ビタミン
《(ラテン)vita(生命)に必要なアミンの意》微量で生体の正常な発育や物質代謝を調節し、生命活動に不可欠な有機物...
ビタミン‐エー【ビタミンA】
脂溶性ビタミンの一。肝油・卵黄・バターなどに多く含まれ、植物中のカロテンも体内でこれに変化する。A1(レチノール)...
ビタミン‐ビー【ビタミンB】
⇒ビタミンB複合体
ビタミン‐ビーいち【ビタミンB1】
ビタミンB複合体の一。米ぬか・酵母・レバーなどに多く含まれ、糖質代謝に関与。欠乏すると脚気(かっけ)・神経炎などを...
ビタミン‐ビーワン【ビタミンB1】
⇒ビタミンビーいち
ビタミン‐ビーじゅうに【ビタミンB12】
ビタミンB複合体の一。酵母・胚芽(はいが)などに含まれ、ポルフィリンに似たコリン環の中心にコバルトイオンを含む化学...
ビタミン‐ビーツー【ビタミンB2】
⇒ビタミンビーに
ビタミン‐ビーに【ビタミンB2】
ビタミンB複合体の一。酵母・米ぬか・牛乳・肉などに含まれる。フラビン酵素の補酵素として働く。欠乏すると口角炎・舌炎...
ビタミン‐ビーろく【ビタミンB6】
ビタミンB複合体の一。米ぬか・酵母・卵黄などに含まれ、たんぱく質代謝に関与する。欠乏では口内炎・皮膚炎・神経炎など...
ビタミンビー‐ぐん【ビタミンB群】
ビタミンB1・B2・B6・B12、およびニコチン酸・パントテン酸・ビオチン・葉酸・コリン・イノシトールなどの総称。...
ビタミンビー‐ふくごうたい【ビタミンB複合体】
ビタミンB群が混在する複合体。水溶性。初めビタミンBとよばれたが、のちに分離されて単一でないことがわかった。
ビタミン‐シー【ビタミンC】
水溶性ビタミンの一。新鮮な野菜・果物や緑茶などに含まれ、熱に弱く、すぐ分解してしまう。強い還元作用があり、体内の酸...
ビタミン‐ディー【ビタミンD】
脂溶性ビタミンの一。肝油・卵黄・バターなどにビタミンAと共存して含まれ、D2・D3の活性が高い。カルシウム・燐(り...
ビタミン‐イー【ビタミンE】
脂溶性ビタミンの一。野菜・植物性油脂などに多く含まれ、不飽和脂肪酸の過酸化を防ぐ作用をもつ。欠乏では生殖機能の減退...
ビタミンエフ【ビタミンF】
重松清の短編小説集。平成12年(2000)刊行。同年、第124回直木賞受賞。平成14年(2002)テレビドラマ化。
ビタミン‐エフ【ビタミンF】
必須脂肪酸のこと。 [補説]書名別項。→ビタミンF
ビタミン‐エッチ【ビタミンH】
ビオチンの別名。
ビタミン‐ケー【ビタミンK】
《(ドイツ)Koagulierung(凝固)から》脂溶性ビタミンの一。植物界に広く存在するK1、動物で腸内細菌によ...
ビタミン‐エル【ビタミンL】
《lactation(乳汁分泌)から》水溶性ビタミンの一。牛の肝臓と酵母に多く含まれる。ネズミでは催乳に不可欠。
ビタミン‐エム【ビタミンM】
葉酸(ようさん)のこと。
ビタミン‐ピー【ビタミンP】
《permeability(浸透性)から》レモン・ミカンの実や緑茶にビタミンCとともに含まれるルチンとヘスペリジン...
ビタミン‐ピーピー【ビタミンPP】
《pellagra preventive(ペラグラ予防因子)から》ニコチン酸(ナイアシン)のこと。
ビタミン‐キュー【ビタミンQ】
⇒コエンザイムQ10
ビタミンかじょう‐しょう【ビタミン過剰症】
脂溶性ビタミンが肝臓に蓄積されたために起こる中毒症状。ビタミンAでは脳圧亢進(こうしん)・四肢の疼痛(とうつう)な...
ビタミン‐カラー
《(和)vitamin+color》柑橘(かんきつ)類に見られるような明るいビビッドな色調の総称。明るい黄色、緑色...
ビタミンけつぼう‐しょう【ビタミン欠乏症】
ビタミンの摂取不足によって生じる生理機能障害。ビタミンAでは夜盲症、B1では脚気(かっけ)、Cでは壊血病、Dでは佝...
ビタミンよう‐さようぶっしつ【ビタミン様作用物質】
⇒ビタミン様物質
ビタミンよう‐ぶっしつ【ビタミン様物質】
ビタミンに似た生理作用をもつ有機化合物。微量で体内の代謝に重要な役割を担うが、ビタミンとは違って体内で生合成できる...