だい‐はいぐうし【大配偶子】
⇒雌性配偶子
大(だい)は小(しょう)を兼(か)ねる
大きいものは、小さいものの役目もすることができる。
だい‐はじめ【代始め】
帝位・将軍職・家督などを継いだ始めの年。「我朝改元の例は—または革命、革令…等の事によれり」〈折たく柴の記・下〉
だい‐はち【大八/代八】
「大八車」の略。
だいはち‐ぐるま【大八車】
荷物運搬用の二輪車で、二、三人でひく大型のもの。八人の代わりをする車の意からとも、大津八町の約で、その地に昔からあ...
だいはち‐げいじゅつ【第八芸術】
文芸・音楽・絵画・演劇・建築・彫刻・舞踊に次いで、8番目に現れた芸術。映画、特に無声映画のこと。→第九芸術
だいはち‐こうとうがっこう【第八高等学校】
旧制高校の一。明治41年(1908)名古屋に開設。昭和24年(1949)新制名古屋大学に統合。略称、八高。→ナンバ...
だいはちよう‐の‐くるま【大八葉の車】
牛車(ぎっしゃ)の八葉の車の一。車の箱にかいた八葉の文様が大きく、高位の者が用いたもの。おおはちようの車。
だい‐はっかい【大発会】
取引所で、一年の最初の立ち会い。通常1月4日。⇔大納会。
だい‐はつ【大発】
大型の発動機艇。
だいはつねはんぎょう【大般涅槃経】
小乗経典。3巻。法顕(ほっけん)訳。釈迦の入滅前後のことを記したもの。 大乗教典。原典は失われ、北涼の曇無讖(どん...
代(だい)は見(み)てのお帰(かえ)り
代金は、見て気に入ったら帰りに払って下さい、の意。見世物で、客の呼び込みに用いる言葉。お代は見てのお帰り。
だい‐ばん【台盤】
《「だいはん」とも》公家の調度の一。食器や食物をのせる台。4脚・横長の机状で、朱または黒の漆塗り。上面は縁が高く、...
だい‐はんじ【大判事】
1 律令制で、刑部(ぎょうぶ)省や大宰府の上級の判事。中判事の上。 2 明治2年(1869)の制度で、最上級の判事。
だい‐はんそん【大半損】
地震保険の損害区分の一つ。従来の「半損」を細分化したもので、居住用建物の主要構造部(壁・柱・床・梁(はり)・屋根・...
だい‐はんにゃ【大般若】
「大般若経」の略。 狂言。和泉(いずみ)流。信者の家で、神楽をあげにきた神子(みこ)と祈祷(きとう)をしにきた僧...
だいはんにゃ‐きょう【大般若経】
大乗経典。600巻。唐の玄奘(げんじょう)訳。「仁王(にんのう)経」「般若心経」以外の般若部諸経を集大成したもので...
だいはんにゃきょう‐え【大般若経会】
大般若経を転読する法会。国家鎮護のため東大寺・大安寺・薬師寺などで行われた。
ダイ‐ハード
最後まで頑張ること。また、頑強に抵抗する人。
だい‐ば【台場】
江戸末期、海防の目的で要害の地につくった砲台。→品川台場 東京都港区の地名。東京港埋立13号地の北部を占め、臨海副...
だいば【提婆】
《(梵)Āryadevaの音写》3世紀のインドの仏教哲学者。中観哲学派の祖。ナーガールジュナ(竜樹)の弟子となり、...
だい‐ばかり【台秤】
比較的大型の物の重さを量るはかり。量ろうとする物を台の上にのせ、その重量を、てこやばねによって目盛りのある棹(さお...
だい‐ばこ【台箱】
江戸時代、市中を回る髪結いが、結髪の道具を入れて持ち歩いた箱。
ダイバーシティー
《「ダイバシティー」とも》 1 多様性。相違点。 2 企業で、人種・国籍・性・年齢を問わずに人材を活用すること。こ...
だいばだった【提婆達多】
《(梵)Devadattaの音写》釈迦の従兄。釈迦の弟子となったが、のちに背き、阿闍世(あじゃせ)王をそそのかして...
だいばだった‐ぼん【提婆達多品】
法華経の第十二品。提婆達多と竜女の成仏を通して、悪人などの成仏を説く。
だい‐ばつ【題跋】
1 題辞と跋文。 2 巻物や書物の末尾につける文章。跋文。
だい‐ばん【大盤】
《「たいばん」とも》食物や水などを入れるための大きな器。
だい‐ばんじゃく【大盤石/大磐石】
1 大きな岩。 2 物事の基礎がしっかり据わって、揺るぎのないこと。「—の備え」
だいばん‐どころ【台盤所】
1 台盤を置く所。宮中では、清涼殿(せいりょうでん)の一室で女房の詰め所。貴族の家では、食物を調理する台所。 2 ...
ダイバー
1 潜水をする人。また、潜水夫。潜水士。 2 水泳の飛び込みをする人。また、その競技の選手。 3 スカイダイビング...
ダイバーシティーきょういく【ダイバーシティ教育】
人種・国籍・ジェンダー・年齢・障害・宗教・価値観などが多様であることを理解し、相互に尊重する態度や行動を促す教育。...
ダイバージョン
1 転換。(資金の)流用。 2 航空機が、目的飛行場の天候不良などで、他の飛行場に着陸すること。
ダイバーズ‐ウオッチ
潜水者用の時計。100メートル以上潜っても防水がきき、暗い水中でも夜光塗料などにより文字盤が読める。
ダイバーター
プラズマが核融合炉壁に触れないようにするための補助磁石。
ダイバート
[名](スル)《方向転換の意》天候などの都合で航空機が目的地に着陸できず、代替空港に着陸すること。
ダイパー
おむつ。「ペーパー—(=紙おむつ)」
ダイパー‐ケーキ
《diaperはおむつの意》紙おむつを丸めて束ね、デコレーションケーキのような形に仕立ててリボンや造花などで飾った...
だい‐ひ【大悲】
仏語。衆生(しゅじょう)の苦しみを救う仏・菩薩(ぼさつ)の大きな慈悲。「大慈—」 「大悲菩薩」「大悲観音」の略。
だいひ‐かく【大悲閣】
観世音菩薩像を安置した仏堂。観音堂。 京都市西京区嵐山山腹にある黄檗宗の寺、千光寺の山号。角倉了以(すみのくらりょ...
だいひ‐かんのん【大悲観音】
観世音菩薩の総称。 六観音の一、千手観音の異称。
だい‐びき【代引き】
《「だいひき」とも》 1 「代金引換(だいきんひきかえ)」の略。 2 「代金引換サービス」「代金引換郵便」などの略。
だい‐ひきもの【台引き物】
客への土産として、膳部(ぜんぶ)に添えて出す肴(さかな)・菓子の類。「ありがた加田海布(かだめ)の—」〈浄・宵庚申〉
だいひ‐さ【大悲者】
⇒だいひしゃ(大悲者)
だいひ‐しゃ【大悲者】
仏語。大慈悲者の意で、諸仏や諸菩薩(ぼさつ)、特に観世音菩薩をいう。だいひさ。
だいひ‐じゅ【大悲呪】
千手観音の功徳を説く82句の陀羅尼(だらに)。「千手観音大悲陀羅尼経」に記される。
だいひ‐たもんてん【大悲多聞天】
大慈悲を示す多聞天。毘沙門天(びしゃもんてん)。
だい‐ひつ【大弼】
1 律令制で、弾正台(だんじょうだい)の次官。少弼(しょうひつ)の上に置かれた。 2 孝謙天皇の時の紫微中台(しび...
だい‐ひつ【代筆】
[名](スル)本人に代わって書くこと。代書。「母の手紙を—する」
ダイヒ‐どおり【ダイヒ通り】
《Deichstraße》ドイツ北部の都市ハンブルクの通り。14世紀ごろに最初の港があった場所で、運河に面する。1...