ひしょ‐かん【秘書官】
大臣・長官などに直属して、機密の文書・事務を取り扱う職。また、その人。
ひ‐しょく【比色】
色の濃淡や色調をくらべること。
ひ‐しょく【非職】
1 現職でないこと。また、その人。「—になってから、元気がすっかりなくなって」〈花袋・妻〉 2 官吏が、地位はその...
ひしょく【非色】
有吉佐和子の長編小説。終戦直後、アフリカ系アメリカ人の男性と国際結婚した日本人女性を主人公に、人種差別問題を描く。...
ひしょく‐かん【比色管】
比色分析に用いられる無色透明の試験管。
ひしょく‐けい【比色計】
比色分析に用いられる器具。
ひしょく‐しゃ【被食者】
他の生物にえさとして捕食(ほしょく)される生物。動物をいうことが多い。
ひしょく‐ぶんせき【比色分析】
溶液の色の濃さや色調を、標準溶液と比較して定量する化学分析。また、その分析方法。肉眼で試験管(比色管)などに採取し...
ひしょく‐ほう【比色法】
⇒比色分析
ひしょ‐ち【避暑地】
避暑するのに適した土地。
ひ‐しりょう【非思量】
仏語。すべての相対的な観念を捨てた無分別の境地。座禅の要とされる。
ひ‐しろ【樋代】
神社で神体を納める器。みひしろ。
ひし‐ろう【皮脂漏】
⇒脂漏(しろう)
ひ‐しん【皮疹】
皮膚にあらわれる発疹(ほっしん)。
ひ‐しん【披針/鈹鍼】
⇒刃針(はばり)
ひ‐しん【飛信】
1 急ぎの手紙。急信。 2 明治7年(1874)創設の公用速達便制度。各省・各府県など相互間で非常至急の書信を発す...
ひしん‐けい【披針形】
植物の葉などで、平たくて細長く、先のほうがとがり、基部のほうがやや広い形。
ひ‐しんこくざい【非親告罪】
被害者などの告訴がなくても公訴を提起できる犯罪。親告罪ではない一般の多くの犯罪がこれにあたる。
ひ‐しんわか【非神話化】
新約聖書を時代的に制約された表現形式や世界像から解放し、その本質的内容を近代的実存の立場で理解・説明しようとする聖...
ひシールド‐ケーブル【非シールドケーブル】
《unshielded pair》導線を覆う絶縁体と外側の被膜の間に、導体の箔や網をもたないケーブルの総称。外部か...
ひシールド‐ツイストペアケーブル【非シールドツイストペアケーブル】
《unshielded twisted pair cable》2本の銅線をより合わせて対にしたケーブルで、金属によ...
ひシールド‐よりついせん【非シールド縒り対線】
⇒非シールドツイストペアケーブル
ひじ【肘/肱/臂】
1 上腕と前腕とをつなぐ関節部の外側。「—で小突く」 2 肘のように折れ曲がって突き出ているもの。「椅子の—」
ひじ【泥/埿】
水たまりの土。どろ。泥土。「物語に不義なる恋をかたるも、その濁れる—を愛でてにはあらず」〈逍遥・小説神髄〉
ひ‐じ【非時】
仏語。 1 僧が食事をしてはならないと定められた時。正午から翌朝の日の出前までの間。僧侶は正式には1日1食で、午後...
ひ‐じ【秘事】
1 秘密にしている事柄。 2 人に容易には教えない学問・芸事などの奥義。
ひ‐じ【鄙事】
いやしい事柄。つまらない仕事。
ひじ‐あて【肘当て】
ひじを保護するために覆うもの。また、洋服のひじの部分に補強や装飾のために当てる布や革。
ひじ‐おおたき【比地大滝】
沖縄県国頭村(くにがみそん)にある滝。沖縄本島最大の滝で、落差約25.7メートル。
ひじおり【肘折】
山形県北部、最上郡大蔵村南部の地名。日本有数の豪雪地帯。カルデラに位置し、温泉がある。
ひじおり‐カルデラ【肘折カルデラ】
山形県最上郡大蔵村にある直径約2キロのカルデラ。約1万年前に形成され、現在も地熱活動が続く。東端と中央に温泉がある。
ひじ‐かけ【肘掛(け)】
1 椅子などの、肘をもたせ掛ける所。 2 脇息(きょうそく)のこと。
ひじかけ‐いす【肘掛(け)椅子】
肘掛けのついた椅子。アームチェア。
ひじかけ‐まど【肘掛(け)窓】
座って肘を掛けられるくらいの高さに設けた窓。
ひじかた【土方】
姓氏の一。 [補説]「土方」姓の人物土方巽(ひじかたたつみ)土方定一(ひじかたていいち)土方歳三(ひじかたとしぞう...
ひじかた‐たつみ【土方巽】
[1928〜1986]舞踏家。秋田の生まれ。本名、元藤九日生(もとふじくにお)。自らの舞踏を暗黒舞踏と称し、現代舞...
ひじかた‐ていいち【土方定一】
[1904〜1980]美術史家・美術評論家。岐阜の生まれ。神奈川県立近代美術館館長。ドイツ・ネーデルラント美術や、...
ひじかた‐としぞう【土方歳三】
[1835〜1869]幕末の新撰組の副長。武蔵の人。隊長近藤勇を助けて活躍。鳥羽伏見の戦いに敗れたのちも東下して官...
ひじかた‐ひさあきら【土方久徴】
[1870〜1942]銀行家。三重の生まれ。日本銀行から日本興業銀行へ転じて総裁を務めた後、日銀に戻り副総裁・総裁...
ひじかた‐ひさもと【土方久元】
[1833〜1918]幕末の志士。明治の政治家。土佐の人。藩命で七卿落ちに従った。明治維新後は、農商務相・宮内相な...
ひじかた‐よし【土方与志】
[1898〜1959]演出家。東京の生まれ。久元の孫。本名、久敬(ひさよし)。私財を投じて築地小劇場を創設、日本の...
ひじ‐かわ【肱川】
愛媛県西部を流れる川。大洲(おおず)市南部の鳥坂(とさか)峠(標高460メートル)付近に源を発して北流し、同市長浜...
ひじかわ‐あらし【肱川嵐/肱川あらし】
愛媛県西部を流れる肱川に沿って、上流の大洲(おおず)盆地で発生した霧が強風とともに流れ下る現象のこと。10月〜3月...
ひじかわ‐おろし【肱川颪】
⇒肱川嵐
ひじ‐かんせつ【肘関節】
「ちゅうかんせつ(肘関節)」に同じ。
ひじ‐がさ【肘笠】
肘を頭の上にあげ、袖を笠の代わりにして雨を防ぐこと。袖笠。「横飛沫(よこしぶき)に—も詮なくて」〈浮・万金丹・五〉
ひじがさ‐あめ【肘笠雨】
にわか雨。ひじあめ。ひじかさ。「—とか降りきて」〈源・須磨〉
ひじ‐がしら【肘頭】
肘の関節の後方にある突き出たところ。肘鉄を食らわすとき、相手に当たる部分。
ひじ‐がね【肘金】
1 戸の開閉に用いる金具で、肘形に曲げて作って開き戸の枠に取り付け、柱にある肘壺(ひじつぼ)にさし込んで蝶番(ちょ...
ひじ‐き【肘木】
1 社寺建築などで、斗(ます)(斗形)と組み合わせて斗栱(ときょう)を構成する水平材。 2 碾臼(ひきうす)の把手...