ウマイヤ‐ちょう【ウマイヤ朝】
《Umayya》イスラム王朝の一。ウマイヤ家出身のムアーウィヤ1世が、ダマスカスを首都として建てた最初のイスラム・...
ウマイヤド‐モスク
シリアの首都ダマスカスの旧市街にあるイスラム寺院。元は古代ローマ時代のジュピター神殿があった場所で、4世紀末にロー...
ウマイヤ‐モスク
⇒ウマイヤドモスク
うま◦う【生まふ/産まふ】
[連語]《動詞「う(産)む」の未然形+反復継続の助動詞「ふ」》産みふやす。どんどん産む。「寺々の女餓鬼(めがき)申...
ウマウアカ
⇒ウマワカ
ウマウアカ‐けいこく【ウマウアカ渓谷】
《Quebrada de Humahuaca》⇒ウマワカ渓谷
うま‐うま【旨旨】
《形容詞「うまい」の語幹を重ねた語》 [名]《おいしい物の意で》食べ物をいう幼児語。 [副] 1 巧みなやり方で、...
うま‐おい【馬追い】
1 牧場で、放牧の馬を柵(さく)内に追い入れること。また、野生の馬を柵内に追い込んで捕らえること。 2 駄馬に客や...
うまおい‐うた【馬追い唄】
⇒馬子唄(まごうた)
うまおい‐むし【馬追虫】
キリギリス科の昆虫。体長は翅(はね)の先まで2.8〜3.6センチ。体は緑色で、背に黒褐色のすじがある。前脚と中脚の...
うま‐おさ【馬長】
昔、京都祇園(ぎおん)の御霊会(ごりょうえ)の神事に、馬に乗って社頭の馬場を練り歩いた人。小舎人童(こどねりわらわ...
うま‐かい【馬飼】
1 馬を養い育てる人。 2 江戸時代、幕府の馬に関することをつかさどった職名。
うまかい‐べ【馬飼部】
大化以前、馬の調教・飼育や飼料の貢納などに従事した部曲(かきべ)。大化以後は左右馬寮(めりょう)に雑戸(ざっこ)と...
うま‐かた【馬方】
1 馬で貨客の運搬を職業とする人。馬子(まご)。 2 江戸幕府の職名。若年寄に属して将軍の乗馬の調練をつかさどった役。
うま‐がた【馬形】
《「うまかた」とも》 1 馬の形。また、馬の形の絵。 2 木や紙で馬の形を作ったり絵に描いたりして、神馬の代わりに...
うまかた‐うた【馬方唄】
⇒馬子唄(まごうた)
馬方(うまかた)船頭(せんどう)お乳(ち)の人(ひと)
人の弱みにつけこんで、無理なねだりごとをする者をいった言葉。
うまかた‐ぶし【馬方節】
⇒馬子唄(まごうた)
馬(うま)が合(あ)・う
気がよく合う。意気投合する。「彼とは妙に—・って、いつも一緒に旅行する」
うま‐がえし【馬返し】
登山道で、道が険しくなり乗ってきた馬を返す所。富士・日光などに地名として残る。駒(こま)返し。
うま‐がお【馬顔】
馬面(うまづら)。「大声でしゃべる—の若い連中も」〈独歩・富岡先生〉
うまがた‐の‐しょうじ【馬形の障子】
表に馬の絵、裏に騎馬でする打毬(だきゅう)の図を描いた、絹張りの衝立(ついたて)障子。清涼殿の西庇(にしびさし)の...
うま‐き【牧/馬城】
「まき(牧)」に同じ。むまき。「多(さは)に—を置きて馬を放つ」〈天智紀〉
う‐まき【鰻巻(き)】
鰻(うなぎ)のかば焼きを芯(しん)にして巻いた卵焼き。
うま‐ぎぬ【馬衣】
1 馬の背に着せる布。多く、紺または萌黄(もえぎ)などの布に、持ち主の定紋(じょうもん)を染め抜いた。 2 時宗の...
うま‐くち【甘口】
1 酒・味噌・醤油などで、甘みが勝っていること。また、そのもの。あまくち。 2 人の心をとらえる巧みな言葉。巧言(...
うま‐ぐわ【馬鍬】
⇒まぐわ
うま‐けむり【馬煙】
馬が地をけって走るときに立てる土ぼこり。馬塵(ばじん)。うまけぶり。「—ヲ立テテ戦フ」〈日葡〉
うま‐げた【馬下駄】
庭履きに用いた駒下駄(こまげた)。「庭の草花を眺めに、—はいて出でけるに」〈浮・禁短気・六〉
うまこり
[枕]美しい織物の意で、同意の「綾(あや)」と同音の「あや」にかかる。「—あやにともしき」〈万・一六二〉 [補説]...
うま‐ご【孫】
《「むまご」とも表記》 1 まご。「翁の、いといみじきぞいで来たる。むすめにや—にや」〈源・末摘花〉 2 子孫。「...
うま‐ごやし【馬肥やし/苜蓿】
マメ科の越年草。高さ30〜60センチで、茎の下部は地上をはう。葉は3枚の小葉からなる複葉。春、黄色の小さな蝶形の花...
うま‐さけ【味酒/旨酒】
[名]《「うまざけ」とも》酒の美称。味のよい酒。美酒(びしゅ)。「勝利の—を汲む」 [枕]神に供える美酒や、それを...
うまさけ‐の【味酒の】
[枕]「うまさけ」に同じ。「—三諸(みもろ)の山に立つ月の」〈万・二五一二〉
うまさけ‐を【味酒を】
[枕]《「を」は間投助詞》 1 「うまさけ」に同じ。「—三輪の祝(はふり)(=神主)が斎(いは)ふ杉」〈万・七一二...
うま‐さし【馬差】
江戸時代、宿駅で馬を用立て、運輸の指図をした役人。
うま‐ざくり【馬決り】
1 馬がひづめで水や泥をけりたてること。また、その踏みくぼめた跡。「—の水を蹴(け)かけられて、衣深泥(しんでい)...
うま・し【旨し/甘し/美し】
[形シク]満ち足りていて美しい、すばらしいと賛美する気持ちを表す。よい。すばらしい。「なんでふ心地すれば、かく物を...
うましあしかびひこじ‐の‐みこと【可美葦牙彦舅尊】
日本神話で、国土が油のように漂っていたとき、アシがもえ出るように生じた神。生命力の神格化。宇摩志阿斯訶備比古遅神(...
うまし‐くに【美し国】
《「うまし」はシク活用形容詞の語幹でもある終止形》すばらしい国。よい国。「—そあきづ島大和の国は」〈万・二〉
うま‐じもの【馬じもの】
《「じもの」は接尾語》(副詞的に用いて)馬のように。「—縄取り付け鹿(しし)じもの弓矢囲(かく)みて」〈万・一〇一九〉
うま‐じるし【馬印/馬標】
戦陣で用いた標識の一。大将の乗馬の側に立てて、その所在を示す目印としたもの。
うま‐すぎごけ【馬杉蘚】
スギゴケ科のコケ。山中の日陰地に群生し、高さ10〜15センチ。葉は長さ1センチほどで杉の若芽の形をしている。
うま‐すげ【馬菅】
カヤツリグサ科の多年草。水辺に生え、高さ50〜60センチで、スゲの中でも特に大きい。初夏、茎の先に白茶色がかった雄...
うま‐ず【生まず/産まず/不生】
1 子を生まないこと。「夫婦—の業をはらし」〈浄・賀古教信〉 2 「不生女(うまずめ)」の略。
倦(う)まず撓(たゆ)まず
飽きたり怠けたりしないで。
うまず‐め【不生女/石女】
子供のできない女。 [補説]書名別項。→石女
うまずめ【石女】
沢田ふじ子の短編小説。昭和50年(1975)、第24回小説現代新人賞を受賞した著者のデビュー作。
うま‐せ【馬柵】
馬を囲っておく柵。「赤駒の越ゆる—の標(しめ)結ひし妹(いも)が心は疑ひもなし」〈万・五三〇〉
うま‐ぜみ【馬蝉】
クマゼミの別名。