こ‐ばん【小判】
1 江戸時代の金貨。楕円形で1枚を1両とする。幕府発行の標準貨幣で、慶長小判・元禄小判・正徳小判・天保小判・万延小...
こ‐ばん【枯礬】
焼き明礬(みょうばん)のこと。
コバン
グアテマラ中部の都市。アルタ‐ベラパス県の県都。毎年8月に、守護聖人サント=ドミンゴを称える大きな祭が催されること...
こばん‐いただき【小判頂/小判戴】
コバンザメの別名。
こばん‐いち【小判市】
江戸時代、金貨を銀貨または銭と交換した市。
こばん‐がた【小判形】
小判のような形。楕円形。こばんなり。
こばん‐きん【小判金】
小判の金貨。小判。
こ‐ばんこ【古万古】
万古焼のうち、創始者の沼浪弄山(ぬなみろうざん)が元文年間(1736〜1741)から伊勢国小向(おぶけ)で焼いたも...
こばん‐ざめ【小判鮫】
1 コバンザメ科の海水魚。全長約80センチ。体は細長く、頭胴部は縦扁し、頭の上面に第1背びれの変形した小判形の吸盤...
こ‐ばんし【小半紙】
小形の半紙。懐中紙に用いた。
こばん‐しゅう【小番衆】
室町時代、将軍家・大名家などで主君の側近に勤番・宿直した者。小番。
こばん‐じょろう【小判女郎】
小判を女郎にたとえた語。小判の愛称。「可愛らしい—」〈浄・淀鯉〉
こばん‐そう【小判草】
イネ科の一年草。高さ30〜40センチ。夏、小判形をした穂を垂れ、熟すと黄緑色になる。ヨーロッパの原産で明治年間に渡...
こばん‐づけ【小判漬(け)】
アユなどの粕漬け。腹を輪切りにすると、中の卵が小判形に見えるところからいう。
こばん‐なり【小判形】
「こばんがた」に同じ。「—の桶からざあと旦那の肩へ湯をあびせる」〈漱石・吾輩は猫である〉
こばん‐ふん【小判粉】
蒔絵(まきえ)に用いる金粉。銀分が多く、少し青みを帯びる。青金粉。
こばん‐むし【小判虫】
半翅(はんし)目コバンムシ科の昆虫。水草の多い池沼にすみ、体は小形で楕円形、鮮緑色で、一部に褐色部がある。前脚は鉤...