もちづき【望月】
姓氏の一。 [補説]「望月」姓の人物望月玉蟾(もちづきぎょくせん)望月三英(もちづきさんえい)望月信亨(もちづきし...
もちづき【望月】
謡曲。四番目物。主君安田友治の敵の望月秋長を討とうとした小沢刑部友房が、安田の妻子に芸をさせ、みずからも獅子を舞い...
もちづき‐ぎょくせん【望月玉蟾】
[1693〜1755]江戸中期の画家。京都の人。名は重盛。通称、藤兵衛。望月派の祖。土佐光成・山口雪渓に師事。のち...
もちづき‐さんえい【望月三英】
[1697〜1769]江戸中期の漢方医。讃岐(さぬき)の人。名は乗。号、鹿門。幕府の奥医師となり、諸医書の説を研究...
もちづき‐しんこう【望月信亨】
[1869〜1948]仏教学者。福井の生まれ。加納法宣につき得度、浄土宗を学んだ。「仏教大辞典」を完成。
もちづき‐の【望月の】
[枕]満月の欠けたところのない意から、「湛(たたは)し」「たれる」「めずらし」にかかる。「—足(た)れる面わに花の...
もちづき‐の‐こま【望月の駒】
平安時代以降、毎年陰暦8月の望月のころ、諸国から献上した馬。「あふさかの関の清水に影見えて今やひくらむ—」〈拾遺・秋〉
もちづき‐の‐まき【望月の牧】
平安時代以降、信濃の望月に設けられた官牧。
もち‐て【持(ち)手】
1 器具を持つためについている把手(とって)。 2 持つ人。持つ役。持ち方。
もち‐て【以て】
[連語]《動詞「も(持)つ」の連用形+接続助詞「て」。「をもちて」の形でも用いられる》道具・方法・材料などを表す。...
もち‐てん【持(ち)点】
競技やゲームで、始める前に参加者一人一人が割り当てられて持っている点数。
もち‐どり【黐鳥】
《「もちとり」とも》とりもちにかかった鳥。〈和英語林集成〉
もち‐とりこ【餅取(り)粉】
⇒取り粉
もちどり‐の【黐鳥の】
[枕]とりもちにかかった鳥が飛び立てないところから離れにくい意の「かからはし」にかかる。「—かからはしもよ行くへ知...
もち‐なお・す【持(ち)直す】
[動サ五(四)] 1 物の持ち方や持つ手をかえて、あらためて持つ。「荷物を—・す」 2 悪くなった状態が再びよい方...
もち‐なわ【黐縄】
鳥などを捕らえるために、もちを塗った縄。
もち‐にげ【持(ち)逃げ】
[名](スル)他人の金品を持って逃げること。「店の金を—する」
もち‐ぬし【持(ち)主】
所有する人。所有者。
もち‐の‐き【黐の木】
モチノキ科の常緑小高木。海岸や山野に多い。葉は楕円形で厚く、つやがある。雌雄異株。4月ごろ、黄緑色の小花を密生し、...
もち‐の‐つき【望の月】
「もちづき」に同じ。《季 秋》「—わがしばぶきも照らさるる/草城」
もち‐の‐ひ【望の日】
陰暦で、月の15日。「—に出でにし月の高々に君をいませて何をか思はむ」〈万・三〇〇五〉
もち‐の‐ふだ【餅の札】
近世、乞食などに年末に祝いの餅を施し、その印として家の門柱に張った札。「弱法師(よろぼふし)わが門ゆるせ—/其角」...
もち‐はこび【持(ち)運び】
持って運ぶこと。運搬。「—に便利な大きさ」
もち‐はこ・ぶ【持(ち)運ぶ】
[動バ五(四)]持って他の所へ運ぶ。運搬する。「会場にいすを—・ぶ」
もち‐はだ【餅肌/餅膚】
つきたての餅のように、きめ細かくなめらかな白い肌。
もち‐はなし【持(ち)放し】
水平部材の、垂る木などの支点より外側に突き出した部分。
餅(もち)は餅屋(もちや)
餅は餅屋のついたものがいちばんうまい。その道のことはやはり専門家が一番であるというたとえ。餅屋は餅屋。
もち‐ば【持(ち)場】
受け持ちの場所。担当する部署。「—につく」「—を離れる」
もち‐ばな【餅花】
柳などの枝に、さまざまな色・形をした小さな餅や団子を花のようにつけたもの。小正月に神棚や室内に飾る。《季 新年》「...
もちばな‐いり【餅花煎り】
正月に飾った餅花をしまっておいて、2月の涅槃会(ねはんえ)の供物として煎ったもの。また、餅を細かく切ってあられにし...
もち‐ばら【餅腹】
餅を食べて満腹した腹。
もち‐ばん【持(ち)番】
受け持ちの番。
もちひと‐おう【以仁王】
[1151〜1180]後白河天皇の第3皇子。治承4年(1180)源頼政と謀り、諸国の源氏に平家追討の令旨を下したが...
もち‐ふだ【持(ち)札】
1 トランプや花札で、参加者が手もとに持っている札。手札。 2 手もとにあって、必要に応じていつでも使える人やもの。
もち‐ふね【餅舟】
《「もちぶね」とも》出産祝いに父方から送る餅。「大儀なれど、百の—は阿爺(とと)がするぞ」〈浮・一代男・一〉
もち‐ふみ【餅踏み】
子供の満1歳の誕生日に餅をついて、それを踏ませる行事。→餅負い
もち‐ふる・す【持(ち)古す】
[動サ五(四)]長い間持っていて新しさをなくす。「—・したかばん」
もち‐ぶん【持(ち)分】
1 全体の中で各人が所有または負担している部分や割合。 2 共有関係において、各共有者が共有物について持つ権利、ま...
もちぶん‐がいしゃ【持(ち)分会社】
合名会社、合資会社および合同会社の総称。平成18年(2006)5月に施行された会社法では、企業の形態を株式会社と持...
もちぶんへんどう‐そんえき【持(ち)分変動損益】
連結子会社に対する出資比率が変化した際に計上される会計上の損益。例えば、連結子会社が第三者向けに時価発行増資をした...
もちぶんへんどう‐そんしつ【持(ち)分変動損失】
⇒持ち分変動損益
もちぶんへんどう‐りえき【持(ち)分変動利益】
⇒持ち分変動損益
もちぶん‐ほう【持(ち)分法】
連結決算において、連結子会社以外の関連会社などの損益を財務諸表に示す方法。その会社の財務内容のうち、親会社の投資に...
もちぶんほうてきよう‐がいしゃ【持(ち)分法適用会社】
連結決算の際に、持分法が適用される会社。議決権が20パーセント以上50パーセント未満の非連結子会社および関連会社が...
モチベーション
1 動機を与えること。動機づけ。 2 物事を行うにあたっての、意欲・やる気。または、動因・刺激。「—が上がらない」...
モチベーション‐リサーチ
市場調査法の一つ。ある商品の購買・使用を動機づけている意識的・無意識的な心理的要因を探り出す目的で行う調査。
モチベーター
心理学や精神分析学の手法を用い、人にやる気をおこさせる技術を習得した専門家。
もち‐まえ【持(ち)前】
1 その身にもともと備わっているもの。生まれつきのもの。「—の美声」「—のねばりを発揮する」 2 各自が所有してい...
もちまる‐ちょうじゃ【持ち丸長者】
大金持ち。富豪。「—とさたせられ」〈浮・永代蔵・六〉
もち‐まわり【持(ち)回り】
一つの物事が関係する人に順次回っていくこと。「次回から幹事は—とする」