もろ‐きゅう
若いキュウリにもろみ味噌を添えて食べるもの。
モロ‐きょうかい【モロ教会】
《Molo Church》フィリピン中央部、ビサヤ諸島最西端のパナイ島の都市イロイロにあるローマカトリックの教会。...
もろ‐くち【諸口】
1 多くの人がいう言葉。衆口。「下の—と申すことは、えいなび給はぬことなり」〈宇津保・国譲下〉 2 馬の口取り縄を...
もろ‐ぐそく【諸具足】
太刀を佩(は)き、靫(ゆき)をつけ、弓を持った、出陣の際の完全装備の服装。「—したる中間(ちゅうげん)五百余人、二...
もろ‐けい【諸敬】
江戸時代、大名などが儀礼や書状で、双方が同等の敬意を払うこと。両敬(りょうけい)。⇔片敬(かたけい)。
もろ‐こ【諸子】
1 コイ目コイ科タモロコ属とイトモロコ属の淡水魚の総称。タモロコ・ホンモロコ・スゴモロコ・イトモロコなど。いずれも...
モロコイ‐こくりつこうえん【モロコイ国立公園】
《Parque nacional Morrocoy》ベネズエラ北西部、カリブ海に面する国立公園。1974年に設置。...
もろ‐こし【唐土/唐】
1 昔、日本から中国を呼んだ名。から。とうど。 2 昔、中国から伝来したものにつけた語。 [補説]中国南方の越(え...
もろ‐こし【蜀黍/唐黍】
イネ科の一年草。高さ約2メートル。茎は円柱形で節があり、葉は長大で互生する。夏、茎の頂に大きな穂を出し、赤褐色の小...
もろ‐ごし【諸腰】
《「もろこし」とも》刀と脇差し。両腰(りょうごし)。
もろこし‐うた【唐土歌】
漢詩。
もろこし‐そう【唐土草】
サクラソウ科の多年草。暖地の山地や海岸付近に自生。高さ20〜50センチ。葉は両端がとがり、互生する。初夏、黄色い花...
もろこし‐だんご【蜀黍団子】
モロコシの粉に上糝粉(じょうしんこ)などをまぜて作った団子。
もろこし‐の‐うた【唐土の歌】
漢詩。「大和ことのはをも—をも」〈源・桐壺〉
もろこし‐の‐ほうがん【唐土の判官】
遣唐使に随行した判官。副使に次ぐ地位。「寛平の御時に、—に召されて侍りける時に」〈古今・雑下・詞書〉
もろこし‐びと【唐土人】
中国の人。からびと。「—、我が国に生ひ出づるものにも劣らぬものかな」〈宇津保・藤原の君〉
もろこし‐ぶね【唐土船】
1 中国の船。からぶね。「思ほえず袖にみなとのさわぐかな—の寄りしばかりに」〈伊勢・二六〉 2 中国へ使いする船。...
もろこし‐ぶみ【唐土書】
中国の書物。漢籍。からぶみ。
もろこし‐もじ【唐土文字】
中国の文字。漢字。
もろ‐ごい【諸恋】
互いに恋し合うこと。相思相愛。「さすがなる御—なり」〈源・藤裏葉〉
もろ‐ごえ【諸声】
互いに声を合わせること。いっしょに声を出すこと。「人々の—に叫ぶを聞きつ」〈鴎外訳・即興詩人〉
もろ‐ごころ【諸心】
[名・形動ナリ]ともに心を合わせること。また、そのさま。「御わたりのほども、—に、はかなきこともし出で給ひて」〈源...
モロゴロ
タンザニア中東部の都市。ウルグル山地の北西麓に位置する。ダルエスサラームと内陸のムワンザを結ぶ鉄道が通る交通の要地...
もろ‐さしなわ【諸差(し)縄】
馬の差し縄で、左右両方につけたもの。
もろ‐ざし【諸差(し)/両差(し)/双差(し)】
相撲で、両腕を相手の両脇に差し入れて組むこと。二本差し。
モロシニ‐の‐ふんすい【モロシニの噴水】
《Krini Morozini/Κρήνη Μοροζίνι》ギリシャ南部、クレタ島の港湾都市イラクリオンの旧市街...
もろ‐しらが【諸白髪】
1 すっかり白髪になること。総白髪。「身はすでに老い重りて—」〈謡・融〉 2 夫婦そろって白髪になるまで長生きする...
モロ‐じょう【モロ城】
《Castillo del Morro》キューバにあるサンペドロ‐デ‐ラ‐ロカ城の通称。
もろ‐ずね【諸脛】
左右のすね。「—を薙(な)いで、こけた所を」〈虎明狂・乳切木〉
もろ‐そで【諸袖】
左右の袖。「打ち伏して、—に顔を掩うた」〈木下尚江・良人の自白〉
モロタイ‐とう【モロタイ島】
《Pulau Morotai》インドネシア北東部、モルッカ諸島北端の島。ハルマヘラ島の北東岸沖に浮かぶ。密林に覆わ...
もろた‐ぶね【諸手船】
1 多くの櫓(ろ)のついた早船。また、2挺櫓の早船。 2 島根県松江市にある美保神社の諸手船神事に用いるくり舟。《...
もろたぶね‐しんじ【諸手船神事】
美保神社で12月3日(古くは陰暦11月中の午の日)に行われる祭礼。事代主神(ことしろぬしのかみ)が父大国主命に国譲...
モロッカン
多く複合語の形で用い、モロッコ人の、モロッコ風の、の意を表す。モロカン。「—サラダ」
モロック‐とかげ【モロック蜥蜴】
アガマ科のトカゲ。全身大きなとげ状のうろこで覆われ、恐ろしげな姿をしているが、性質はおとなしい。オーストラリアの内...
モロッコ
アフリカ北西部の国。正称、モロッコ王国。大西洋および地中海に面し、アトラス山脈が走る。首都ラバト。燐(りん)鉱石の...
モロッコ
米国の映画。1930年作。監督はスタンバーグ。主演はゲイリー=クーパー、マレーネ=ディートリヒ。北アフリカのモロッ...
モロッコ‐がわ【モロッコ革】
モロッコ産のなめし革。ヤギの皮をなめした良質のもので、婦人靴、書物の装丁、家具の上張りなどに用いる。
モロッコ‐じけん【モロッコ事件】
モロッコの支配をめぐって起こったフランスとドイツの2回にわたる紛争。第一次は1905年、フランスのモロッコ進出に反...
モロッコのユダヤじんのけっこんしき【モロッコのユダヤ人の結婚式】
《原題、(フランス)Noce juive au Maroc》ドラクロワの絵画。カンバスに油彩。北アフリカ滞在中、通...
もろ‐て【諸手/双手/両手】
《「もろで」とも》 1 左右の手。両手。「—突き」 2 (諸手)もろもろの軍隊。また、隊伍。「—にすぐれたりとの御...
もろて‐のし【諸手伸し】
日本泳法の一。横泳ぎの姿勢で、両手をそろえて胸の付近から体に沿ってかくと同時に足をあおる泳ぎ方。
諸手(もろて)を挙(あ)げて
⇒諸手を挙げる
諸手(もろて)を挙(あ)・げる
無条件に、また積極的に歓迎する。「—・げて賛成する」
もろ‐てん【諸点】
1 歌の評点で、左右の肩に打つ点。 2 漢文に訓点をつけるとき、送り仮名と返り点との両方をつけること。→片点
モロトフ
ロシア連邦の都市ペルミの旧称。
モロトフ
[1890〜1986]ソ連の政治家。1930年ソ連邦人民委員会議議長に就任、1939年外務人民委員として独ソ不可侵...
もろ‐とも【諸共】
[副]行動を共にするさま。あいともに。ともども。「戦車—自爆する」「死なば—」
もろ‐なみだ【諸涙】
ともに涙を流して泣くこと。「錦祥女はすがりつく母の袂(たもと)の—」〈浄・国性爺〉
もろ‐なり【諸成/胡頽子】
グミの古名。〈和名抄〉