ばく【寞】
[音]バク(漢) マク(呉) ひっそりしている。さびしい。「寞寞/索寞・寂寞(せきばく・じゃくまく)」
ばく【漠】
[常用漢字] [音]バク(漢) 1 広い砂原。「砂漠」 2 何もなくて、どこまでも広い。「漠漠/空漠・広漠・渺漠(...
ばく【駁】
[音]バク(慣) ハク(漢) [訓]ぶち 〈バク〉 1 不純なものが入り交じる。「駁雑」 2 他人の説に反対する。...
ばく【縛】
[常用漢字] [音]バク(呉) [訓]しばる いましめる なわでしばる。自由を奪う。「緊縛・繋縛(けばく・けいばく...
ばく【瀑】
[音]バク(慣) 川の水が高い所から落ちて飛び散る所。滝。「瀑声・瀑布/飛瀑」
ばく【曝】
[人名用漢字] [音]バク(慣) [訓]さらす 1 日光に当てて水分を発散させる。「曝書・曝涼」 2 むき出しにす...
ばく【爆】
[常用漢字] [音]バク(慣) [訓]はじける はぜる 1 大きな音を出して四方に飛び散る。はじける。はぜる。「爆...
ばく【驀】
[音]バク(漢) まっしぐらに突き進む。「驀進・驀地(ばくち)」 [難読]驀地(まっしぐら)
ばく【獏/貘】
1 奇蹄(きてい)目バク科の哺乳類の総称。ずんぐりした体形で尾は短い。鼻と上唇が合わさって伸び、象の原型を思わせる...
ばく【縛】
1 しばること。また、しばられること。「—を解く」 2 仏語。人間を束縛するもの。煩悩のこと。
ば・く【化く】
[動カ下二]「ば(化)ける」の文語形。
ばく【漠】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 はてしなく広々としているさま。「—たる荒野」 2 とりとめがなくはっきりしない...
ばく【爆】
[接頭]名詞の上などに付いて、俗に、程度がはなはだしいことを表す。「—安」「—盛り」
ばく‐あつ【爆圧】
爆風により起こる圧力。
ばく‐う【麦雨】
麦が熟するころ降る雨。五月雨(さみだれ)。
ばく‐えい【幕営】
[名](スル) 1 幕を張りめぐらした陣営。 2 テントを張って野営すること。
ばく‐えき【博奕】
[名](スル)双六(すごろく)・囲碁など、勝負を争う遊戯の総称。また、金品をかけて行う勝負事。ばくち。「—して金を...
ばく‐おん【爆音】
1 火薬などの爆発する際の音響。爆発音。 2 内燃機関で、混合気の爆発・排気の際に発する音。特に、飛行機・オートバ...
ばく‐か【幕下】
1 張りめぐらした幕の中。陣営。 2 近衛大将の唐名。 3 将軍の異称。 4 将軍の配下の者。また、家来。手下。
ばく‐が【麦芽】
麦を発芽させたもの。特に、大麦のものをいう。ビール・水飴(みずあめ)の製造に用いる。麦もやし。
ばく‐が【麦蛾】
キバガ科の昆虫。小形で灰褐色。幼虫は黄白色で、稲・麦の穂や貯蔵穀物を食害する。
ばく‐がい【爆買い】
[名](スル)俗に、通常では考えられないほどの量を一度に買い込むこと。 [補説]中国人観光客が日本製品を大量に購入...
ばくが‐とう【麦芽糖】
二糖類の一。でんぷんを麦芽中に含まれる酵素アミラーゼで糖化すると得られる。白色の結晶で、水によく溶け、甘味は蔗糖(...
はく‐ぎ【博戯】
《「ばくぎ」とも》賭けを伴う勝負事。ばくち。
ばく‐ぎ【幕議】
幕府の評議。
ばく‐ぎ【駁議】
[名](スル)他人の説に反論すること。また、その議論。駁論。
ばく‐ぎゃく【莫逆】
⇒ばくげき(莫逆)
ばく‐げき【莫逆】
《「荘子」大宗師から。心に逆らうこと莫(な)しの意》非常に親しい間柄。ばくぎゃく。「—の交わり」
ばく‐げき【駁撃】
[名](スル)他人の言論・所説を非難・攻撃すること。「怒髪天を衝いてこれを—するか」〈賢治・ビジテリアン大祭〉
ばく‐げき【爆撃】
[名](スル)飛行機から爆弾などを投下して攻撃すること。「軍事施設を—する」
ばくげき‐き【爆撃機】
爆弾を搭載し、爆撃を行うための軍用機。
ばくげき‐の‐とも【莫逆の友】
気心がよく通じ合っている友。親友。→莫逆
ばっこう‐くつ【莫高窟】
⇒敦煌石窟
ばく‐ごう【爆轟】
爆発的に燃焼するとき、火炎の伝播速度が音速を超える現象。ダイナマイトを雷管で点火したときや、雷汞(らいこう)などの...
ばく‐さい【博才】
博打(ばくち)に勝つ才能。
ばく‐さい【爆砕】
[名](スル)爆発物を用いて物を打ち砕くこと。「巨岩を—する」
ばく‐さつ【爆殺】
[名](スル)爆弾・爆薬を用いて人を殺すこと。
ばく‐ざつ【駁雑】
[名・形動]入りまじって純一でないこと。また、そのさま。雑駁(ざっぱく)。「書生社会に行わるる—なる転訛方語(なま...
ばく‐し【爆死】
[名](スル)爆弾・火薬・ガスなどの爆発によって死ぬこと。
ばく‐しゃ【幕舎】
テント張りの営舎。
ばく‐しゅ【麦酒】
麦を原料に醸造した酒。特に、ビール。
ばく‐しゅう【麦秀】
《「秀」は穂、また穂を出す意》麦の穂がのびること。
ばく‐しゅう【麦秋】
麦の取り入れをする季節。初夏のころ。むぎあき。むぎのあき。《季 夏》「鳴門見て讃岐—渦をなす/澄雄」 [補説]作品...
ばくしゅう【麦秋】
小津安二郎監督・脚本による映画の題名。昭和26年(1951)公開。なかなか結婚しない娘と彼女を心配する家族の日常を...
麦秀(ばくしゅう)の嘆(たん)
《「史記」宋微子世家から》亡国の嘆き。殷(いん)王朝滅亡後、殷の一族の箕子(きし)が破壊された宮殿跡に麦が生い茂っ...
ばく‐しゅく【爆縮】
爆弾の起爆用火薬などで生じる燃焼現象。全方向から均一に燃焼圧力をかけることによって生じる内部圧力の高圧化・上昇発火...
ばくしゅくがた‐かくばくだん【爆縮型核爆弾】
爆縮の圧力を利用して起爆する核爆弾。核分裂性物質(プルトニウムまたは高濃縮ウラン)を包むように爆薬を配置した球形の...
ばくしゅく‐レンズ【爆縮レンズ】
原子爆弾の起爆に用いられる技術の一。ウランやプルトニウムが核分裂連鎖反応を起こすには、周囲を火薬で囲んで爆発させ、...
ばく‐しょ【曝書】
[名](スル)書物を虫干しすること。蔵書を取り出し、広げて風に当てること。《季 夏》
ばく‐しょう【爆笑】
[名](スル)大勢の人がどっと笑うこと。また、その笑い。「ギャグに—する」 [補説]一人または数人が大声でわっと笑...