とよ【樋】
「とい」の音変化。
とよ【豊】
[語素]格助詞「の」を伴って連体詞のように用いるほか、名詞、時に動詞の上に付いて複合語をつくる。十分に満ち足りてい...
と‐よ
[連語]《格助詞「と」+間投助詞「よ」》 1 (多く「だとよ」の形で)他から伝え聞いた意を表す。揶揄(やゆ)する意...
ど‐よ【杜預】
[222〜284]《「とよ」とも》中国、西晋の武将・学者。杜陵(陝西(せんせい)省)の人。武帝の呉の討伐で戦功をあ...
とよ‐あきつしま【豊秋津島】
《古くは「とよあきづしま」》大和(やまと)を中心とする国。転じて、日本国の美称。「すなはち大日本(おほやまと)—を...
とよあけ【豊明】
愛知県中部の市。名古屋市に隣接する衛星住宅都市。桶狭間(おけはざま)古戦場伝説地がある。人口7.0万(2010)。
とよあけ‐し【豊明市】
⇒豊明
とよ‐あしはら【豊葦原】
《豊かに葦の生い茂っている原の意》日本国の美称。「代々絶えず継ぎて久しく栄へなん—の国安くして」〈玉葉集・賀〉
とよあしはら‐の‐ちいおあきのみずほのくに【豊葦原の千五百秋の瑞穂の国】
《葦が生い茂り、永遠に穀物が豊かにみのる国の意》日本国の美称。「—有り。宜しく汝(いまし)が往ひて脩(しら)すべし...
とよあしはら‐の‐なかつくに【豊葦原の中つ国】
日本国の美称。「謂(おも)ふに当(まさ)に—は必ず長夜(とこやみ)為(ゆ)かむ」〈神代紀・上〉
とよあしはら‐の‐みずほのくに【豊葦原の瑞穂の国】
《神意によって稲が豊かに実り、栄える国の意》日本国の美称。「此の—を挙(のたまひあげ)て我が天祖(あまつみおや)彦...
と‐よう【渡洋】
[名](スル)広い海を渡っていくこと。「勉学のために—する」「—作戦」
とようけ‐だいじんぐう【豊受大神宮】
三重県伊勢市の山田原にある伊勢神宮の外宮。祭神は豊受大神。雄略天皇の時に、丹波比治の真名井原から迎えられたという。...
とようけ‐の‐おおかみ【豊受大神】
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の孫、和久産巣日神(わくむすびのかみ)の子。五穀をつかさどる女神で、伊勢神宮の外宮(げ...
とようけびめ‐の‐かみ【豊宇気毘売神】
豊受大神(とようけのおおかみ)の異称。
とよおか【豊岡】
兵庫県北東部の市。中心部はもと京極氏の城下町。かつては柳行李(やなぎごうり)、今はかばん類の産地。円山川河岸に天然...
とよおか‐し【豊岡市】
⇒豊岡
とよおか‐ぼんち【豊岡盆地】
兵庫県北部、円山(まるやま)川下流を中心に細長く広がる盆地。丹後山地西側に位置する。南北約14キロメートル、東西約...
とよかわ【豊川】
愛知県南東部の市。豊川稲荷(いなり)の門前町。自動車などの機械工業や花・野菜などの栽培が盛ん。平成18年(2006...
とよかわ‐いなり【豊川稲荷】
愛知県豊川市にある曹洞宗の寺、妙厳寺(みょうごんじ)の通称。山号は円福山。開創は嘉吉元年(1441)、開山は東海義...
とよかわ‐し【豊川市】
⇒豊川
とよかわ‐りょうへい【豊川良平】
[1852〜1920]実業家。高知の生まれ。本名、小野春弥。岩崎弥太郎の従弟。三菱財閥の基礎を確立。政・財界の重鎮...
とよ‐がわ【豊川】
愛知県東部の川。段戸山付近に源を発し、南流して豊橋市で渥美湾に注ぐ。長さ77キロ。
とよきいりひこ‐の‐みこと【豊城入彦命/豊木入日子命】
崇神(すじん)天皇の皇子。東国の上毛野君(かみつけののきみ)・下毛野君(しもつけののきみ)の祖とされる。
とよ・く
[動カ四]やかましく騒ぐ。「唯、海外(わだのほか)の荒ぶる俗(ひとども)、—・くこと未だ止まず」〈崇神紀〉
とよくこん【吐谷渾】
中国の五胡十六国時代から唐代、青海地方にあった遊牧民族国家。4世紀初めに鮮卑系の一部がチベット系の土着の羌(きょう...
とよ‐くに【豊国】
豊かな国。大いなる国。 《上代、朝鮮を「宝の国」とみたところから》朝鮮のこと。 九州北東部の古い国名。文武天皇の...
とよくに‐じんじゃ【豊国神社】
京都市東山区にある神社。祭神は豊臣秀吉。慶長4年(1599)創建され豊国大明神の神号を宣下された豊国廟を、明治13...
とよくに‐は【豊国派】
歌川豊国を祖とする浮世絵の一派。歌川派の支派。
とよくに‐びょう【豊国廟】
京都市東山の阿弥陀ヶ峰にあった豊臣秀吉の霊廟。日光廟などの先駆をなす。豊臣氏滅亡とともに衰退、廃絶。明治期に豊国神...
とよさか【豊栄】
新潟県北部にあった市。阿賀野(あがの)川下流域に位置し、米作や青果生産が盛ん。中心の葛塚(くずつか)は六斎市場とし...
とよさか‐し【豊栄市】
⇒豊栄
とよさか‐じんじゃ【豊栄神社】
山口市上宇野礼にある神社。祭神は毛利元就(もうりもとなり)。慶長5年(1600)毛利輝元が創建。仰徳大明神。
とよ‐さかのぼり【豊栄登り】
朝日が美しく輝いてのぼること。また、その時刻。「朝日の—にたたへごと竟(を)へまつらくを」〈祝詞・広瀬大忌祭〉
とよざわ‐だんぺい【豊沢団平】
[1828〜1898]義太夫節の三味線方。2世。播磨(はりま)の人。本名。加古仁兵衛。豊沢広助に師事。名人といわれ...
とよしま‐よしお【豊島与志雄】
[1890〜1955]小説家。福岡の生まれ。第三次「新思潮」同人。心理小説を多く発表。小説「野ざらし」「白い朝」「...
とよす【豊洲】
東京都江東区の地名。隅田川河口の埋め立て地で、工業地帯として発達。再開発により現在は商業地・住宅地。豊洲市場がある。
とよすきいりひめ‐の‐みこと【豊鍬入姫命/豊鉏入日売命】
崇神天皇の皇女。最初の斎宮(いつきのみや)と伝えられる。
とよす‐しじょう【豊洲市場】
東京都江東区豊洲にある卸売市場。東京都が設置する中央卸売市場の一つ。水産物と青果物を扱う。老朽化・狭隘(きょうあい...
とよた【豊田】
愛知県中部の市。もと内藤氏の城下町。昭和12年(1937)自動車工場を誘致し、以来、工業都市。旧称、挙母(ころも)...
とよた‐カップ【トヨタカップ】
《TOYOTA Cup》日本の自動車メーカーであるトヨタ自動車が協賛して開催された、サッカーのクラブチームによる世...
とよたけ【豊竹】
義太夫節の太夫の家名。竹本義太夫の門人、豊竹若太夫(越前少掾(えちぜんのしょうじょう))に始まる。語り風は華麗な節...
とよたけ‐ざ【豊竹座】
人形浄瑠璃の劇場。元禄16年(1703)初世豊竹若太夫が大坂道頓堀に創設。西の竹本座に対して東の芝居とよばれ、人形...
とよたけ‐やましろのしょうじょう【豊竹山城少掾】
[1878〜1967]義太夫節の太夫。東京の生まれ。本名、金杉弥太郎。前名、古靭(こうつぼ)太夫。秩父宮家から山城...
とよたけ‐ろしょう【豊竹呂昇】
[1874〜1930]義太夫節の女太夫。愛知の生まれ。本名、永田仲。美声と美貌、巧みな撥(ばち)さばきで一世を風靡した。
とよたけ‐わかたゆう【豊竹若太夫】
義太夫節の太夫。 (初世)[1681〜1764]大坂の人。通称、河内屋勘右衛門。初世竹本義太夫の門人。元禄16年(...
とよた‐こうぎょうだいがく【豊田工業大学】
名古屋市にある私立大学。昭和56年(1981)、トヨタ自動車の社会貢献活動の一環として開学した。日本初の社会人大学...
とよた‐し【豊田市】
⇒豊田
とよたし‐くらがいけこうえん【豊田市鞍ケ池公園】
愛知県豊田市にある公園。一帯は愛知高原国定公園に指定され、動物園・植物園などがある。動物園は昭和41年(1966)開園。
とよた‐せいさんほうしき【トヨタ生産方式】
生産性向上への取り組みを体系化した業務方式の一つ。もとは、顧客のオプション選択などの組合わせで、1台ごとに異なる仕...