う‐さ【憂さ】
気持ちが晴れないこと。思うに任せない、つらい気持ち。「—を晴らす」
うさ【宇佐】
大分県北部の市。宇佐神宮がある。そうめんを産する長洲(ながす)は港町、本願寺別院のある四日市(よっかいち)は市場町...
ウーサイ
[1887〜1971]アルゼンチンの生理学者。脳下垂体前葉ホルモンと糖代謝について研究。1947年、ノーベル生理学...
ウサイ
⇒ウーサイ
う‐さいかく【烏犀角】
インドサイまたはスマトラサイの鼻角。漢方で、はしか・脚気(かっけ)・解熱・毒下しなどに薬用する。犀角。
うさい‐たい【烏犀帯】
束帯の具で、石帯(せきたい)の一。銙(か)に烏犀角(うさいかく)を用いたもの。のちには牛の角を代用した。
うさぎ【兎】
ウサギ目ウサギ科の哺乳類の総称。ノウサギ類と、飼いウサギの原種であるアナウサギ類とに分けられる。体長40〜60セン...
うさぎ‐あみ【兎網】
ウサギを捕らえるために張る網。うさぎわな。
うさぎ‐うま【兎馬/驢】
《耳の長いところから》ロバの別名。
うさぎ‐がり【兎狩(り)】
野ウサギを捕ること。鉄砲で撃ったり、張った網などの中に追い込んで生け捕りにすることもある。《季 冬》「裏山に出て雪...
うさぎ‐ぎく【兎菊】
キク科の多年草。本州中部以北の高山に生え、高さ約30センチ。茎や葉に毛がある。葉は長楕円形で対生。夏、黄色い大きな...
うさぎ‐こうもり【兎蝙蝠】
ヒナコウモリ科のコウモリ。体長4、5センチに対して3、4センチという長大な耳をもつ。昆虫を食べる。ヨーロッパ・アジ...
うさぎ‐ごや【兎小屋】
1 ウサギを飼うための小屋。 2 日本人の粗末な小さい家のこと。EC(ヨーロッパ共同体)が昭和54年(1979)に...
うさぎ‐ざ【兎座】
南天の小星座。オリオン座の南、大犬座の西にあり、2月上旬の午後8時ごろ南中する。学名(ラテン)Lepus
兎(うさぎ)死(し)すれば狐(きつね)これを悲(かな)しむ
《田芸蘅「玉芺零音」から》同類の不幸を縁者が悲しむことのたとえ。
うさぎとかめ【兎と亀】
「イソップ物語」にみえる寓話(ぐうわ)の一。ウサギとカメが山のふもとまで競走をするが、足の速さに自信のあるウサギは...
うさぎ‐とび【兎跳び】
両足を揃えて腰を落とし、反動をとりながらウサギのように前へ跳躍すること。
兎(うさぎ)に祭文(さいもん)
ウサギに神仏の霊験を説いても無駄であるように、いくら意見をしても効き目がないことのたとえ。
兎(うさぎ)の逆立(さかだ)ち
耳が痛い、弱点を突かれてつらいの意をしゃれていう語。ウサギが逆立ちをすると、長い耳が地面に当たって痛いだろうという...
兎(うさぎ)の登(のぼ)り坂(ざか)
《ウサギは後足が長く、坂を登ることが巧みであるところから》持ち前の力を振るうことができて、物事が早く進むたとえ。
兎(うさぎ)の糞(ふん)
ウサギの糞のように、物事がとぎれて続かないことのたとえ。
うさぎのめ【兎の眼】
灰谷健次郎による児童文学作品。昭和49年(1974)刊行。挿絵は長谷川知子。小学1年生のクラス担任となった、新卒の...
うさぎ‐へいほう【兎兵法】
本当の兵法を知らないで、へたな策略をめぐらし、かえって失敗すること。因幡(いなば)の白兎の故事に基づく。生兵法(な...
うさぎ‐みみ【兎耳】
1 耳の長いこと。また、その耳。 2 人の隠し事を巧みに聞き出すこと。また、その人。地獄耳。 3 ⇒うさ耳
うさぎ‐むすび【兎結び】
ひもの結び方の一。ウサギの耳のように、細長い輪を左右に結び出したもの。
うさ‐し【宇佐市】
⇒宇佐
うさ‐シャント【右左シャント】
右心室から左心室、または肺循環から体循環への異常な開口部を通して血液が流れる状態。右心室から拍出された静脈血が、肺...
うさ‐じんぐう【宇佐神宮】
大分県宇佐市にある神社。旧官幣大社。祭神の八幡大神(応神天皇)・比売(ひめ)大神・神功(じんぐう)皇后を三殿に祭る...
うさ‐づかい【宇佐使】
天皇の即位や国家の大事の際、宇佐神宮に幣帛(へいはく)を献じて祈願するために派遣された勅使。即位のときは必ず和気氏...
うさ‐とりい【宇佐鳥居】
鳥居の一形式。丸柱が垂直に立ち、笠木と島木の反りが強く、木口が斜めに切られ、檜皮葺(ひわだぶ)きの屋根をかけたもの...
うさ‐はちまん【宇佐八幡】
⇒宇佐神宮
うさ‐ばらし【憂さ晴(ら)し】
[名](スル)苦しさやつらさを、何かで紛らして除いたり忘れたりすること。気晴らし。気散じ。「酒を飲んで—する」
ビンラディン
[1957ごろ〜2011]サウジアラビア出身のイスラム原理主義者。同国の財閥の家系に生まれる。アフガン侵攻では米国...
うさみ‐まこと【宇佐美洵】
[1901〜1983]銀行家。東京の生まれ。池田成彬の甥。三菱銀行頭取などを経て日本銀行総裁。昭和40年(1965...
うさ‐みみ【うさ耳】
《「うさ」は兎の略》兎の耳。また、カチューシャなどに付いた、兎の耳を模した飾り。「—を付けたバニーガール」
うさみ‐りん【宇佐見りん】
[1999〜 ]小説家。静岡の生まれ。令和元年(2019)、「かか」で文芸賞を受賞し作家デビュー。「推(お)し、燃...
うさ‐ゆづる【設弦】
弓の予備の弦。「—絶えば継がむに並べてもがも」〈仁徳紀・歌謡〉
うさ・る【失さる】
[動ラ四]なくなる。消えうせる。「まだ御不憫(ふびん)が—・らずして」〈浄・袂の白絞〉
う‐さん【烏盞/胡盞】
《「う(胡)」は唐音》天目茶碗(てんもくぢゃわん)の一つで、釉色(ゆうしょく)の黒いもの。
う‐さん【胡散】
[形動][文][ナリ]《「う(胡)」は唐音》怪しいさま。不審なさま。胡乱(うろん)。「此国(ここ)では余り見掛けた...
うさん‐くさ・い【胡散臭い】
[形][文]うさんくさ・し[ク]どことなく怪しい。疑わしい。油断ができない。「—・い人物」
うさん‐らし・い【胡散らしい】
[形][文]うさんら・し[シク]うさんくさい。怪しげである。「素戔嗚(すさのお)は岩角に佇んだまま、—・く相手の顔...