やまだ‐まさき【山田正紀】
[1950〜 ]小説家。愛知の生まれ。SF「神狩り」でデビュー。SF・ミステリー・ホラー・冒険小説など幅広い分野で...
やまだ‐もりたろう【山田盛太郎】
[1897〜1980]経済学者。愛知の生まれ。東大教授。マルクスの再生産表式、日本資本主義などを研究。野呂栄太郎ら...
やまだ‐ようじ【山田洋次】
[1931〜 ]映画監督。大阪の生まれ。ユーモアあふれる人情喜劇を描き、絶大な人気を得る。特に、主演の渥美清が亡く...
やまだ‐よしお【山田孝雄】
[1873〜1958]国語学者・国文学者。富山の生まれ。東北大教授・神宮皇学館大学学長。独自の体系的文法理論を打ち...
やまだ‐りゅう【山田流】
箏曲(そうきょく)の流派の一。安永(1772〜1781)ころに、生田流を学んだ江戸の山田検校が創始。生田流の、三味...
やま‐ぢさ【山萵苣】
エゴノキの別名。「息の緒に思へる我を—の花にか君がうつろひぬらむ」〈万・一三六〇〉
やまっ‐け【山っ気】
「やまけ」に同じ。
やまつくり‐どころ【山作所】
1 陵墓造営のため、臨時に置かれた官司。 2 奈良時代、寺院に属し、造営のための木材の伐採・製材を扱った作業事務所。
やま‐つけ【山付け】
ヤママユの卵を貼り付けた紙をクヌギなどの枝につけ、孵化(ふか)させること。卵はネットなどに入れることもある。
やま‐つつじ【山躑躅】
ツツジ科の半落葉低木。山野に生え、葉は楕円形で両面に毛があり、枝先に集まってつく。初夏、朱赤色か紅紫色の漏斗状の花...
やま‐つづき【山続き】
1 山が連なっていること。また、その山々。 2 山に接していること。また、その所。「—の村落」
やま‐つなみ【山津波】
山腹から多量の土砂・岩片が土石流となって流れ出す、大規模な山崩れ。
やま‐つ‐み【山祇】
山の霊。山の神。「たたなはる青垣山—の奉(まつ)る御調(みつき)と」〈万・三八〉
やま‐づくし【山尽(く)し】
1 山名を集め列挙すること。また、そのもの。 2 模様などで、山鉾(やまぼこ)の形を集め描くこと。また、そのもの。
やま‐づたい【山伝い】
1 山から山へと、山道を伝って行くこと。 2 イワガネソウの別名。
やま‐づと【山苞】
山里からのみやげ。「—に持たせ給へりし紅葉」〈源・賢木〉
やま‐づみ【山積み】
[名](スル) 1 うず高く積み重ねること。また、積み重なること。「トラックに荷物を—する」 2 問題や仕事などが...
やま‐づら【山面】
山のかたわら。山の斜面。「—を見れば、霧は、げに麓(ふもと)こめたり」〈かげろふ・上〉
やま‐て【山手】
1 山よりの土地。山のほう。やまのて。⇔海手(うみて)。 2 中世、山中や陸路に関所を設けて、通行人から徴収した税...
やまのて‐せん【山手線】
東京都、品川から新宿・池袋を経て田端に至るJR線。全長20.6キロ。また、東海道本線・東北本線に乗り入れて、田端・...
やまて‐どおり【山手通り】
東京都品川区東品川から板橋区氷川町までの道路の呼び名。目黒・渋谷・中野・池袋を経由する。
やま‐てん【夜摩天】
仏語。六欲天の第三。忉利(とうり)天の上方にあり、天人は五欲の楽を受ける。寿命は2000年で、その一昼夜は人間界の...
やま‐でら【山寺】
山中の寺院。
やまでら【山寺】
山形市北東部の地名。立石寺(りっしゃくじ)がある。 立石寺の通称。
やまと【大和】
神奈川県中部の市。相模原台地の東部にあり、東の横浜市との境を境川が流れる。住宅地。南西部は厚木航空基地の一部。人口...
やまと【大和/倭】
旧国名の一。五畿に属し、現在の奈良県にあたる。大和政権の発祥地で飛鳥(あすか)京・藤原京・平城京などが置かれた。も...
やま‐と【山処】
山のあたり。山。「泣かじとは汝(な)は云ふとも—の一本薄(ひともとすすき)」〈記・上・歌謡〉
やまとあおがき‐こくていこうえん【大和青垣国定公園】
奈良県北部にある国定公園。大和高原の西部にあたり、柳生街道・山辺(やまのべ)の道・初瀬(はせ)周辺などが含まれる。
やまと‐アルプス【大和アルプス】
大峰(おおみね)山の異称。
山(やま)と言(い)えば川(かわ)
人の言葉に常に反対することのたとえ。右と言えば左。
やまと‐いも【大和芋】
1 ナガイモの一品種。芋は手のひら状の塊をなす。とろろなどにして食べる。 2 サトイモの一品種。芋は淡紅色。
やまと‐いんせき【やまと隕石】
南極大陸のやまと山脈付近で発見された隕石(南極隕石)の総称。昭和44年(1969)に日本の南極観測隊により初めて9...
やまと‐うた【大和歌/倭歌】
1 日本固有の歌。和歌。やまとことのは。→唐歌(からうた) 2 大和地方の風俗歌(ふぞくうた)。大和舞で歌われる。
やまと‐うち【大和打ち】
板塀などで、横木の内側と外側に板を交互に少し重なり合うようにして打ちつけること。
やまと‐うつぼ【大和靫】
割り竹や籐(とう)で編んだ、毛皮をつけないうつぼ。木で作り、黒く塗ったものもある。
やまと‐え【大和絵/倭絵】
本来は、日本の風景や風俗を描いた絵画。鎌倉後期からは、宋元画やその影響を受けた新様式の日本画に対して平安時代以来の...
やまと‐おうけん【大和王権】
⇒大和政権
やまとおおじ‐どおり【大和大路通り】
京都市東山区の西側を南北に走る道路の呼び名。北の三条通りから南の泉涌寺道に至る。全長約2.9キロ。三条〜四条通りの...
やまと‐おり【大和織(り)】
縦糸に太い木綿糸、横糸に黄麻糸を用いて平織りにした厚地の織物。敷物やかばんの生地などに使用する。
やまと‐かいれい【大和海嶺】
日本海のほぼ中央に位置する海底の高まり。最浅部236メートルの大和堆(やまとたい)と、397メートルの北大和堆とに...
やまと‐かき【大和掻き】
下地窓などの木や竹に蔓(つる)などを巻きつかせること。また、そのもの。
やまとかたかなはんせつぎげ【倭片仮字反切義解】
室町時代の語学書。1巻。明魏(藤原長親)著。成立年未詳。仮名の起源・沿革・反切・音義などについて説いたもの。
やまと‐かつらぎさん【大和葛城山】
⇒葛城山
やまと‐がかり【大和掛(か)り】
「下掛(しもが)かり2」に同じ。
やまと‐がき【大和柿】
御所柿(ごしょがき)の別名。
やまと‐がく【大和楽】
三味線音楽の一派。昭和8年(1933)大倉喜七郎が清元栄寿郎の協力を得て創始。一中節・河東(かとう)節・宮薗節・荻...
やまと‐がすり【大和絣】
奈良県大和高田市付近で産する木綿の白絣。のちに、紺絣も織るようになった。
やまと‐がな【大和仮名】
漢字に対して、かたかな・ひらがな。
やまとがなありわらけいず【倭仮名在原系図】
浄瑠璃。時代物。五段。浅田一鳥らの合作。宝暦2年(1752)大坂豊竹座初演。在原行平と松風・村雨姉妹の恋物語に、惟...
やまと‐がわ【大和川】
奈良県北部を西流する川。桜井市初瀬の北方に源を発して初瀬(はせ)川とよばれ、奈良盆地で佐保川と合流、金剛・生駒(い...