どうちゅう‐ざし【道中差(し)】
江戸時代、町人などが旅をするときに腰に差した、護身用の短い刀。
どうちゅう‐し【道中師】
街道を往復して人の用事を足すことを業とした人。飛脚・荷宰領(にさいりょう)の類。
どうちゅう‐すがた【道中姿】
1 旅をする姿。旅装束の姿。 2 江戸時代、遊女が着かざって遊郭内を練り歩いた姿。
どうちゅう‐すごろく【道中双六】
東海道五十三次の絵を順次渦巻き形に描いた絵双六。江戸を振り出しに進み、京で上がりとする。旅双六。
どう‐ちゅうせいしたい【同中性子体】
中性子数が等しく、原子番号の異なる原子。例えば、窒素15(原子番号7)と酸素16(同8)など。同調体。アイソトーン。
どうちゅう‐はばき【道中脛巾】
旅をするときに用いる脚絆(きゃはん)。
どうちゅう‐ばおり【道中羽織】
江戸時代、武士が旅をするときに着用した羽織。
どうちゅう‐ぶぎょう【道中奉行】
江戸幕府の職名。老中の支配下にあって、五街道宿場の伝馬(てんま)・宿屋・飛脚の取り締まり、道路の管理、訴訟などをつ...
どう‐ちょう【同調】
[名](スル) 1 調子が同じであること。同じ調子。 2 他に調子を合わせること。他人の意見・主張などに賛同するこ...
どう‐ちょう【堂頭】
禅寺の住職。また、住職の居所。方丈。どうとう。
どう‐ちょう【道庁】
「北海道庁」の略。
どうちょう‐あつりょく【同調圧力】
集団において、少数意見を持つ人に対して、周囲の多くの人と同じように考え行動するよう、暗黙のうちに強制すること。
どうちょう‐かいろ【同調回路】
コイルやコンデンサーの値を調節して特定周波数に同調できるようにした電気回路。
どうちょう‐しゃ【同調者】
ある思想・運動などに賛同し支援する人。シンパサイザー。シンパ。
どうちょう‐たい【同調体】
⇒同中性子体
どうちょう‐とせつ【道聴塗説】
《「論語」陽貨から》道ばたで聞きかじったことを、すぐにまた道ばたで自説のように、他人に話すこと。有意義なことを聞い...
どうちょう‐ばいよう【同調培養】
微生物や細胞などの培養で、発育が均一になるように培養条件を調整し生活周期を同じにすること。
どう‐ちょうりつ【洞調律】
上大静脈と右心房の境界付近にある洞結節から発生する活動電位が心房、心室へと伝わり、心臓が1分間に60〜80拍の心拍...
どうち‐りつ【同値律】
「等しい」「合同である」「相似である」などの関係が満たす反射律・対称律・推移律の総称。
ドウチー【豆豉】
⇒トウチー
どう‐づき【胴突き】
1 地盤を突き固め、また、くいを打つこと。また、その用具。俗に「よいとまけ」とよばれる真棒胴突きと、蛸(たこ)胴突...
どう‐づ・く【どう突く】
[動カ五(四)]激しく突く。どつく。「そう—・いては困るよ」〈円朝・真景累ヶ淵〉
どう‐てい【同定】
[名](スル) 1 同一であると見きわめること。 2 生物の分類上の所属や種名を決定すること。 3 単離した化学物...
どう‐てい【童貞】
1 まだ異性と肉体関係をもったことがないこと。また、その人。ふつう男性にいう。 2 カトリック教の尼僧。
どう‐てい【道程】
1 ある地点に着くまでの距離。みちのり。行程。「一日の—」 2 ある境地・状態になるまでの時間。過程。「完成までの...
どうてい【道程】
高村光太郎の第1詩集。大正3年(1914)刊。情熱の燃焼や生の充実感をうたう。
どうてい‐こ【洞庭湖】
中国湖南省北部にある湖。かつては中国最大の淡水湖であったが、流入する湘江・沅江(げんこう)・揚子江などの堆積(たい...
どうてい‐せいしょく【童貞生殖】
精子や精核が、卵の核を必要とせず、単独で新個体を形成する現象。ウニなどで実験的に行われる。自然ではマツヨイグサやツ...
どうてい‐せつ【童貞説】
聖母マリアは処女のまま聖霊によってキリストを産んだという説。
どう‐てき【動的】
[形動]動きがあって、いきいきしているさま。「文化史の—な把握」⇔静的。
どうてき‐あんぜん【動的安全】
取引の当事者の利益と取引に関与しない第三者の利益とが対立する場合、取引の当事者の利益が保護されること。例えば、即時...
どうてき‐かいせき【動的解析】
コンピューターで、実際にプログラムを実行しながらソースコードの解析を行うこと。想定外の動作やバグなど、静的解析では...
どうてき‐かかくせってい【動的価格設定】
⇒ダイナミックプライシング
どうてき‐キューアールコード【動的QRコード】
スマートホンなどを利用したコード決済において、利用時にリアルタイムで生成されるQRコード。→静的QRコード
どうてき‐けいかくほう【動的計画法】
予算、経営の長期計画の決定などに利用する数理計画法の一手法。組み合わせ爆発を起こすような、直接計算すると膨大な時間...
どうてきコード【動的コード】
スマートホンなどを利用したコード決済において、利用時にリアルタイムで生成されるバーコードやQRコードの総称。→静的コード
どうてきコード‐かいせき【動的コード解析】
⇒動的解析
どうてきしゅうはすう‐きょうゆう【動的周波数共有】
⇒ディー‐エス‐エス(DSS)
どうてき‐ストレッチ【動的ストレッチ】
筋肉を意識的に収縮させ、関節の曲げ伸ばしや回旋などの運動を行うこと。→静的ストレッチ
どうてき‐ディーエヌエス【動的DNS】
⇒ダイナミックDNS
どうてき‐バーコード【動的バーコード】
スマートホンなどを利用したコード決済において、利用時にリアルタイムで生成されるバーコード。→静的バーコード
どうてき‐パケットフィルタリング【動的パケットフィルタリング】
⇒ダイナミックパケットフィルタリング
どうてきプログラム‐かいせき【動的プログラム解析】
⇒動的解析
どうてき‐へいこう【動的平衡】
ある系において、ある物質の生成と消滅の速度が等しくなり、平衡状態にあること。とくに可逆反応によって平衡状態となる場...
どうてき‐ぼうえいきょうりょく【動的防衛協力】
日本の自衛隊と米軍が、共同訓練や共同の警戒監視を行ったり、施設の共同利用を進めたりすることによって、部隊の活動を活...
どうてき‐ぼうえいりょく【動的防衛力】
平成22年(2010)に策定された防衛大綱で示された、日本の防衛政策の基本となる概念。機動性・即応性を重視し、テロ...
どうてき‐リンクライブラリー【動的リンクライブラリー】
《dynamic link library》⇒ディー‐エル‐エル(DLL)
どう‐てつ【同轍】
《多くの車の轍(わだち)が等しい間隔である意から》同一であること。同様であること。「—同趣向の稗史をものする」〈逍...
どう‐てん【同点】
得点数が同じであること。同じ点数。「—決勝」
どう‐てん【動天】
天を動かすほど勢いの盛んなこと。「驚地—」