へん【版】
朝廷の儀式のとき、参列者の位置を示すため、目印として置かれた木の板。
へん【変】
[名] 1 事態が移り変わること。変化すること。「不意に風雨の—に出逢うことも」〈鉄腸・雪中梅〉 2 急に異常な事...
へん【偏】
1 漢字の構成部位の名称の一。左右の組み合わせからなる漢字の左側の部分。字形によって「亻(にんべん)」「氵(さんず...
へん【編/篇】
[名] 1 首尾の整っている詩文。 2 書物・文章や演劇などの部分け。「後の—で言及する」「青春—」 3 いくつか...
へん
[感]相手を見下したり、勝ち誇ったりする気持ちで発する声。「—、どうだ、まいったか」
へん【片】
[接尾]助数詞。物の切れはし、花びらなどを数えるのに用いる。上に来る語によっては「ぺん」となる。「二、三—の花びら」
へん【遍】
[接尾]助数詞。動作・作用の回数を数えるのに用いる。上にくる語によっては「べん」「ぺん」となる。「二—も当番がまわ...
へん‐あい【偏愛】
[名](スル)ある物や人だけをかたよって愛すること。また、その愛情。「末娘を—する」
へん‐あつ【変圧】
[名](スル)圧力、特に電圧を変えること。
へんあつ‐き【変圧器】
電磁誘導の作用によって交流電流の電圧を変える装置。トランス。
へん‐い【版位】
版(へん)にしるされた順位。へん。はんい。
へん‐い【変位】
[名](スル)物体の位置が変化すること。また、その変化した位置。物理学では、位置の変化を表すベクトルをいう。「電気—」
へん‐い【変異】
[名](スル) 1 平常と変わったことが起こること。異変。 2 同種の生物個体間に形態的、生理的な差異が現れること...
へん‐い【変移】
[名](スル)移り変わること。変遷。「世界情勢は—しつつある」
へん‐い【偏倚/偏依】
[名](スル) 1 一方へかたよること。「其の一方に—するが如きことあらず」〈陸羯南・国民論派〉 2 数値・位置・...
へんい‐かぶ【変異株】
植物・細菌・ウイルスなどが突然変異を起こし、同じ種でありながら異なる性質を示すようになったもの。→変異種
へんいがた‐クロイツフェルトヤコブびょう【変異型クロイツフェルトヤコブ病】
クロイツフェルトヤコブ病の一種。1996年に英国で確認された。牛海綿状脳症(BSE)との関係が指摘されている。
へん‐いき【変域】
変数が取り得る値の範囲。関数で定義されている範囲。定義域。
へんい‐きごう【変位記号】
⇒変化記号
へんい‐げん【変異原】
⇒突然変異原
へんいげん‐ぶっしつ【変異原物質】
⇒突然変異原
へんい‐しゅ【変異種】
生物体が突然変異を起こして別の種になったもの。ハツカネズミが変異したヌードマウスなど。→種2 →変異株
へんい‐でんりゅう【変位電流】
電束の時間的変化に伴って流れると想定した電流。マクスウェルが電磁場の理論において導入。電束電流。
へん‐うん【片雲】
一片のちぎれ雲。
へん‐えい【片影】
1 わずかに見えた、ものの姿。「水平線上に敵艦の—を認める」 2 人物の性格などの一面。「故人の—を見る思い」
へん‐えき【変易】
[名](スル)変わること。また、変えること。へんやく。「その形は復(また)と—することがない」〈有島・惜みなく愛は奪ふ〉
へんえん‐けい【扁円形】
長円形。
へんおん‐せい【変温性】
外界の温度によって体温が変化する性質。→変温動物
へんおん‐どうぶつ【変温動物】
体温調節機能がなく、外界の温度に応じて体温が変化する動物。哺乳類・鳥類を除くすべての動物が含まれる。冷血動物。→恒温動物
へん‐か【返歌】
人から贈られたり、言いかけられたりした歌に対する返答の歌。返し歌。
へん‐か【変化】
[名](スル) 1 ある状態や性質などが他の状態や性質に変わること。「時代の—についていけない」「—に富む生活」「...
へんか‐あさがお【変化朝顔】
アサガオの変種。江戸時代に流行し、花びらが八重になるもの、糸状に裂けるもの、斑(ふ)が入るものなどさまざまな品種が...
へん‐かい【辺海】
1 陸地の近くの海。近辺の海。近海。 2 遠い所の海。国土のはての海。
へん‐かい【遍界/徧界】
仏語。全宇宙。また、法身(ほっしん)の功徳が一切の世界にあまねく行きわたること。また、その世界。法界。
へん‐がい【変改】
[名](スル)《「へんかい」とも》 1 変えて改めること。また、変わり改まること。改変。「云った言葉を—することは...
ヘン‐カイ‐パン
《一にして全、の意》世界のすべてが神であるという汎神論の世界観を表す語。古代ギリシャの哲学者クセノファネスが最初に...
へんか‐きごう【変化記号】
音楽で、ある音を上げ、または下げることを示す記号の総称。嬰(えい)記号・変記号など。変位記号。
へんか‐きゅう【変化球】
1 野球で、投手の投球が打者の近くで曲がったり、急に落ちたりするもの。また、その球。→直球1 2 (比喩的に)策略...
へん‐かく【変革】
[名](スル)変えて新しいものにすること。また、変わって新しいものになること。改革。「認識の—を迫る」「制度を—する」
へん‐かく【変格】
1 本来の規則や形式に合っていないこと。変則。 2 「変格活用」の略。
へん‐かく【偏角】
1 複素数を複素平面上の点で表すとき、動径と実軸とのなす角。 2 磁石の針が指す南北の線と、地球の実際上の南北の線...
へん‐かく【偏格】
漢詩の律詩・絶句で、五言では初句の第2字が平字(ひょうじ)で起こされるもの。七言では初句の第2字が仄字(そくじ)で...
へんかく‐かつよう【変格活用】
国文法で、動詞の活用形式の一種。正格活用に対し、比較的不規則に語形変化するもの。口語でカ行(来る)・サ行(する)の...
へんかく‐けい【偏角計】
地球の偏角を測定する計器。
へんか‐そしき【変化組織】
平織り・斜文織り・繻子(しゅす)織りを基礎として変化させた織物組織。魚子(ななこ)織りなど。
へん‐かん【片簡】
文書の切れはし。また、ちょっとした書き物。断簡。
へん‐かん【返還】
[名](スル)もとに戻すこと。持ち主に返すこと。「優勝旗を—する」「領土—」
へん‐かん【返簡/返翰】
返事の手紙。返書。
へん‐かん【変換】
[名](スル) 1 入れ変わること。また、変えること。「交流を直流に—する」「仮名を漢字に—する」 2 数学で、点...
へんかん‐げんご【変換言語】
ある形式で記述された文書を、他の形式に変換するドメイン固有言語(DSL)。XML文書を変換するXSLTなどがある。...