や‐ち【八千】
はっせん。また、数がきわめて多いこと。多く他の語の上に付けて用いられる。「—草」
やち【谷地/谷/野地】
「やつ(谷)」に同じ。「そのかみは—なりけらし小夜碪(きぬた)/公羽」〈続猿蓑〉
や‐ち【野致】
田舎らしい趣。ひなびた味わい。野趣(やしゅ)。「—に富む」
やち‐くさ【八千種】
たくさんの種類。「時ごとにいやめづらしく—に草木花咲き」〈万・四一六六〉
やち‐ぐさ【八千草】
《「やちくさ」とも》多くの草。
やちぐさ‐かおる【八千草薫】
[1931〜2019]女優。大阪の生まれ。本名、谷口瞳。夫は映画監督の谷口千吉。宝塚歌劇団を経て映画界に進出すると...
やち‐しお【八千入】
いく度も染めること。「色深き袖の涙にならふらし千入(ちしほ)—染むるもみぢば」〈新拾遺・哀傷〉
やち‐たび【八千度】
八千回。また、きわめて多くの回数。「先立たぬ悔いの—悲しきは流るる水のかへり来ぬなり」〈古今・哀傷〉
やち‐だも【谷地だも】
モクセイ科トネリコ属の落葉高木。本州北部から北の湿地に自生。樹皮に縦の裂け目があり、葉は長楕円形の小葉からなる羽状...
やち‐ねずみ【谷地鼠】
ネズミ科の哺乳類。ハツカネズミよりやや大きく、体の上面は暗褐色で下面は淡色。本州の高地の森林にすみ、巣を地中に作り...
やち‐はちまんぐう【谷地八幡宮】
山形県西村山郡河北町にある神社。祭神は応神天皇。寛治5年(1091)源義家が石清水(いわしみず)八幡宮の分霊を勧請...
やちほこ‐の‐かみ【八千矛神】
大国主命(おおくにぬしのみこと)の異称。
やちまた【八街】
千葉県中部の市。下総台地にあり、明治初期に開拓された東京新田の8番目の地域であった。ラッカセイの産地。住宅地化が進...
や‐ちまた【八衢】
道が八つに分かれている所。また、道がいくつにも分かれている所。分かれ道が多くて迷いやすいことにたとえる。「橘の影踏...
やちまた‐し【八街市】
⇒八街
や‐ちゅう【夜中】
夜のあいだ。夜間。夜分。
やちゅう‐じ【野中寺】
大阪府羽曳野市にある高野山真言宗の寺。山号は、青竜山。聖徳太子の命により蘇我馬子の創建と伝える。南北朝の兵火で焼失...
やちゅう‐ゆうこう【夜中遊行】
夢遊病(むゆうびょう)のこと。
や‐ちょ【野猪】
いのしし。
や‐ちょう【夜鳥】
夜、鳴く鳥。夜行性の鳥。
や‐ちょう【野帳】
1 ⇒のちょう1 2 野外で用いる手帳。実地調査のための記録帳。フィールドノート。
や‐ちょう【野鳥】
野生の鳥。野禽(やきん)。
やちょう‐の‐かい【野鳥の会】
⇒日本野鳥の会
や‐ちょく【夜直】
夜の当直。宿直。
野猪(やちょ)にして介(かい)するもの
《「介」は、鎧(よろい)》イノシシに鎧を着せたようなものの意で、むこう見ずな人をたとえて言う。猪武者(いのししむしゃ)。
やち‐よ【八千代】
八千年。また、きわめて多くの年代。「わが君は千代に—に細(さざ)れ石の巌(いはほ)となりて苔のむすまで」〈古今・賀〉
やちよ【八千代】
千葉県北西部の市。印旛(いんば)疏水路の新川が貫流。近郊農業が行われ、住宅地・工業地。人口19.0万(2010)。
やちよ‐し【八千代市】
⇒八千代
やちよじし【八千代獅子】
地歌・箏曲(そうきょく)。本来は尺八の曲であったものを、政島検校が胡弓(こきゅう)に移し、さらに藤永検校が三味線に...
や‐ちん【家賃】
家や部屋の借り賃。たなちん。
家賃(やちん)が高(たか)・い
相撲で、力士が自分の実力以上の地位にいる。転じて、何かが自分には不相応である場合にいう。「お嬢さんは私には—・い」
やちんさいむほしょう‐ぎょう【家賃債務保証業】
⇒家賃保証会社
やちん‐ほけん【家賃保険】
アパート・マンション・貸家の火災や事故によって借家人が立ち退いて家賃収入が途絶えた時などに、一定条件下で家主の家賃...
やちんほしょう‐がいしゃ【家賃保証会社】
賃貸住宅の契約時に借主から一定の保証料を受け取り連帯保証人となることを主な業務とし、借主が家賃を滞納した場合は一時...
やちんほしょう‐ぎょう【家賃保証業】
⇒家賃保証会社