にゅう‐じゃく【入寂】
[名](スル)仏語。寂滅にはいること。特に、僧侶が死ぬこと。入滅。「高僧が—する」
にゅう‐じゃく【柔弱】
[名・形動]気力や体質が弱々しいこと。また、そのさま。じゅうじゃく。「—な精神」「—なからだ」
にゅう‐じゅう【乳汁】
「乳(ちち)1」に同じ。
にゅう‐じゅく【入塾】
[名](スル)塾にはいること。塾生となること。「師を慕って—する」
にゅう‐じゅく【乳熟】
稲などの実の胚乳(はいにゅう)がまだ十分に熟さず、濃い乳状をしている状態。
にゅう‐じょう【入定】
[名](スル)仏語。 1 禅定(ぜんじょう)にはいること。精神を統一して煩悩を去り、無我の境地にはいること。⇔出定...
にゅう‐じょう【入城】
[名](スル)城にはいること。特に、戦いに勝って敵の城にはいること。「反乱軍が王都に—する」
にゅう‐じょう【入場】
[名](スル)会場・競技場・式場などにはいること。「選手団が—する」「—無料」⇔退場。
にゅう‐じょう【乳状】
乳のように白色で、どろりとした状態。「—の洗顔料」
にゅうじょう‐けん【入場券】
入場するために必要な札。
にゅうじょう‐ぜい【入場税】
映画・演劇・音楽・スポーツ・競馬などの興行場への入場者に課される国税。平成元年(1989)消費税の導入に伴い廃止。
にゅうじょう‐りょう【入城料】
内部を公開している城に入るときの料金。城内の観覧料。「二条城の—」
にゅうじょう‐りょう【入場料】
施設や催し物の会場などへ入るときに支払う料金。「展望台の—」
にゅうじよう‐えきたいミルク【乳児用液体ミルク】
⇒液体ミルク
にゅう‐すい【入水】
[名](スル) 1 水にはいること。「—前の準備運動」 2 水の中に身を投じて死ぬこと。じゅすい。「—自殺」
にゅうすい‐かん【入水管】
二枚貝の腹側にある、水を取り込む水管。出水管よりも太く長く、入り口にひだや触手をもつものもある。
にゅう‐せい【乳清】
⇒ホエー
にゅうせい‐たんぱくしつ【乳清蛋白質】
⇒ホエーたんぱく質
にゅう‐せいひん【乳製品】
牛乳を加工した食品。バター・チーズ・ヨーグルトなど。
にゅう‐せき【入籍】
[名](スル) 1 すでにある戸籍に入ること。生まれた子が父母の戸籍に入る、養子縁組によって養父母の戸籍に入るなど...
にゅう‐せん【入船】
[名](スル)船が港にはいること。また、その船。いりふね。
にゅう‐せん【入線】
[名](スル) 1 列車が始発駅で指定された番線にはいること。「臨時列車が—する」 2 競馬や競艇などで、ゴールラ...
にゅう‐せん【入選】
[名](スル)選にはいること。応募した作品などが、審査に合格すること。「二度目の応募で—する」⇔落選。
にゅう‐せん【乳腺】
哺乳類(ほにゅうるい)に特有の乳汁を分泌する腺。雄では痕跡的で、雌に発達。乳房中にあり、汗腺の変化したもので、15...
にゅうせん‐エムアールアイ【乳腺MRI】
⇒乳房MRI
にゅうせん‐えん【乳腺炎】
乳腺の炎症。腫(は)れ・痛み・発熱などがみられる。化膿(かのう)菌の感染などが原因。
にゅうせん‐げか【乳腺外科】
乳癌など、乳腺の病気の検査・治療を専門とする外科。
にゅうせんしげき‐ホルモン【乳腺刺激ホルモン】
⇒プロラクチン
にゅうせん‐しょう【乳腺症】
乳腺にいくつかの境界のはっきりしない腫瘤(しゅりゅう)ができる良性の病気。30〜40歳の女性に多い。
にゅうせん‐せんいせんしゅ【乳腺線維腺腫】
乳腺にできる良性腫瘍。主に思春期から30歳代の女性にみられる。しこりは硬く弾力があり、よく動く。痛みを伴わない場合...
にゅうせん‐のうほうしょう【乳腺嚢胞症】
乳腺の中に液体が貯まる袋(嚢胞)ができた状態。小さいものは自然に消滅する。痛みがある場合は、注射器で吸引する。
にゅう‐たい【入隊】
[名](スル)軍隊など隊と呼ばれる組織の一員となること。「志願して—する」⇔除隊。
にゅう‐たんぱくしつ【乳蛋白質】
乳に由来するたんぱく質の総称。牛乳の場合、酢を入れると沈殿するカゼインと、固まらずに上澄みとして残るホエーたんぱく...
にゅう‐だく【乳濁】
[名](スル)乳のように白く濁ること。「—した汚水」
にゅうだく‐えき【乳濁液】
⇒エマルション
にゅう‐だん【入団】
[名](スル)少年団・消防団など、団と名のつく組織の一員となること。「海洋少年団に—する」⇔退団。
にゅう‐だん【入段】
[名](スル) 1 有段者になること。 2 囲碁で、棋士採用試験に合格してプロ棋士になること。合格したばかりの棋士...
にゅう‐ちょう【入朝】
[名](スル)外国の使節などが日本に来て朝廷に参内すること。
にゅう‐ちょう【入超】
「輸入超過」の略。⇔出超。
にゅう‐ちょう【入庁】
[名](スル)検察庁・国税庁・文化庁や、都庁・県庁など、庁と名の付く役所(官庁)に、職員としてはいること。
にゅう‐つ【入津】
《「にゅうづ」とも》「にゅうしん(入津)」に同じ。「飛脚船の—する港を」〈魯文・西洋道中膝栗毛〉
にゅう‐てい【入廷】
[名](スル)裁判の関係者が法廷に入ること。⇔退廷。
にゅう‐てん【入店】
[名](スル) 1 デパートなどの一部に店を開くこと。出店。 2 その店に勤め始めること。「板前見習いとして—する...
にゅう‐でん【入電】
[名](スル)電報・電信などが来ること。また、その通信。「第一報が—する」
にゅう‐とう【入党】
[名](スル)加入して党の一員となること。「早くから—したはえぬきの党員」
にゅう‐とう【入唐】
⇒にっとう(入唐)
にゅう‐とう【入湯】
[名](スル)湯にはいること。特に、湯泉にはいること。
にゅう‐とう【乳糖】
哺乳類の乳に含まれている二糖類。わずかに甘い、無色結晶。加水分解でぶどう糖とガラクトースになる。人工乳などに利用。...
にゅう‐とう【乳頭】
1 乳房の中央に突出する乳腺の開口部。ちくび。乳嘴(にゅうし)。 2 皮膚・舌などにみられる、球状に突出している構造。
にゅう‐とう【入刀】
[名](スル)結婚披露宴で、新郎新婦が1本のナイフを二人で持って、ウエディングケーキを切ること。 [補説]結婚にお...