へきめん‐しぶんぎざ【壁面四分儀座】
⇒四分儀座
へきめん‐せん【壁面線】
街区内の建築物の位置を整え、町並みをそろえて環境の向上を図るため、法的に指定される線。この線を越える壁・柱・門など...
へきめんのいち‐の‐せいげん【壁面の位置の制限】
建築物の壁面を、道路や隣地との境界線から一定の距離以上後退させること。都市計画法の高度利用地区・特定街区などで、市...
へきめん‐りょっか【壁面緑化】
建物の壁を植物で覆い、緑を増やすこと。屋上からつる性植物を垂らしたり、プランターを設置したりして、多く屋上緑化と併...
へき‐ゆう【僻邑】
「僻村(へきそん)」に同じ。「昨夜倉卒に—に投宿し」〈久米邦武・米欧回覧実記〉
へき‐ら【碧羅】
緑色のうすぎぬ。また、青空や緑の山をたとえていう。「—の山影を望む」〈岡本かの子・生々流転〉
へき‐ら【碧蘿】
緑色のつたかずら。緑蘿。「麓に車を駐めて、手を採って—を攀(よじのぼ)るに」〈太平記・三九〉
へき‐らく【碧落】
青い空。大空。また、はるか遠い所。「風—を吹いて浮雲(ふうん)尽き」〈漱石・門〉
へきら‐の‐てん【碧羅の天】
晴れ渡った青空。
へき‐りゅう【日置流】
弓術の一派。室町中期、大和の日置弾正正次が創始。日本弓術の本流。
へき‐るり【碧瑠璃】
1 青色の瑠璃。また、その色。「—の天」 2 青々と澄みとおった水や空のたとえ。「—をたたえた湖」
へき‐れき【霹靂】
1 かみなり。いかずち。雷鳴。「青天の—」 2 雷が激しく鳴ること。落雷すること。また、大きな音が響き渡ること。「...
へき‐ろん【僻論】
すじの通らない議論。
へぎ【折ぎ/剝ぎ/片木】
1 薄くはぐこと。また、薄くはいだもの。特に、物を包んだりするために木を薄くけずったもの。「竹の皮の代わりに—で包...
へぎ‐いた【折ぎ板】
杉・檜(ひのき)などを薄く削って作った板。折敷(おしき)・折り箱などを作る。へぎ。
へぎ‐おしき【折ぎ折敷】
へぎ板で作った角盆。へぎ。
へぎ‐おり【折ぎ折(り)】
へぎ板を折って作った小形の箱。弁当箱などに使う。
へぎ‐ぼん【折ぎ盆】
へぎ板で作ったお盆。
へぎ‐もち【折ぎ餅】
餅を薄く切って乾かしたもの。かきもち。
へぎ‐やき【折ぎ焼(き)】
⇒杉焼き
ヘクサコード
両端が長6度のひらきをもつ6音から成る全音階的音階。第3音と第4音の間が常に半音となる。中世・ルネサンス音楽の教会...
へくそ‐かずら【屁糞葛】
アカネ科の蔓性(つるせい)の多年草。草やぶに生え、全体に悪臭がある。葉は卵形で先がとがり、対生。夏、筒状で先が5裂...
ヘクタール
メートル法の面積の単位。1ヘクタールは1アールの100倍で、1万平方メートル。記号ha
ヘクト
《(ギリシャ)hekaton(百の意)から》国際単位系(SI)で、単位の上に付けて、その100倍の意を表す語。記号h
ヘクトコーン‐きぎょう【ヘクトコーン企業】
企業評価額が、ユニコーン企業の100倍(1000億ドル)以上の非上場ベンチャー企業。→デカコーン企業 [補説]ユニ...
ヘクトパスカル
国際単位系(SI)の気圧の単位。1ヘクトパスカルは1パスカルの100倍で、1ミリバールに等しい。記号hPa
ヘクトメートル‐は【ヘクトメートル波】
⇒中波
ヘクラ
アイスランド南部にある火山。標高1491メートル。しばしば噴火し、1947年には噴煙の高さ2万7000メートルを記...
へ・ぐ【剝ぐ/折ぐ】
[動ガ五(四)] 1 薄く削りとる。また、はがす。はぐ。「皮を—・ぐ」「床板を—・ぐ」 2 少し減らす。へずる。「...
へ‐ぐい【竈食ひ】
⇒黄泉竈食(よもつへぐ)い
へぐら‐じま【舳倉島】
石川県輪島市の沖合約50キロにある島。アワビ・サザエ・テングサなどの漁場。夏季に海女が移住する風習で知られた。
へ‐げ【変化】
「へんげ」の撥音の無表記。「我子の仏、—の人と申しながら」〈竹取〉
へげ‐いし【剝げ石】
板状節理がよく発達して、平らに割れた石材。また、鉄平石や根府川(ねぶかわ)石のこと。
へげ‐たれ
上方で、人をののしっていう語。いくじなし。あほう。ばか。「ぢゃによって江戸子は—ぢゃと」〈滑・浮世風呂・二〉
ヘゲモニズム
大国による対外支配拡張政策。覇権主義。
ヘゲモニー
指導的な地位。支配権。主導権。「—を握る」
ヘゲモネ
木星の第39衛星。他の多くの衛星とは逆方向に公転している。2003年に発見。名の由来はギリシャ神話の女神。非球形で...
へ・げる【剝げる】
[動ガ下一][文]へ・ぐ[ガ下二]はげ落ちる。はがれる。「汗で白粉(おしろい)が—・げる」
へこ【褌】
ふんどし。「棒組、主(のし)の—をはづせ」〈滑・膝栗毛・三〉
へこ【兵児】
1 (鹿児島地方で)15歳以上、25歳以下の青年。 2 「兵児帯」の略。
へこ‐あゆ【兵児鮎】
ヨウジウオ目ヘコアユ科の海水魚。全長約15センチ。体は細長くて著しく側扁する。体の後端はとげ状の突起になり、背びれ...
へこ‐いわい【褌祝(い)】
九州で、男女13歳前後に行う成年式。男児は褌(ふんどし)、女児は腰巻きを初めて着ける。ふんどし祝い。たふさぎ祝い。
へこ‐おび【兵児帯】
《兵児が用いたところから》男子または子供用のしごき帯。へこ。
へこ‐おや【褌親】
へこ祝いに際して頼む仮親。ふんどし親。まわし親。
へこ‐たこ
[名・形動]《近世上方語》筋道が通らないこと。また、そのさま。でたらめ。「自慢らしう言ふことがみな—ぢゃ」〈滑・浮...
へこ‐た・る
[動ラ下二]「へこたれる」の文語形。
へこ‐た・れる
[動ラ下一][文]へこた・る[ラ下二]気力がくじけ弱ってしまう。へたばる。「これくらいの暑さで—・れるな」
ヘコ‐ヘコ
サンバなどブラジル音楽で用いられる体鳴楽器。金属製の共鳴胴にばねを張り、棒状のものでこすって摩擦音を出す。竹などで...
へこ‐へこ
[副](スル) 1 張りがなく、へこんだり、ゆがんだりしやすいさま。「—(と)しなう下敷き」 2 頭をしきりに下げ...
へこま・す【凹ます】
[動サ五(四)] 1 へこむようにする。へこませる。「粘土を指で—・す」 2 言い負かす。やりこめる。「子供に—・...