たなご【鱮】
1 コイ科タナゴ亜科の淡水魚。全長約10センチ。体は細長く、一対の口ひげは短く、背部は暗褐色、他は銀白色。産卵期の...
た‐なごい【手拭ひ】
てぬぐい。たのごい。「—の箱つかはすとて」〈続後拾遺・離別・詞書〉
たな‐ごおり【棚氷】
大陸氷河(氷床)が海に張り出して浮いている部分。厚さ100〜300メートル、先端部で卓状氷山を分離する。南極大陸の...
た‐な‐ごころ【掌】
《手の中心の意》てのひら。手の裏。たなうら。
掌(たなごころ)に◦する
手に握る。思いのままに支配する。「おいおい当城を—◦し」〈逍遥・桐一葉〉
掌(たなごころ)の中(うち)
手の中にあるように物事が思いのままになること。
掌(たなごころ)の玉(たま)
手の中の宝玉。大切なもの、また愛児・愛妻をたとえていう語。掌中の珠。
掌(たなごころ)を合(あ)わ・す
手を合わせて拝む。合掌する。「九院こぞって—・せ」〈太平記・一四〉
掌(たなごころ)を返(かえ)・す
1 物事がたやすくできることのたとえ。「—・すよりやさしいわざ」 2 簡単に態度や考え方などが変わることのたとえ。...
掌(たなごころ)を指(さ)す
物事がきわめて明白で疑問の余地もないことのたとえ。