ろく‐しき【六識】
仏語。六根をよりどころとし、六境を対象とする、六つの認識の働き。眼識・耳識・鼻識・舌識・身識・意識の総称。
ろくし‐げどう【六師外道】
釈迦在世時の中インドの代表的な六人の思想家。仏教側からの称。道徳否定の富蘭那迦葉(ふらんなかしょう)(プーラナ=カ...
ろく‐しゃ【録写】
文書を書き写すこと。
ろくしゃ‐かいごう【六者会合】
⇒六者協議
ろくしゃ‐きょうぎ【六者協議】
朝鮮半島の非核化を実現し、北東アジア地域の平和と安定を維持するために、日本・米国・韓国・中国・ロシア・北朝鮮の関係...
ろく‐しゃく【六尺】
1 1尺の6倍。一間(いっけん)。曲尺(かねじゃく)で約1.8メートル。 2 「六尺褌(ろくしゃくふんどし)」の略...
ろく‐しゃく【六尺/陸尺】
1 輿(こし)や駕籠(かご)を担ぐ人足。駕籠舁(かごかき)。「—十二人すぐりて、小さき家のありくがごとし」〈浮・一...
ろくしゃく‐おび【六尺帯】
丈(たけ)が鯨尺で6尺(約2.3メートル)ほどの兵児帯(へこおび)。
ろくしゃく‐ふんどし【六尺褌】
晒(さら)し木綿6尺をそのまま用いる男性の下帯。
ろくしゃく‐ぼう【六尺棒】
1 樫(かし)などで作った長さ6尺の棒。防犯・警備・護身用などに用いた。 2 天秤棒(てんびんぼう)。
ろくしゃく‐ま【六尺間】
家屋の面積や部屋の広さで、六尺を一間(いっけん)とするもの。京間(きょうま)と田舎間(いなかま)の中間の大きさ。あ...
ろく‐しゅ【六種】
六つの種類。特に、仏教では、仏が説法するときに現れる六つの瑞相や、法会のとき、仏前に供える六つの供物をいう。
ろく‐しゅ【六趣】
「六道(ろくどう)」に同じ。
ろく‐しゅう【六宗】
「南都六宗(なんとろくしゅう)」に同じ。
ろくしゅ‐くぐ【六種供具】
密教で、仏前に供える6種の供物。閼伽(あか)・塗香(ずこう)・華鬘(けまん)・焼香・飯食・灯明。
ろくしゅ‐しんどう【六種震動】
仏語。仏が説法するときの瑞相として、大地が六とおりに震動すること。動・起・涌(ゆう)・覚(または撃)・震・吼(く)...
ろくしゅ‐りき【六種力】
仏語。小児は啼(なき)、女人は瞋(いかり)、国王は憍(おごり)、羅漢は精進(しょうじん)、比丘(びく)は忍耐、仏は...
ろく‐しょ【六書】
⇒りくしょ(六書)
ろく‐しょう【六省】
⇒りくしょう(六省)
ろく‐しょう【禄賞】
封禄と賞賜。
ろく‐しょう【緑青】
銅または銅合金の表面に生じる緑色のさび。空気中の水分と二酸化炭素の作用により生じるものは塩基性炭酸銅CuCO3・C...
ろくしょう‐いろ【緑青色】
緑青の色。くすんだ青緑色。
ろくしょう‐じ【六勝寺】
平安末期、京都市左京区岡崎付近に建てられた御願寺の総称。いずれも寺号に「勝」の字を含む法勝寺・尊勝寺・最勝寺・円勝...
ろくしょ‐おんる【六所遠流】
江戸時代、罪人を島流しにした六つの島。伊豆七島・薩摩(さつま)五島・天草(あまくさ)・隠岐(おき)・壱岐(いき)・...
ろくしょ‐の‐みや【六所の宮】
六所の祭神を国府あるいはその近辺に合祀(ごうし)した神社。東京都府中市の大国魂(おおくにたま)神社はその例。六所宮...
ろく‐しん【六震】
「六種震動」の略。
ろく‐しん【六親】
最も身近な六種の親族。父・母・兄・弟・妻・子。また、父・子・兄・弟・夫・婦などや、広く親族全体をさしても用いる。り...
ろくしん‐がん【六神丸】
漢方で、麝香(じゃこう)・牛黄(ごおう)・熊胆(ゆうたん)・蟾酥(せんそ)・薬用人参(にんじん)・沈香(じんこう)...
ろくしん‐けんぞく【六親眷族】
すべての親族縁者。
ろくしん‐ごぎょう【六信五行】
イスラム教徒が信ずべき六つの信条と、実行すべき五つの義務。六信とはアッラー・天使・啓典・預言者・来世・予定、五行と...
ろく‐しんとう【六親等】
親等の一。本人またはその配偶者から数えて6世を隔てた人との関係。又従兄弟(またいとこ)などとの関係がこれにあたる。
六親(ろくしん)不和(ふわ)にして三宝(さんぼう)の加護(かご)無(な)し
《「仁王経」下から》一族の者どうしが仲が悪いようでは、どんなに信心しても神仏の助けは得られない。