つん【突ん】
[接頭]《動詞「つ(突)く」の連用形「つき」の音変化》動詞に付いて、その動詞の表す意味や語調を強める意を表す。「—...
ツングース
カムチャツカ・サハリン(樺太(からふと))からシベリア東部および中国東北部に分布するツングース語を話す民族の総称。...
ツングースカ‐じけん【ツングースカ事件】
⇒ツングースカ大爆発
ツングースカ‐だいばくはつ【ツングースカ大爆発】
1908年、ロシア帝国領のシベリア中央部、エニセイ川の支流ポドカメンナヤツングースカ川の上流部の上空で起こった大爆...
ツングース‐ご【ツングース語】
シベリア東部・サハリン(樺太(からふと))・中国東北部などで話される。狭義にはエベンキ語をいうが、そのほかに約10...
つん‐けん
[副](スル)無愛想で、言葉や態度がとげとげしているさま。「—(と)してあいさつを返さない」
つん‐ざ・く【擘く/劈く】
[動カ五(四)]《「つみさく」の音変化》勢いよく突き破る。つよく裂き破る。「耳を—・くような悲鳴」「大気を—・く爆音」
つん‐だ・す【突ん出す】
[動サ五(四)]《「つきだす」の音変化》勢いよく出す。「足を人前に—・す」
つんつるてん
[名・形動] 1 衣服の丈が短くて、手足や膝(ひざ)が現れていること。また、そのさま。「—な(の)着物」 2 頭が...
つん‐つん
[副](スル) 1 無愛想にとりすましているさま。「—していてろくに返事もしない」 2 においが強く鼻を刺激するさ...
つん‐てん‐しゃん
三味線の調子を口で言い表した語。
つん‐でれ
女性の性格や行動の傾向の一つ。普段はつんつんと無愛想な女性が、特定の男性と二人きりになると、でれっと甘えてくるさま...
つん‐と
[副](スル) 1 愛想なくとりすましているさま。「—乙にすます」 2 においが強く鼻を刺激するさま。「わさびが—...
つん‐どく【積ん読】
《積んでおく意に読書の「どく」をかけたしゃれ》書物を買っても積み重ねておくだけで、少しも読まないこと。
ツンドラ
ユーラシア大陸・北アメリカの北極周辺に広がる凍結した荒原。短い夏の間に地面の表層が融解し、コケ類や地衣類が生える。...
ツンドラ‐カリブー
シカ科の哺乳類で、トナカイの一亜種。ユーラシア・アメリカのツンドラ地帯に分布し、季節的な移動をする。
ツンドラ‐きこう【ツンドラ気候】
ケッペンの気候区分による寒帯気候の一。符合はET。最暖月の平均気温がセ氏0以上10度未満。夏にはツンドラと呼ばれる...
ツンドラ‐きどう【ツンドラ軌道】
人工衛星を高緯度地域で利用するための同期軌道の一つ。国土が高緯度にあるため、赤道上の静止軌道は利用しづらい旧ソ連で...
つん‐のめ・る
[動ラ五(四)]勢いよく前へ倒れかかる。「石にけつまずいて—・る」
ツンフト
ギルドの形態の一。ドイツで、12、3世紀ごろから結成されはじめた独占的、排他的な手工業者の同職組合。手工業ギルド。
ツンベルク
[1743〜1828]スウェーデンの博物学者・医師。リンネの指導を受ける。安永4年(1775)長崎オランダ商館の医...
ツンベルク
[1873〜1953]スウェーデンの生化学者。生体の酸化還元反応を研究。ツンベルク管を考案。
ツンベルク‐かん【ツンベルク管】
T=ツンベルクが考案した、空気のない状態で酵素反応を行わせるためのガラス製の密閉試験管。酵素を入れた主室に、基質を...
つんぼ【聾】
聴力を失っていること。耳の聞こえないこと。
つんぼ‐さじき【聾桟敷】
1 江戸時代の劇場で、正面2階桟敷の最後方の席。舞台に遠く、役者のせりふがよく通らないところからいう。 2 関係者...
聾(つんぼ)の早耳(はやみみ)
都合の悪いことは聞こえないで、悪口などはよく聞こえるということ。また、聞こえないのに聞こえたふりをして早合点すること。