てん‐か【天下】
《「てんが」とも》 1 天が覆っている全世界。 2 一国全体。国じゅう。また、国家。「—に号令する」「—を治める」...
てん‐が【天河】
あまのがわ。銀河。
てん‐が【典雅】
[形動][文][ナリ]正しくととのっていて上品なさま。「—な舞」 [派生]てんがさ[名]
でん‐か【殿下】
《古くは「てんが」とも》 1 皇太子・皇族などの敬称。皇太子・皇太子妃・皇太孫・皇太孫妃・親王・親王妃・内親王・王...
てん‐かい【天界】
1 天上の世界。⇔地界。 2 《「てんがい」とも》「天上界2」に同じ。
てん‐がい【天外】
天のそと。はるかな空のかなた。また、非常に遠い所。「奇想—」「近づき難い点において—の稲妻と一般である」〈漱石・三四郎〉
てん‐がい【天涯】
1 空のはて。「彗星が—から来って」〈魯庵・社会百面相〉 2 故郷を遠く離れた地。「如何に—の遊子たる予自身を憫み...
てん‐がい【天蓋】
1 仏具の一。仏像などの上にかざす笠状の装飾物。周囲に瓔珞(ようらく)などの飾りを垂らす。 2 虚無僧(こむそう)...
てんがい‐こどく【天涯孤独】
遠く異郷に、ひとり暮らすこと。また、身寄りがないこと。「—の身の上」
てんがい‐ちかく【天涯地角】
二つの地が非常に離れていること。また、遠く離れた所。
てんがいのせいぼ【天蓋の聖母】
《原題、(イタリア)Madonna del Baldacchino》ラファエロの絵画。板に油彩。縦276センチ、横...
てんがい‐ばな【天蓋花/天涯花】
ヒガンバナの別名。
天涯(てんがい)比隣(ひりん)の若(ごと)し
《王勃「杜少府之任蜀州」から》遠い所にいても心は常に通っていて、隣に住んでいるのと同じように親しく思われる。
てんごう‐ぐち【てんがう口】
冗談を言うこと。冗談口。「順才様の—、さやうな義は御無用になされませ」〈伎・小袖曽我〉
てんごう‐がき【てんがう書き】
いたずら書き。戯(ざれ)書き。「かいやり捨てられし中に、—のあるを取り集めて」〈浮・一代男・跋〉
てん‐がく【点額】
《「水経注」河水にある、竜門を登ることができた鯉は竜となり、失敗したものは額に傷をつけて帰るという故事から》試験に...
てん‐がく【転学】
[名](スル)ある学校の生徒・学生が他の学校へ移ること。「私立へ—する」
てん‐がく【篆額】
石碑などの上部に篆書で書かれた題字。
てん‐がし【転貸(し)】
[名](スル)人から借りたものを別の人に貸すこと。また貸し。転貸(てんたい)。
てんが‐じゅう【天鵝絨】
⇒ビロード
てんがせき【天河石】
⇒アマゾナイト
てんがちゃや【天下茶屋】
《「てんがぢゃや」「てんかちゃや」とも》大阪市西成区の地名。豊臣秀吉が住吉詣での折、この地の茶屋で休息したところか...
てんがちゃや‐の‐あだうち【天下茶屋の仇討ち】
慶長14年(1609)天下茶屋で起こった仇討ち事件。宇喜田秀家の家臣林重次郎・源三郎兄弟が父のかたき当麻三郎右衛門...
テンガノ‐こ【テンガノ湖】
《Te Nggano》⇒テガノ湖
テンガロン
インドネシア中部、カリマンタン島(ボルネオ島)東部の都市。マハカム川に面し、サマリンダの上流約40キロメートルに位...
テンガロン‐ハット
《水が10ガロン入る帽子の意》米国西部やメキシコで、カウボーイなどがかぶる帽子。山の部分が高く、つばは広くて左右が...
テンガロー
《(和)tent+bungalowの略》テントとバンガローを合わせたような簡便な小屋。床の上にテントを張ったもので...
てん‐かん【天冠】
《「てんがん」とも》 1 幼帝が即位のときにつける冠。 2 仏や天人がつける宝冠。 3 騎射や舞楽などの際に小童が...
てん‐がん【天眼】
1 「てんげん(天眼)」に同じ。 2 中国に建設された電波望遠鏡「ファスト(FAST)」の通称。
てん‐がん【天顔】
天子の顔。竜顔。「—を拝する」
てん‐がん【点眼】
[名](スル)目に薬液をたらすこと。「朝晩二回—する」「—薬」
てんがん‐きょう【天眼鏡】
《人相見が使って、運命など普通には見えないものまでも見通すところから》柄のついた大形の凸レンズ。
てんがん‐ざい【点眼剤】
眼病の治療などのために、目に垂らして用いる水薬。点眼薬。目薬。
てんがん‐すい【点眼水】
目にたらす水薬。目薬。
てんがん‐つう【天眼通】
「てんげんつう(天眼通)」に同じ。
てんがん‐ますい【点眼麻酔】
点眼剤を用いた眼球表面の局所麻酔。キシロカインやベノキシールなどが用いられる。
てんがん‐やく【点眼薬】
「点眼剤」に同じ。