ね‐の‐かたすくに【根の堅洲国】
「根の国」に同じ。「僕(あ)は妣(はは)の国—に罷(まか)らむと欲(おも)ふ」〈記・上〉
ね‐の‐くに【根の国】
死者の霊が行くとされた地下の世界。黄泉(よみ)。根の堅洲(かたす)国。「今、詔(みことのり)を奉りて—に就(まか)...
ね‐の‐ひ【子の日】
《「ねのび」とも》 1 十二支の子にあたる日。特に、正月の最初の子の日。《季 新年》 2 「子の日の遊び」の略。 ...
ねのひ‐づき【子の日月】
陰暦正月の異称。
ねのひ‐の‐あそび【子の日の遊び】
平安時代、正月初子(はつね)の日に、野に出て小松を引き抜き、若葉を摘んで遊び、宴を設けた行事。小松引き。子忌み。
ねのひ‐の‐まつ【子の日の松】
子の日の遊びに引く小松。「ひきて見る—は程なきをいかで籠れる千代にかあるらむ」〈拾遺・雑春〉
ね‐のび【寝伸び】
寝ながら手足を伸ばすこと。「—をするやうに、うちうむめて(=ウメイテ)足をはさみければ」〈今昔・二三・一九〉
ね‐の‐ほし【子の星】
北極星の異称。