つれ‐だか【連(れ)高】
市場で、ある会社の株や商品が値上がりすると、同じ業種の株、同類の商品もつられて値上がりする現象。追随高。→連れ安
つれ‐だ・す【連(れ)出す】
[動サ五(四)]誘って外へつれていく。誘い出す。「友人を飲みに—・す」
つれ‐だ・つ【連(れ)立つ】
[動タ五(四)]一緒に行く。伴って行く。「—・って遊園地に出かける」
つれ‐づれ【徒然】
《「連(つ)れ連(づ)れ」の意》 [名・形動] 1 することがなくて退屈なこと。また、そのさま。手持ちぶさた。「読...
つれづれぐさ【徒然草】
鎌倉時代の随筆。2巻。吉田兼好著。元徳2〜元弘元年(1330〜1331)ごろ成立か。随想や見聞などを書きつづった全...
つれづれぐさしょう【徒然草抄】
江戸前期の注釈書。13巻。加藤盤斎著。寛文元年(1661)刊。兼好の伝記を巻頭に置き、徒然草の仏教思想を中心に評釈...
つれづれぐさもんだんしょう【徒然草文段抄】
江戸前期の注釈書。7巻。北村季吟著。寛文7年(1667)刊。徒然草を244段に分け、注釈の旧説を取捨してのせ、自説...
つれ‐て【連れて】
[接]それとともに。それにしたがって。「車が大変普及し、—交通事故が増えた」 [連語]⇒につれて
つれ‐どうしん【連(れ)道心】
共に仏道に志すこと。また、その人々。
つれ‐な・い
[形][文]つれな・し[ク] 1 思いやりがない。薄情である。冷淡である。「—・い態度」「—・い仕打ち」 2 そし...
つれなし‐がお【つれなし顔】
そしらぬ顔。平気なふり。「一日(ひとひ)は、—をなむ、めざましうと許し聞こえざりしを」〈源・若菜上〉
つれなし‐づく・る【つれなし作る】
[動ラ四]なにげないようすをする。平気なふりをする。「人や見ると涙は—・りて、」〈かげろふ・中〉
つれ‐びき【連(れ)弾き】
琴・三味線などを二人以上で一緒に弾き合わせること。連奏。
つれ‐びと【連(れ)人】
連れ立っている人。同伴者。連れ。
つれ‐ぶき【連(れ)吹き】
笛・尺八などを二人以上で吹いて合わせること。
つれ‐ぶし【連(れ)節】
他の人と節を合わせてうたうこと。
つれ‐まい【連(れ)舞】
同じ振りの舞を二人以上の人がいっしょに舞うこと。また、その舞。
つれ‐もど・す【連(れ)戻す】
[動サ五(四)]連れてもとの場所へ帰す。「逃げた犬を—・す」
つれ‐も‐な・し
[形ク] 1 なんの関係もない。つながりがない。「—・き佐田の岡辺に帰り居(ゐ)ば島の御橋に誰か住まはむ」〈万・一...
つれ‐やす【連(れ)安】
市場で、ある会社の株や商品が値下がりすると、同じ業種の株、同類の商品もつられて値下がりする現象。追随安。→連れ高
つ・れる【吊れる/釣れる】
[動ラ下一][文]つ・る[ラ下二] 1 (「攣れる」とも書く) ㋐ひきつる。けいれんする。「足のすじが—・れて歩け...
つ・れる【連れる】
[動ラ下一][文]つ・る[ラ下二] 1 一緒について来させる。ともなう。同行する。「犬を—・れて散歩に出かける」 ...
つ◦ろう
[連語]《連語「つらむ」の音変化。室町時代以降の語》…ただろう。…ているだろう。「草ノカゲデモサコソナゴリ惜シウ思...
つわ【唾】
つば。つばき。「しきりに—を地面にはいた」〈野間・真空地帯〉
つわ【橐吾】
ツワブキの別名。
ツワイク
[1887〜1968]ドイツのユダヤ系小説家。第一次大戦に従軍した体験から「白人たちの大戦争」(「グリーシャ連作」...
ツワイク
[1881〜1942]オーストリアのユダヤ系作家。人道的平和主義の立場を基調とし、特に伝記小説で有名。ナチスの迫害...
つ‐わき【唾】
⇒つばき
ツワネ‐げんそく【ツワネ原則】
《国家安全保障と情報への権利に関する国際原則(Global Principles On National Secu...
つわの【津和野】
島根県西端、鹿足(かのあし)郡の地名。もと亀井氏の城下町で、津和野川に沿って堀や屋敷が残り、森鴎外や西周(にしあま...
つわの‐ちょう【津和野町】
⇒津和野
つわ‐ぶき【橐吾/橐/石蕗】
キク科の多年草。海岸近くに自生。長い柄のある葉が束生し、葉は腎臓形で厚く、上面は光沢がある。10月ごろ、花茎が約6...
つわ‐もの【兵】
1 武器をとって戦う人。兵士。軍人。また特に、非常に強い武人。「歴戦の—」「古(ふる)—」「夏草や—どもが夢の跡」...
つわもの‐ぐら【兵庫】
武器を納めておくくら。兵器庫。〈和名抄〉
つわもののくら‐の‐つかさ【兵庫寮】
⇒ひょうごりょう(兵庫寮)
つわもの‐の‐つかさ【兵部省/兵司】
1 ⇒ひょうぶしょう(兵部省)1 2 (兵司)後宮十二司の一。兵器のことをつかさどった。
つわもののとねり‐の‐つかさ【兵衛府】
⇒ひょうえふ(兵衛府)
つわもののふ【つわものの賦】
永井路子の歴史小説。昭和53年(1978)刊行。鎌倉幕府の成立に貢献した東国武士たちの姿を描く。
つわもの‐の‐みち【兵の道】
戦いのしかた。兵法(ひょうほう)。また、武道。「なほ—は、日の本(もと)の人にはあたるべくもあらず」〈宇治拾遺・一二〉
つわり
《動詞「つわる」の連用形から》 1 (「悪阻」とも書く)妊娠初期にみられる消化器系を中心とした症状。吐き気・嘔吐(...
つわ・る
[動ラ四] 1 芽が出る。芽ぐむ。きざす。「木の葉の落つるも…下よりきざし—・るに堪へずして落つるなり」〈徒然・一...
唾(つ)を引(ひ)・く
欲しくてたまらない物や、酸っぱい物を目の前に見たときのようすにいう。よだれをたらす。垂涎(すいぜん)。
つん【突ん】
[接頭]《動詞「つ(突)く」の連用形「つき」の音変化》動詞に付いて、その動詞の表す意味や語調を強める意を表す。「—...
ツングース
カムチャツカ・サハリン(樺太(からふと))からシベリア東部および中国東北部に分布するツングース語を話す民族の総称。...
ツングースカ‐じけん【ツングースカ事件】
⇒ツングースカ大爆発
ツングースカ‐だいばくはつ【ツングースカ大爆発】
1908年、ロシア帝国領のシベリア中央部、エニセイ川の支流ポドカメンナヤツングースカ川の上流部の上空で起こった大爆...
ツングース‐ご【ツングース語】
シベリア東部・サハリン(樺太(からふと))・中国東北部などで話される。狭義にはエベンキ語をいうが、そのほかに約10...
つん‐けん
[副](スル)無愛想で、言葉や態度がとげとげしているさま。「—(と)してあいさつを返さない」
つん‐ざ・く【擘く/劈く】
[動カ五(四)]《「つみさく」の音変化》勢いよく突き破る。つよく裂き破る。「耳を—・くような悲鳴」「大気を—・く爆音」
つん‐だ・す【突ん出す】
[動サ五(四)]《「つきだす」の音変化》勢いよく出す。「足を人前に—・す」