つた【苆/寸莎】
「すさ」の音変化。
つた【蔦】
1 ブドウ科の落葉性の蔓(つる)植物。吸盤のある巻きひげで木や岩に固着する。葉は卵形で、ふつう三つに裂けており、秋...
つたい‐あるき【伝い歩き】
[名](スル)壁などに手をかけ、それに沿って歩くこと。また、敷石などに沿って、その上を歩くこと。つたいありき。「赤...
つた・う【伝う】
[動ワ五(ハ四)]物に沿って移動する。連続してある物などを手がかりにして進む。「涙が頰を—・う」「手すりを—・って...
つた‐うるし【蔦漆】
ウルシ科の落葉性の蔓(つる)植物。山地にみられ、茎から気根を出して樹木などに巻きつく。葉は3枚の卵形の小葉からなる...
つたえ【伝え】
1 つたえること。また、その内容。伝言。ことづて。「—を聞いてかけつける」 2 伝説。伝承。言い伝え。「昔からの—...
つたえ‐う・ける【伝え受ける】
[動カ下一][文]つたへう・く[カ下二]人から受け継ぐ。「祖父から—・けた技術」
つたえ‐き・く【伝え聞く】
[動カ五(四)] 1 人づてに聞く。うわさに聞く。「—・くところによると」 2 昔からの言い伝えとして聞く。昔のこ...
つたえ‐ごと【伝へ言】
言い伝えられていること。伝説。「古事記書紀に記されたる、古の—のままなり」〈玉勝間・二〉
つたえ‐と・る【伝へ取る】
[動ラ四]伝授をうけて習得する。「はかばかしく—・りたることはをさをさなけれど」〈源・若菜下〉
つたえ‐ばなし【伝え話】
1 古くから言い伝えられた話。昔話・伝説など。 2 人づてに聞いた話。「—で真相ははっきりしない」
つたえ‐びと【伝へ人】
話の取り次ぎをする人。「右近内侍(ないし)ぞさりげなき—にては候ひける」〈栄花・浦々の別〉
つた・える【伝える】
[動ア下一][文]つた・ふ[ハ下二] 1 言葉などで知らせる。伝達する。「電話で用件を—・える」「大統領選の速報を...
つた‐おんせん【蔦温泉】
青森県十和田市の温泉。八甲田山の南東にある。泉質は単純温泉。大町桂月(おおまちけいげつ)が晩年を送った地。
つた‐かずら【蔦葛】
つる草の総称。《季 秋》「こまやかに這ひて恐ろし—/嘯山」
つたな・い【拙い】
[形][文]つたな・し[ク] 1 能力が劣っている。ふつつか。「—・い者ですがよろしく頼みます」 2 運が悪い。「...
つた‐の‐からまる【蔦唐丸】
蔦屋重三郎(つたやじゅうざぶろう)の狂名。
つた‐の‐ほそみち【蔦の細道】
ツタがおい茂って細くなっている道。特に、静岡市駿河区丸子(まりこ)と藤枝市岡部町岡部との間の、宇津ノ谷(うつのや)...
つた‐もみじ【蔦紅葉】
紅葉したツタの葉。《季 秋》「—朝から暮るるそぶりなり/一茶」
つたもみじうつのやとうげ【蔦紅葉宇都谷峠】
歌舞伎狂言。世話物。5幕。河竹黙阿弥作。安政3年(1856)江戸市村座初演。あんまの文弥が100両持って京へ上る途...
つた‐や【蔦屋】
江戸後期の地本(じほん)問屋。初め江戸新吉原大門口にあったが、天明年間(1781〜1789)に日本橋通油町に移転。
つたや‐ガラパゴス
《「ツタヤガラパゴス」と書く》「GALAPAGOS STORE(ガラパゴスストア)」の旧称。
つたや‐じゅうざぶろう【蔦屋重三郎】
[1750〜1797]江戸後期の出版業者。江戸の人。本名、喜多川柯理(からまる)。号、耕書堂。通称、蔦重(つたじゅ...
つたわ・る【伝わる】
[動ラ五(四)] 1 話などが一方から他方へ通じて広がる。情報が人から人へと知らされる。「こちらの意向が先方へ—・...
ツタンカーメン
エジプト第18王朝第12代の少年王。在位、前1361〜前1352ごろ。イクナートンの後継者。アモン神崇拝に改宗し、...
ツタンクアーメン
⇒ツタンカーメン