やき‐つく・す【焼(き)尽(く)す】
[動サ五(四)]すべてを焼く。「戦火で町が—・される」
やき‐つけ【焼(き)付け】
[名](スル) 1 写真で、印画紙の上に原板を重ね、光を当てて露光させ、陽画を作ること。プリント。「べたで—する」...
やき‐つ・ける【焼(き)付ける】
[動カ下一][文]やきつ・く[カ下二] 1 熱した金属などを押して印をつける。焼き印を押す。「下駄に屋号を—・ける...
やき‐つち【焼(き)土】
1 焼いた土。 2 木片などを埴土(しょくど)とともに焼いたもの。肥料にする。
やき‐づけ【焼(き)漬(け)】
サケやサバなどの切り身を焼いてから調味料に漬け込んだ料理。保存食とする。
やき‐どうふ【焼(き)豆腐】
木綿豆腐の水けを切り、表面を軽く焼き焦がしたもの。
やき‐とり【焼(き)鳥】
鶏の肉や砂肝などを串(くし)に刺し、たれか塩をつけてあぶり焼いた料理。もとはツグミ・スズメなどを丸のまま焼いたもの...
やき‐とん【焼(き)豚】
豚の肉や臓物を串に刺し、たれまたは塩をかけて焼いたもの。→焼き豚(ぶた)
やき‐ドーナツ【焼(き)ドーナツ】
生地を油で揚げるのではなく、オーブンなどで焼いて作るドーナツ。ベークドドーナツ。
やき‐なおし【焼(き)直し】
[名](スル) 1 一度焼いたものをもう一度焼くこと。また、そのもの。「冷めた魚を—する」「ラボに写真の—を頼む」...
やき‐なお・す【焼(き)直す】
[動サ五(四)] 1 一度焼いたものを再び焼く。「生焼けの魚を—・す」 2 すでにある作品などに手を入れて新しいも...
やき‐なだれ【焼き頽れ】
⇒なだれ4
やき‐なべ【焼(き)鍋】
焼いたりいためたりするのに用いる鍋。
やき‐なまし【焼き鈍し】
金属やガラスなどを適当な温度に熱してから、ゆっくりと冷却する操作。内部ひずみの除去、金属の軟化などのために行う。な...
やきなまし‐ほう【焼き鈍し法】
溶融状態にある金属を徐々に冷却し、より欠陥のない結晶を得る焼き鈍しという現象を模し、最適化問題を近似的に解く手法。...
やき‐ならし【焼き準し】
鋼などの組織を標準化するため、一定温度に加熱してから空気中に放置して冷却する操作。これにより、焼き入れの際の焼き割...
やき‐にく【焼(き)肉】
肉を焼いたもの。また、牛・豚などの肉や内臓にたれをつけ、直火で焼きながら食べる料理。
やき‐のり【焼き海苔】
干し海苔を火などであぶったもの。
やき‐はた【焼(き)畑】
《「やきばた」とも》山林・原野を伐採してから火をつけて焼き、その灰を肥料として作物を栽培する農法。また、その畑。古...
やき‐はまぐり【焼き蛤】
ハマグリを殻つきのまま、松かさ・松葉、または炭火で焼いたもの。それに含まれている塩味だけで食する。三重県桑名の名産...
やき‐はら・う【焼(き)払う】
[動ワ五(ハ四)]あとかたもなくすっかり焼いてしまう。また、焼いて追い払う。「侵攻して町を—・う」
やき‐はん【焼(き)判】
「焼き印」に同じ。
やき‐ば【焼(き)刃】
⇒刃(やいば)1
やき‐ば【焼(き)場】
1 物を焼く場所。 2 火葬を行う場所。火葬場。
やき‐ばめ【焼き嵌め】
軸を受ける穴を加熱し膨張させて広げ、軸をはめ入れる嵌め合い。冷却すると固着状態になる。
やき‐ばり【焼き鍼】
鉄製の鍼を火で焼いてから患部に接触させ、灸(きゅう)の効果を求める方法。筋肉の治療に用いる。火鍼。燔鍼(はんしん)...
やき‐ふ【焼き麩】
生麩(なまふ)にでんぷんや膨張剤を加え、焼いて乾燥した麩。形により、棒麩・車(くるま)麩・花麩などがある。
やき‐ふで【焼(き)筆】
柳などで作った棒の先端を焼いて消し炭状にしたもの。日本画で、下絵を描くのに用いる。土筆(どひつ)。
やき‐ぶた【焼(き)豚】
豚肉の塊に下味をつけて、天火などで焼いたもの。チャーシュー。
やき‐まし【焼(き)増し】
[名](スル)写真の印画を追加して焼き付けること。また、その写真。
やき‐みそ【焼(き)味噌】
味噌を杉板などに塗り、遠火であぶったもの。飯の菜や酒の肴にする。
やき‐みょうばん【焼(き)明礬】
カリ明礬を熱し、脱水して無水物としたもの。白色の粉末で、水に溶け、収斂(しゅうれん)作用がある。医薬品や食品加工に...
やき‐むら【焼き斑】
ものの焼け方が一様でないこと。「ホットケーキに—ができる」
やき‐め【焼(き)目】
食品などを焼いたときに、熱によって表面に跡がつくこと。また、その焼き跡。
やき‐めし【焼(き)飯】
1 チャーハンのこと。 2 握り飯を火にあぶって焦げ目をつけたもの。
やき‐もき
[副](スル)あれこれと気をもんでいらいらするさま。「まにあうかどうか—する」
やき‐もち【焼(き)餅】
1 火であぶって焼いた餅。 2 《嫉妬(しっと)する意の「焼く」に餅を添えていった語》嫉妬。ねたみ。「—を焼く」
やきもち‐やき【焼(き)餅焼(き)】
嫉妬しやすいこと。嫉妬深い人。
焼(や)き餅(もち)焼(や)くとて手(て)を焼(や)くな
嫉妬(しっと)も度を過ごせば災いを招くから、ほどほどにせよ。
焼(や)き餅(もち)を焼(や)・く
嫉妬(しっと)する。「いやだわ。—・かれるのは、わたし大きらい」〈芥川・偸盗〉
やき‐もどし【焼(き)戻し】
[名](スル)焼き入れをした金属を、焼き入れ温度より低い温度で再加熱する操作。鋼を粘り強くするために行うが、高速度...
やき‐もの【焼(き)物】
1 陶器・磁器・炻器(せっき)・土器の総称。 2 魚・鳥・獣肉などをあぶり焼きにした料理。 3 金属に焼きを入れて...
やきもの‐ぐすり【焼(き)物薬】
釉(うわぐすり)のこと。
やきもの‐し【焼(き)物師】
陶器などをつくる職人。陶工。
やき‐やき
[副](スル)「やきもき」に同じ。「あんまりおそいんで—していたところへ」〈里見弴・今年竹〉
や‐きゅう【野球】
米国で発達した球技の一。九人編成の二つのチームが各9回ずつ攻撃と守備を交替しながら得点を争うもの。攻撃側は守備側の...
やきゅう‐けん【野球拳】
二人が相対し、野球の投手・打者・走者の身振りをし、歌をうたいながらじゃんけんをして、負けたほうが着衣を1枚ずつ脱い...
やきゅう‐けんしょう【野球憲章】
⇒日本学生野球憲章
やきゅう‐じょう【野球場】
野球の試合を行うためのグラウンド。球場。
やきゅうたいいく‐はくぶつかん【野球体育博物館】
野球殿堂博物館の旧称。