ちよ‐がみ【千代紙】
紙に、花紋など種々の模様を色刷りにしたもの。小箱の表張りや紙人形の衣装などに用いる。初め、京都で鶴亀・松竹梅などを...
ちよがみ‐ざいく【千代紙細工】
千代紙で人形などを作ること。また、その作った人形など。
ちよ‐き【千代木】
松の別名。
ちよじょ【千代女】
[1703〜1775]江戸中期の女流俳人。加賀の人。各務支考(かがみしこう)・中川乙由(なかがわおつゆう)らに学ん...
ちよだ【千代田】
東京都の区名。昭和22年(1947)神田・麹町の両区が合併して成立。皇居・国会議事堂・官庁街・東京駅などがある。人...
ちよだ‐く【千代田区】
⇒千代田
ちよだ‐じょう【千代田城】
江戸城の異称。
千代(ちよ)に八千代(やちよ)に
千年も、さらにいく千年も。永久の栄えを祈る言葉。「わが君は—さざれ石の巌(いはほ)となりてこけのむすまで」〈古今・賀〉
ちよ‐の‐はる【千代の春】
千年もの長寿・繁栄を祈って祝う初春。《季 新年》
ちよのふじ‐みつぐ【千代の富士貢】
[1955〜2016]力士。第58代横綱。北海道出身。本名、秋元貢。愛称はウルフ。通算1045勝、幕内通算807勝...
ちよのやま‐まさのぶ【千代の山雅信】
[1926〜1977]力士。第41代横綱。北海道出身。本名、杉村昌治。突っ張りを得意とし、優勝6回。引退後、年寄九...
ちよみ‐ぐさ【千代見草】
1 菊の別名。 2 松の別名。
ち‐よろず【千万】
限りなく多い数。無数。「—の神々」
千代(ちよ)を籠(こ)・む
千年後までも栄えるめでたいしるしをもっている。「君が経む—・めてや春くればみ垣の竹の色のことなる」〈新葉・賀〉
ち‐らい【地雷】
1 ⇒じらい(地雷) 2 地上の雷声。怒濤(どとう)の響きなどにたとえていう語。「大道轟き—の如し」〈浮・永代蔵・一〉
ち‐らい【地籟】
地上に起こるいろいろの響き。「天籟か、—か、我が此の心に真個革命の猛火を燃やしたのであった」〈木下尚江・良人の自白〉
ちら◦う【散らふ】
[連語]《動詞「ち(散)る」の未然形+反復継続の助動詞「ふ」。上代語》散りつづける。しきりに散る。「秋萩の—◦へる...
ちらか・す【散らかす】
[動サ五(四)] 1 まとまっていたものを、ばらばらにする。物を一面に乱雑に広げる。「子供が部屋を—・す」 2 動...
ちらか・る【散らかる】
[動ラ五(四)]物が乱雑に広がる。散乱する。「足の踏み場もないほど—・る」
ち‐らく【地絡】
電気を大地に逃がすためにつなぐアースのこと。
チラコイド
葉緑体中にみられる扁平な袋状の膜。葉緑素など光合成に必要な成分を含み、積み重なってグラナを構成している。
ちらし【散らし】
《動詞「ちらす」の連用形から》 1 広告・宣伝のために配る印刷物。多くは一枚刷りで、新聞に折り込んで配る。散らし広...
ちらし‐がき【散らし書(き)】
色紙・短冊などに、和歌や文句を行頭・行末や行間をそろえず、濃く薄く、太く細く、さまざまに散らして書くこと。
ちらし‐がた【散らし形】
「散らし模様」に同じ。「木綿鹿の子の—に、茜(あかね)裏をふきかへさせ」〈浮・一代男・三〉
ちらし‐がみ【散らし髪】
髪を結ばずに、散らしたままにしておくこと。また、その髪。「幽霊は—なれど」〈紅葉・二人むく助〉
ちらし‐ぐすり【散らし薬】
患部のはれや痛みをやわらげるのに用いる薬。「—には崛竟の物が参った」〈二葉亭・浮雲〉
ちらし‐こうこく【散らし広告】
「散らし1」に同じ。
ちらし‐ずし【散らし鮨】
鮨飯の上に、刺身・ゆでた小えび・玉子焼き・かまぼこ・かんぴょうなどを並べた鮨。関西では、小さく切った具を鮨飯にまぜ...
ちらし‐だいこ【散らし太鼓】
《客を散らし帰すところから》興行の終わったときに鳴らす太鼓。追い出し。打ち出し太鼓。
ちらし‐どり【散らし取り】
1 歌ガルタの遊び方の一。取り札を無造作に散らして置き、取り合うもの。 2 前相撲や稽古のときにする、仕切りなしの...
ちらし‐もよう【散らし模様】
とびとびに散らした模様。散らし形。
ちらし‐よね【散らし米】
⇒打ち撒(ま)き
ちら・す【散らす】
[動サ五(四)] 1 くっついているものを離し落とす。ばらばらに散るようにする。散乱させる。「花を—・す無情の嵐」...
ちら‐ちら
[副](スル) 1 小さいものが飛び散るさま。「雪が—(と)舞いはじめる」 2 小さい光が強まったり弱まったり、ま...
ちらっ‐と
[副]ちらりと。ちらと。「通りすがりに—見る」「うわさを—聞いた」
ちらつか・せる
[動サ下一][文]ちらつか・す[サ下二] 1 おどしたり、気を引いたりするために、ちらちらと見せる。「刃物を—・せ...
ちら‐つ・く
[動カ五(四)] 1 見えたり消えたりする。「まぶたに—・く面影」 2 小さい光が瞬間的に強まったり弱まったりする...
チラデンチス
⇒チラデンテス
チラデンテス‐きゅうでん【チラデンテス宮殿】
《Palácio Tiradentes》ブラジル南東部の都市リオデジャネイロの旧市街にある建物。1926年に建造。...
チラデンテス‐ひろば【チラデンテス広場】
《Praça Tiradentes》ブラジル南東部、ミナスジェライス州の古都オーロプレトにある広場。市街中心部に位...
チラデンテス
ブラジル南東部、ミナスジェライス州の町。サンジョアンデルレイの北東郊に位置する。18世紀初頭に開かれ、サンアントニ...
ちら‐と
[副]ちらりと。ちらっと。「瞬時—小隊長の顔を見」〈火野・土と兵隊〉
チラナ
アルバニア共和国の首都。同国中部の工業都市。17世紀にトルコにより建設された。1920年から首都。人口、行政区39...
チラノサウルス
⇒ティラノサウルス
ちらば・す【散らばす】
[動サ五(四)]散らばるようにする。散らす。「軍勢を左右に—・す」
ちら‐ばら
[形動][文][ナリ]あちこちに散らばっているさま。まばらであるさま。「雁の形の琴柱(ことじ)が—に立っているのも...
ちらば・る【散らばる】
[動ラ五(四)] 1 まとまっていたもの、1か所にあったものが、あちこちに離れ離れになって広がる。散在する。「全国...
ちら‐ほら
[副]少しずつまばらにあるさま。また、たまにあるさま。ちらりほらり。「桜の花が—(と)咲きはじめる」「街には半袖姿...
ちら‐み【ちら見】
[名](スル)俗に、ちらりと見ること。ちらちらと盗み見ること。「気になる女性を—する」
ちら‐みせ【ちら見せ】
ちらりと見せること。特に、ファッションで、肌や肌着などを少しだけ見せる着こなしのこと。