ばいしょう‐ろ【焙焼炉】
精錬に際して、硫化鉱石を焙焼して酸化鉱物とするために用いる炉。回転式・多段床式など。
ばいしょうろん【梅松論】
南北朝時代の史書。2巻。著者未詳。正平4=貞和5年(1349)ごろの成立。北条氏の執権時代から南北朝の動乱を経て足...
ばい‐しょく【売色】
売春。売淫。
ばい‐しょく【培植/培殖】
[名](スル)草木を植えて育てること。育てて繁殖させること。
ばい‐しょく【陪食】
[名](スル)身分の高い人と一緒に食事をすること。
ばい‐しらが・う【奪ひしらがふ】
[動ハ四]互いに争ってうばいあう。われがちにうばいあう。「—・ひてこれを破り食ひけり」〈宇治拾遺・六〉
ばい‐しん【陪臣】
《「陪」は重なる意》 1 臣下の臣。またげらい。⇔直参(じきさん)。 2 江戸時代、大名の家臣の称。旗本・御家人を...
ばい‐しん【陪審】
法律の専門家でない人が、裁判の審理に参加し、有罪・無罪の判断を行うこと。また、陪審員のこと。→陪審制度
ばいしん‐いん【陪審員】
陪審制度を採用している裁判手続きにおいて、一定の基準と手続きにより一般市民の中から選ばれ、その審判に立ち会う人。
ばいしん‐さいばん【陪審裁判】
陪審制度による裁判。
ばいしん‐せいど【陪審制度】
法律の専門家でない一般市民の中から選ばれた一定数の陪審員が審判に参加する制度。米国などで採用されている。日本では、...
ばい‐じ【陪侍】
君主・貴人のそばに仕えること。また、その人。
ばい‐じゅう【陪従】
[名](スル)⇒べいじゅう(陪従)
ばい‐じょ【売女】
売春婦。
ばい‐じょ【媒助】
両者の間に立って物事をなしとげる仲立ちをすること。媒介。「禾花—の法を以て…稲田に於て実地に施し」〈津田仙・明六雑...
ばい‐じょう【陪乗】
[名](スル)身分の高い人の供をして同じ車に乗ること。「白髪の老侍従を—せしめ」〈木下尚江・良人の自白〉
ばい‐じり【貝尻/螺尻】
魚釣りなどの際にかぶる竹の皮で作った笠(かさ)。貝(ばい)の殻を逆さにしたように上部がすぼまっている。ばいじりがさ。
ばい‐じん【煤塵】
工場の煙突の煙や、鉱山・石切り場などの塵(ちり)の中に含まれている微粒子。
バイス
職名・官名などに付けて、「副」「次」「代理」などの意を表す。「—キャプテン(=副キャプテン)」
バイス
万力(まんりき)。
ばい‐すう【倍数】
ある整数の何倍かの数。整数aが整数bで割りきれるとき、aはbの倍数であるという。⇔約数。
ばいすう‐せい【倍数性】
ある生物の染色体の基本数に対して、近縁種などが整数倍の染色体数をもつ現象。一組の染色体を体細胞はふつう2倍もつので...
ばいすう‐たい【倍数体】
染色体数において倍数性を示す個体。体細胞はふつう二倍体(2n)で、三組もつものを三倍体(3n)などのようによぶ。
ばいすうひれい‐の‐ほうそく【倍数比例の法則】
2種の元素からなる化合物がいくつかあるとき、一方の元素の一定量と化合する他方の元素の量は、簡単な整数比をなすという...
バイス‐グリップ
《「バイス」は万力の意》「ロッキングプライヤー」に同じ。
バイスケ
《「バスケット」から》土や砂などを運ぶのに用いる縄で編んだかご。もっこ。パイスケ。
バイスタンダー
1 傍観者。見物人。 2 救急現場に居合わせた人。
バイス‐チェアマン
副議長。副会長。副委員長。また、議長代理。
バイス‐プレジデント
副大統領。また、副総裁、副会長、副社長、副頭取、副総長。
ワイスホルン
スイス南西部、バレー州、ワリスアルプスの高峰。標高4505メートル。マッターホルンの北東約14キロメートルに位置す...
ばい・する【倍する】
[動サ変][文]ばい・す[サ変] 1 2倍になる。また2倍にする。「定員に—・する志望者」 2 さらに加える。いち...
ばい・する【陪する】
[動サ変][文]ばい・す[サ変]付き従う。供をする。「其の席に—・することも折り折りなりし」〈竜渓・経国美談〉
ばい‐ずい【陪随】
[名](スル)つきしたがうこと。お供をすること。
ばい‐せい【媒精】
卵子の存在する媒質中に精子が置かれることを必要条件とする受精。また、そのために人為的に精子を導入すること。授精。
ばい‐せき【陪席】
[名](スル) 1 身分の高い人と同席すること。「祝賀の宴に—する」 2 「陪席裁判官」の略。
ばいせき‐さいばんかん【陪席裁判官】
合議制裁判所を構成する裁判官のうち、裁判長以外の者。陪席判事。
ばいせき‐はんじ【陪席判事】
⇒陪席裁判官
バイセクシャル
[名・形動]⇒バイセクシュアル
バイセクシュアル
[名・形動]異性にも同性にも性的な欲求をもつ人。両性愛者。また、その傾向をもつさま。バイセクシャル。バイ。
バイセプス
《「バイセップス」とも》二頭筋。上腕二頭筋と大腿(だいたい)二頭筋のこと。
バイセップ‐ツー
《background imaging of cosmic extragalactic polarization ...
バイセル‐とりひき【バイセル取引】
《「バイセル」は、Buy-Sell》企業が他社に製造を委託する際に、自社で調達した部品を委託先に販売し、その部品を...
ばい‐せん【媒染】
染料が直接に繊維に染着しないとき、繊維を媒染剤の溶液に浸して染料を固着させる染色法。
ばい‐せん【焙煎】
[名](スル)コーヒー豆などを焙(ほう)じて煎(い)ること。「生豆(きまめ)を浅く—する」「炭火—」
ばいせん‐ざい【媒染剤】
媒染の際、繊維に染料を固着させる役をする物質。アルミニウム・クロム・鉄などの金属塩やタンニン酸などが用いられ、染料...
ばいせん‐せんりょう【媒染染料】
繊維に対する染着性がなく、媒染剤を仲立ちとして染色を行う染料。天然染料に多く、茜(あかね)・アリザリンなどがある。
ワイセンフェルス
ドイツ中部、ザクセン‐アンハルト州の都市。ザーレ川沿いに位置する。17世紀建造のバロック様式のワイセンフェルス城が...
ばい‐ぜん【陪膳】
《「はいぜん」とも》宮中で天皇に御膳を奉る時、また武家で儀式の時など、食膳に侍して給仕すること。また、その人。「—...
ばい‐そう【陪葬】
[名](スル)主君を埋葬した墳墓の近くに近臣たちを埋葬すること。
ばいそうし【馬医草紙】
鎌倉時代の絵巻。前半に和漢の名医10人の肖像と名馬の姿を描き、後半に馬の良薬とされる17種の薬草を図示する。