とう‐ぐ【唐虞】
中国の伝説上の聖天子である陶唐氏(尭(ぎょう))と有虞氏(舜(しゅん))を併せてよぶ名。また、その二人の治めた時代。
とう‐ぐう【東宮/春宮】
《東は四季の春に配されて万物生成の意をもち、また易では長男を表す震にあたり、宮殿が皇居の東にあったところから》 1...
とうぐう‐がくし【東宮学士】
律令制で、皇太子に経書を進講する官。
とうぐう‐ごしょ【東宮御所】
皇太子の居所。現在は東京都港区元赤坂にある。 [補説]現在の東宮御所は皇居の南西にあるが、京都御所では内裏の中の東...
とうぐう‐しき【東宮職】
平安中期以降、皇太子の道徳・学問の師である東宮傅(ふ)と東宮学士の総称。
とうぐう‐しょく【東宮職】
宮内庁の一部局。皇太子家に関する事務を扱う。
とうぐうせついん【東宮切韻】
平安時代の音韻書。20巻。菅原是善著。元慶4年(880)以前の成立とされるが、現存しない。中国の陸法言ら13人が撰...
とうぐう‐の‐だいぶ【春宮大夫】
春宮坊の長官。みこのみやのつかさのかみ。 [補説]「東宮大夫」とも書く。
とうぐう‐の‐ふ【東宮傅】
律令制で、皇太子の教育をつかさどった官。とうぐうふ。
とうぐう‐ぼう【春宮坊】
律令制以後明治維新まで、皇太子に関する事務をつかさどった役所。みこのみやのつかさ。 [補説]「東宮坊」とも書く。
とうぐ‐さんだい【唐虞三代】
尭と舜に、夏・殷(いん)・周の3代を加えた呼び名。
とう‐ぐし【唐櫛】
近世の梳(す)き櫛の一。竹製で歯の非常に細かく密なもの。
とうぐ‐どう【東求堂】
京都の慈照寺(銀閣寺)にある足利義政の持仏堂。文明18年(1486)建立。
とう‐ぐみ【唐茱萸/唐胡頽子】
ナツグミの変種。枝にとげはない。実が大きく、食べられる。たわらぐみ。
とう‐ぐわ【唐鍬】
鍬の一種。長方形の鉄板の一端に刃をつけ、他の端に木の柄をはめたもの。開墾や根切りに使う。とうが。
とう‐ぐん【東軍】
(内戦で)国土を東西に二分して争う勢力のうち、東方の軍。特に、関ヶ原の戦いで、徳川家康を総大将とした軍勢のこと。
とうぐん‐りゅう【東軍流】
剣術の流派の一。川崎鑰之助(かわさきかぎのすけ)が東軍僧正などに学んで創始し、江戸初期に5世の孫川崎(東軍)二郎太...