ゆかた‐ぞめ【浴衣染(め)】
浴衣特有の模様に染めること。また、染めたもの。
ゆ‐かたびら【湯帷子】
昔、入浴の際、または入浴後に着た、麻や木綿の単(ひとえ)。湯具。ゆかた。
ユカタン‐はんとう【ユカタン半島】
《Yucatán》中央アメリカ東部の半島。メキシコ湾とカリブ海とを分かつ。大部分はメキシコに、一部はグアテマラとベ...
ゆか‐だんぼう【床暖房】
床下に温水パイプや電熱器を巡らせ、床を加熱して暖房する方式。室内の空気を強制的に対流させる暖房方式とは異なり、放射...
ゆか‐づか【床束】
1階の床を支える束(つか)。床下の柱。
ゆか‐ばり【床張り】
《「ゆかはり」とも》床を板などで張ること。また、床を張った所。
ゆか‐ばり【床梁】
床板を支えている梁。
ゆか‐ほん【床本】
《「ゆかぼん」とも》義太夫節の太夫(たゆう)が床2で語るときに使う、舞台用の比較的大形の義太夫本。
ゆがま【湯釜】
草津白根山頂にある火口湖。直径約300メートルで湖水は強酸性。付近に水釜(みずがま)・涸釜(かれがま)の二つの火口...
ゆ‐かむり【湯被り】
頭に手ぬぐいを乗せ、その上から柄杓(ひしゃく)で湯をかぶる入浴方法。鳥取の岩井温泉に古くから伝わる風習。
ゆか‐めん【床面】
1 床の表面。 2 「床面積」の略。
ゆか‐めんせき【床面積】
建物の床の部分の面積。床面。
ゆか‐もの【由加物/斎甕物】
神事の供え物を入れる器物。また、その供え物。
ゆかもの‐の‐つかい【由加物の使】
大嘗祭(だいじょうさい)に先だち、由加物の製造・運送などを監督するために諸国に遣わされた使者。
ゆかり【縁/所縁】
1 なんらかのかかわりあいやつながりのあること。因縁。「縁(えん)も—もない」「文豪—の地」「—の者を頼って上京す...
ゆかり‐の‐いろ【縁の色】
《古今集・雑上の「紫の一本(ひともと)ゆゑに武蔵野の草はみながらあはれとぞ見る」から》紫色。「春も惜し花をしるべに...
ゆかり‐むつび【縁睦び】
1 血縁のある者が親しく交わること。「げに殊なることなき—にぞあるべけれど」〈源・蜻蛉〉 2 血縁どうしの結婚。「...
ゆか・る【縁る】
[動ラ四]《名詞「ゆかり」の動詞化》縁がある。縁がつながる。「武士にて—・りつつかはれて」〈愚管抄・四〉
ユカワ
《湯川秀樹にちなむ》原子物理学で用いられる長さの単位。1ユカワは10兆分の1すなわち10−13センチ。記号Y フェルミ。
ゆ‐かわあみ【斎川浴み】
身を浄めるために川で水を浴びること。「諸(もろもろ)の氏姓の人等、—斎戒(きよまは)りて」〈允恭紀〉
ゆかわ‐ひでき【湯川秀樹】
[1907〜1981]理論物理学者。東京の生まれ。小川琢治の三男。京大教授。中間子の存在を予言し、坂田昌一・武谷三...
ゆかわ‐りゅうし【湯川粒子】
⇒π中間子
床(ゆか)を踏(ふ)み鳴(な)ら・す
劇場や集会などで、大勢が床を勢いよく踏んで音を立てる。不満や反感などを表すしぐさ。「—・して抗議する」
ゆ‐かん【湯灌】
[名](スル)仏葬で、死体を棺に納める前に湯水でぬぐい清めること。湯洗い。 [補説]使用する湯は逆さ水(水に熱湯を...
ゆかん‐ば【湯灌場】
江戸時代、湯灌を行うために寺院内に建てられた小屋。
ゆが【瑜伽】
《(梵)yogaの音写。相応と訳す》心の制御・統一をはかる修行法。冥想による寂静の境に入って、絶対者との合一を目的...
ゆ‐がえし【弓返し】
⇒ゆみがえし(弓返し)
ゆ‐がえし【湯返し】
茶の湯で、ひしゃくを棚または卓などに飾り残す点前(てまえ)のとき、ひしゃくの合(ごう)を速く乾かすために、ひしゃく...
ゆ‐がえり【弓返り】
⇒ゆみがえり(弓返り)2
ゆが‐きょう【瑜伽教】
《三密瑜伽を主とするところから》密教の異称。
ゆ‐が・く【湯掻く】
[動カ五(四)]野菜などの灰汁(あく)を除くために、さっとゆでる。「小松菜を—・く」
ゆ‐がけ【弓懸/弽】
弓を射るときに手の指を保護するために用いる革製の手袋。左右一対の諸(もろ)弓懸、右手にだけつける的(まと)弓懸、右...
ゆ‐がけ【湯掛け】
「湯浴(ゆあ)み」に同じ。「御—御沙汰ありて」〈御湯殿上日記〉
ゆが‐さんみつ【瑜伽三密】
⇒三密瑜伽
ゆがしじろん【瑜伽師地論】
大乗論書。漢訳では弥勒(みろく)説とし、チベット訳では無著(むじゃく)著とする。4世紀ころ成立。玄奘(げんじょう)...
ゆがしま‐おんせん【湯ヶ島温泉】
静岡県伊豆市の温泉。伊豆半島中央部にある。泉質は炭酸水素塩泉・硫酸塩泉。付近に浄蓮の滝がある。
ゆが‐しゅう【瑜伽宗】
1 インドの瑜伽派のこと。 2 密教の異称。
ゆが‐しんれい【瑜伽振鈴】
密教の修法で、その前後2回、金剛鈴を振り鳴らすこと。
ゆが‐じょうじょう【瑜伽上乗】
《瑜伽の行は無上の仏乗であるという意》密教の美称。
ゆが‐の‐ほっすい【瑜伽の法水】
仏語。密教の修法により仏と一体となった境地になることを、法水にひたることにたとえていう語。
ゆが‐は【瑜伽派】
1 ⇒ヨーガ派 2 ⇒唯識派(ゆいしきは)
ゆ‐がま【湯釜】
1 湯を沸かす釜。 2 蒸気機関車のかま。ボイラー。 [補説]地名別項。→湯釜
ゆ‐がま【柚釜】
ユズの実の上部を切り、中身をくりぬいて中に調味した詰め物を入れた料理。《季 秋》「灯りても—づくりのなほつづく/秋桜子」
ゆがみ【歪み】
1 ゆがむこと。ゆがんでいる状態。ひずみ。「テレビの画像の—」 2 心が正しくないこと。「性格の—」
ゆ‐がみ【結髪】
《「ゆいがみ」の音変化》馬のたてがみを部分部分束ねて結ぶこと。また、そのたてがみ。巻き髪。「手綱を馬の—に捨て」〈...
ゆが‐みっしゅう【瑜伽密宗】
真言宗の異称。三密の修行をする真言密教をいう。
ゆがみ‐づら【歪み面】
ゆがんだ顔。しかめつら。
ゆがみ‐なり【歪み形】
1 ゆがんだ形。また、ゆがんだままにしておくこと。「当世女にして風俗腰つき—に」〈浮・椀久二世〉 2 いい加減。ま...
ゆがみ‐ばしら【歪み柱/曲み柱】
茶室の中柱(なかばしら)で、ゆがみのあるもの。
ゆがみ‐もじ【歪み文字】
《ゆがんだ形の字の意》ひらがなの「く」のこと。→二つ文字「二つ文字牛の角(つの)文字すぐな文字—とぞ君はおぼゆる」...