ねむ‐ちゃ【合歓茶】
カワラケツメイの別名。
ね‐むつかり【寝憤り】
《「ねむづかり」とも》幼児などが寝覚めたばかりのときや眠いときに機嫌が悪くなること。
ねむ‐の‐き【合歓木】
マメ科の落葉高木。東北地方以南の山野に自生。葉は羽状複葉で、互生し、小葉が数十枚並んでつく。夜になると、小葉が手を...
ねむら・す【眠らす/睡らす】
[動サ五(四)]「眠らせる」に同じ。「好きなだけ—・してやろう」 [動サ下二]「ねむらせる」の文語形。
ねむら・せる【眠らせる/睡らせる】
[動サ下一][文]ねむら・す[サ下二] 1 眠りにつかせる。眠るようにする。「子守り歌をうたって—・せる」 2 殺...
ねむり【眠り/睡り】
1 眠ること。睡眠(すいみん)。「—から覚める」「—が深い」 2 死ぬことを婉曲にいう。「永久(とわ)の—につく」...
ねむりきょうしろう【眠狂四郎】
柴田錬三郎による剣豪小説のシリーズ名、および同小説シリーズの作品を原作とする映画やドラマのシリーズ名。またその主人...
ねむりきょうしろうぶらいひかえ【眠狂四郎無頼控】
柴田錬三郎による時代小説。昭和31年(1956)5月から昭和33年(1958)3月にかけて「週刊新潮」誌に連載。江...
ねむり‐ぐさ【眠り草】
オジギソウの別名。《季 夏》
ねむり‐ぐすり【眠り薬】
1 催眠剤。睡眠薬。 2 麻酔剤。
ねむり‐こ・ける【眠りこける】
[動カ下一]ぐっすりと眠り続ける。「正体もなく—・ける」
ねむり‐こ・む【眠り込む】
[動マ五(四)]よく寝入る。ぐっすり眠る。「疲れていつのまにか—・む」
ねむり‐ざまし【眠り覚まし】
「眠気覚まし」に同じ。
ねむり‐ながし【眠り流し】
睡魔を払う行事。主として七夕(たなばた)行事として、水浴をしたり、形代(かたしろ)などを模型船や灯籠・笹竹などにの...
ねむり‐の‐き【眠りの木】
ネムノキの別名。
ねむりひめ【眠り姫】
⇒眠れる森の美女
ねむり‐びょう【眠り病】
嗜眠性脳炎(しみんせいのうえん)や睡眠病の俗称。
ねむり‐め【眠り目】
1 眠そうな目。また、つぶった目。「—をまぼしそうに細めて」〈二葉亭訳・めぐりあひ〉 2 くすんだ色合い。また、そ...
ねむ・る【眠る/睡る】
[動ラ五(四)]《古くは「ねぶる」》 1 心身の動きが一時的に低下し、目を閉じて無意識の状態になる。「すやすやと—...
ねむるおんな【眠る女】
《原題、(オランダ)Slapend meisje》フェルメールの絵画。カンバスに油彩。縦88センチ、横77センチ。...
ネムルト‐こ【ネムルト湖】
《Nemrut Gölü》トルコ東部、ネムルトダウ(ネムルト山)にあるカルデラ湖。バン湖の西岸の都市タトバンの北郊...
ネムルト‐さん【ネムルト山】
《Nemrut Dağ》⇒ネムルトダウ
ネムルト‐ダウ
トルコ南東部の山。標高2150メートル。首都アンカラの東約600キロメートルに位置する。紀元前1世紀頃、同地方を支...
ねむれないこ【眠れない子】
大石真による児童文学作品。平成2年(1990)刊行の著者の遺作。同年、野間児童文芸賞受賞。
ねむれるおんな【眠れる女】
《(フランス)Nu allongée au chat》洋画家、藤田嗣治の絵画。油彩。1931年作。黒い壁を背景に、...
眠(ねむ)れる獅子(しし)
大きな力をもちながら、それをまだ十分発揮しないままでいる人や国などのたとえ。
ねむれるビーナス【眠れるビーナス】
《原題、(イタリア)Venere dormiente》ジョルジョーネの絵画。カンバスに油彩。縦108.5センチ、横...
ねむれるもりのびじょ【眠れる森の美女】
ヨーロッパ各地の民話。美しい王女が、悪い魔法使いに呪(のろ)いをかけられて100年の眠りにつく。ペローやグリム兄弟...
ねむろ【根室】
北海道の旧国名。現在の根室振興局。 北海道東部の振興局。局所在地は根室市。 北海道、根室半島を占める市。根室振興局...
ねむろ‐かいきょう【根室海峡】
北海道東岸と国後(くなしり)島との間の海峡。野付(のつけ)崎の辺りは野付水道ともよばれる。
ねむろ‐し【根室市】
⇒根室
ねむろ‐しちょう【根室支庁】
根室振興局の旧称。
ねむろ‐しんこうきょく【根室振興局】
⇒根室
ねむろなかしべつ‐くうこう【根室中標津空港】
⇒中標津空港
ねむろ‐の‐くに【根室国】
⇒根室
ねむろ‐はんとう【根室半島】
北海道東端の半島。先端に納沙布(のさっぷ)岬がある。花咲半島。納沙布半島。
ねむろはんとうおき‐じしん【根室半島沖地震】
昭和48年(1973)6月17日、北海道根室半島南東沖で発生したマグニチュード7.4の地震。根室・釧路地方に被害を...
ねむろ‐ほんせん【根室本線】
北海道、滝川から帯広・釧路を経て根室に至るJR線。大正10年(1921)全通。全長443.8キロ。
ねむろ‐わん【根室湾】
北海道東部、根室半島から北方の野付(のつけ)崎までの海域。
ねめ‐か・く【睨め掛く】
[動カ下二]にらみつける。「おの(=キサマ)、後にあはざらんやは、とて—・けて帰りにければ」〈宇治拾遺・九〉
ネメシス
ギリシャ神話で、人間に幸・不幸を配分する女神。度をこえた繁栄、高慢などに天罰を下したという。
ねめ‐つ・ける【睨め付ける】
[動カ下一][文]ねめつ・く[カ下二]にらみつける。「じーっと鋭く私の眉間を—・けました」〈谷崎・痴人の愛〉
ねめ‐まわ・す【睨め回す】
[動サ五(四)]にらみ回す。「其処等(そこいら)じろじろと—・して」〈鏡花・歌行灯〉
ね・める【睨める】
[動マ下一][文]ね・む[マ下二] 1 にらむ。「眼(まなこ)を剝(む)き出し、瞤(まじろ)ぎもせでぐいと—・めし...
ねもころ【懇ろ】
[形動ナリ]《「ねんごろ」の古形。「ねもごろ」とも》「ねんごろ」に同じ。「我妹子(わぎもこ)が里にしあれば—に見ま...
ねもころごろ‐に【懇ろごろに】
[副]「ねもころ」に同じ。「菅(すが)の根の—我(あ)が思へる妹によりては」〈万・三二八四〉
ね‐もじ【ね文字】
《「ね」で始まる語の後半を略して「文字」を添えたもの》 1 「練貫(ねりぬき)」の女房詞。 2 「練り絹」の女房詞...
ね‐もと【根元/根本】
1 根のもと。根のある部分。根のあたり。「杉を—から切り倒す」「髷(まげ)の—」 2 物事の基本。こんぽん。「悪を...
ねもと【根本】
姓氏の一。 [補説]「根本」姓の人物根本進(ねもとすすむ)根本通明(ねもとつうめい)根本陸夫(ねもとりくお)
ねもと‐けい【根元径】
⇒根元直径