先のほう。行く末。さきざき。将来。副詞的にも用いる。「—楽しみな少年」 2 子孫。後裔(こうえい)。「...
スエズ‐ちきょう【スエズ地峡】
エジプト北東部にある、アジアとアフリカをつなぐ地峡。地中海と紅海を結ぶスエズ運河が横断する。
すえ‐ぜん【据(え)膳】
1 すぐ食べられるように、食膳を整えて人の前に据えること。また、その膳。「上げ膳—」 2 物事の準備を整えて人を待...
据(す)え膳(ぜん)食(く)わぬは男(おとこ)の恥(はじ)
女のほうから言い寄ってくるのを受けないのは男の恥であるということ。
すえ‐たのもし・い【末頼もしい】
[形][文]すゑたのも・し[シク]行く末が頼もしく思われる。将来が期待される。「—・い若人」
すえっ‐こ【末っ子】
いちばんあとに生まれた子供。兄弟のうちで最年少の子。ばっし。すえこ。
スエット
牛や羊などの、腰や腎臓付近の堅い脂肪。
スエット
⇒スウェット
すえ‐つ‐かた【末つ方】
《「つ」は「の」の意の格助詞》 1 月や季節などの終わりのころ。「秋の—、いともの心細くて」〈源・若紫〉 2 一続...