む‐きゅう【無窮】
[名・形動]果てしないこと。また、そのさま。無限。永遠。「—な(の)天」
むきゅうか‐いんせき【無球顆隕石】
⇒エイコンドライト
むきゅうどう【無窮動】
《原題、(ラテン)Perpetuum mobile》⇒常動曲
むきゅうりゅう‐いんせき【無球粒隕石】
⇒エイコンドライト
む‐きょう【無興】
⇒不興(ふきょう)
む‐きょう【夢境】
夢の中の世界。夢路(ゆめじ)。
む‐きょういく【無教育】
[名・形動]教育を受けていないこと。学問や知識を身につけていないこと。また、そのさま。「—な(の)人」
むきょうかい‐かせつ【無境界仮説】
宇宙の状態を表す波動関数について、その境界条件自体が存在しないことが宇宙の始まりに必要であるとする仮説。1983年...
むきょうかい‐しゅぎ【無教会主義】
内村鑑三の提唱したキリスト教の信仰と主張。教会の制度によらず、聖書のみを信仰のよりどころとする。塚本虎二・南原繁・...
むきょう‐しつ【無響室】
音の反響が無視できるほど小さい特別の部屋。壁・床・天井に音を吸収する素材を内張りして、残響音を取り除いている。スピ...
む‐きょうそう【無競争】
競争する必要がないこと。一定の資格・権利を得るために、選抜試験・選挙・入札などによって争う必要のないこと。
む‐きょうよう【無教養】
[名・形動]教養がそなわっていないこと。また、そのさま。「—な人」
む‐きょか【無許可】
許可が出ていないこと。公の機関に申請を出さず許可を取得していないこと。「—販売」「河川から—で取水する」
むきょか‐クラウド【無許可クラウド】
⇒ローグクラウド
む‐きょく【無極】
[名・形動] 1 果てがないこと。限りのないこと。また、そのさま。無窮。「造物主の徳広大—なりと雖」〈津田真道・明...
むきょく‐か【無極化】
[名](スル)事態の安定を保とうと強力に主導する中心がなくなること。「リーダー不在による政治の—を恐れる」 [補説...
むきょくせい‐えきたい【無極性液体】
無極性分子からなる液体。ベンゼン、四塩化炭素などがある。水にはごくわずかしか溶けない。非極性液体。⇔有極性液体。
むきょくせい‐ぶんし【無極性分子】
分子内の結合に電気的な偏りがなく、電気双極子をもたない分子。二酸化炭素、四塩化炭素などがある。非極性分子。
む‐きりつ【無規律】
[名・形動]規律のないこと。だらしのないこと。また、そのさま。「—な集団」
む‐きりょく【無気力】
[名・形動]何をする気力もないこと。やる気のないこと。また、そのさま。「—な(の)学生」
むきりょく‐ずもう【無気力相撲】
敢闘精神に欠ける相撲。本場所で監察委員会がチェックし、故意の場合は懲罰を科せられる。
むき‐ろうどうけいやく【無期労働契約】
期間を定めずに締結される労働契約。
む‐きん【無菌】
細菌のない状態。「—室」
むきん‐さぎょうだい【無菌作業台】
⇒クリーンベンチ
むきん‐しつ【無菌室】
1 無菌状態に保たれた病室。抵抗力が弱っている患者への感染を予防するため、徹底した空気清浄が行われた部屋を指す。国...
むきん‐じっけんだい【無菌実験台】
⇒クリーンベンチ
むきん‐どうぶつ【無菌動物】
微生物や寄生虫のまったくいない状態の実験用動物。母胎内から手術で取り出すなどし、無菌環境で飼育して作る。特定の病原...
むきん‐ばいよう【無菌培養】
細菌やかびなどの微生物が存在しない環境で細胞や種子などを培養すること。
むきん‐びょうしつ【無菌病室】
⇒無菌室1
むぎ【麦】
イネ科のオオムギ・コムギ・ライムギ・エンバクなどの総称。秋に芽が出て冬を越し、夏に開花、結実する。古くから栽培され...
むぎ‐あき【麦秋】
「麦秋(ばくしゅう)」を訓読みにした語。《季 夏》「—や狐(きつね)ののかぬ小百姓/蕪村」
むぎ‐あと【麦跡】
麦を刈り取ったあとの畑。また、刈り取ったあとに残った麦の株。
むぎ‐いい【麦飯】
「むぎめし」に同じ。
むぎ‐うずら【麦鶉】
麦が青々とのびる3〜4月ごろのうずら。繁殖期で、鳴き声が高く、肉は美味。《季 春》
むぎ‐うち【麦打ち】
刈り取った麦の穂を、杵(きね)や殻竿(からざお)で打って実を落とすこと。また、その殻竿。麦搗(つ)き。《季 夏》「...
むぎうち‐うた【麦打ち歌】
麦打ちのときに歌う仕事歌。日中の庭仕事なので、明るい歌詞が多い。
むぎ‐うるし【麦漆】
生漆(きうるし)に小麦粉をまぜたもの。陶磁器・漆器などの破損部の接着に用いる。
むぎうるるひに【麦熟るる日に】
中野孝次の処女小説。苦学した著者自身の青春時代を題材とする自伝的作品で、3部からなる。昭和53年(1978)刊行。...
むぎ‐おし【麦押し】
「麺棒(めんぼう)」に同じ。
むぎ‐おすき【麦押す木】
「麺棒(めんぼう)」に同じ。
むぎ‐かす【麦滓】
「麩(ふすま)」に同じ。〈和名抄〉
むぎ‐かた【麦形/捻頭】
古代の菓子。小麦粉を練り、頭をねじった形にして揚げたもの。〈和名抄〉
むぎ‐から【麦稈】
《「むぎがら」とも》「麦藁(むぎわら)」に同じ。〈和名抄〉
むぎ‐かり【麦刈(り)】
実った麦を刈り取ること。《季 夏》「—へ一本の畦(あぜ)食運ぶ/欣一」
むぎ‐きり【麦切り】
大麦の粉を練ってのばし、短いうどんのように切ったもの。
むぎ‐ぐわい【麦慈姑】
アマナの別名。
むぎけつけん‐かぶ【無議決権株】
議決権のない株式。優先株にのみ適用されるものであったが、平成14年(2002)の商法改正により、優先株に限らず発行...
むぎ‐こ【麦粉】
麦をひいて粉にしたもの。特に、小麦粉。うどん粉。
む‐ぎこう【無技巧】
[名・形動]技巧をこらさず、自然のままであること。また、そのさま。「年輪を感じさせる—な(の)技巧」
むぎ‐こうじ【麦麹】
麦で作った麹。麦味噌の製造などに用いる。