うり‐の‐き【瓜の木】
ミズキ科の落葉低木。山地の木陰に生え、葉は先が三〜七つに裂けていて、ウリの葉に似る。夏、白い6弁花をつけ、花びらは...
うり‐のせ【売(り)乗せ】
[名](スル)株式の信用取引や商品の清算取引で、ある銘柄の値下がりを予想して売っている人が、自分の見込みどおりにな...
瓜(うり)の蔓(つる)に茄子(なすび)はならぬ
子は親に似るものだ。平凡な親からは非凡な子は生まれない。
うりはだ‐かえで【瓜膚楓】
ムクロジ科の落葉高木。山地に生え、樹皮は緑色の地に黒い縞(しま)があり、マクワウリの実の色に似る。葉は円形で先が三...
うり‐はむし【瓜金花虫/瓜葉虫】
ハムシ科の甲虫。体長7〜8ミリ。前翅(まえばね)は橙黄(とうおう)色、胸部は黒色。触れると関節から橙黄色の液を出す...
うり‐はら・う【売(り)払う】
[動ワ五(ハ四)]すっかり売ってしまう。また、思い切りよく売ってしまう。「蔵書を—・う」
うり‐ば【売(り)場】
1 商品・切符などを売る場所。「家具—のフロアが変わる」 2 売るのにちょうどよい機会。売り時。「今が絶好の—」
うり‐ばえ【瓜蠅】
ウリハムシの別名。
うり‐び【売(り)日】
遊女が必ず客をとるように決められていた特別な日。物日(ものび)。紋日(もんび)。
瓜(うり)二(ふた)つ
縦に二つに割った瓜のように、親子・兄弟などの顔かたちがよく似ていることのたとえ。
うり‐へぎ【売り剝ぎ】
物を売って得る利益。特に、他人の物を売って手に入れる手数料。口銭。「そなたの身を売らするほどならば、三百両もしてや...
うり‐ぼう【瓜坊】
イノシシの子。体形や毛色がギンマクワウリに似ているところからいう。
うり‐まわ・る【売(り)回る】
[動ラ五(四)]商品を売るために、あちこちに行く。売り歩く。「化粧品を—・る」
うり‐むか・う【売(り)向(か)う】
[動ワ五(ハ四)]相場で、買い方に対して売りで対抗する。「買い相場に—・う」
うり‐もち【売(り)持ち】
為替銀行において、外国為替の売買の結果、売り為替の合計が買い為替の合計を超過している状態。⇔買い持ち。
うり‐もの【売(り)物】
1 売ろうとする品物。商品。 2 商売で、客足を引き寄せるのに役立つもの。「アフターサービスが—の店」 3 いちば...
売(う)り物(もの)には花(はな)を飾(かざ)れ
売ろうとする品物はできるだけ体裁をよくし、美しく飾れ。
うり‐もみ【瓜揉み】
キュウリ・シロウリなどを薄く刻んで塩でもみ、三杯酢をかけた料理。揉み瓜。《季 夏》「—の酢の利き過ぎし月夜かな/草城」
うり‐もんく【売(り)文句】
商品の特長や利点を並べて、客に買う気を起こさせるような言葉。
ウリャンハイ
中国、明(みん)代に興安嶺(こうあんれい)の東に住んだモンゴル系種族。しばしば中国の北辺に侵入した。 [補説]「兀...
うり‐や【売(り)家】
売りに出ている家。うりいえ。
うり‐やくじょう【売(り)約定】
売り値・受け渡し時期などの取り決めをすること。⇔買い約定。
うりゅう【瓜生】
瓜の生えている所。瓜畑。
うりゅう【瓜生】
姓氏の一。 [補説]「瓜生」姓の人物瓜生岩(うりゅういわ)瓜生外吉(うりゅうそときち)瓜生保(うりゅうたもつ)
うりゅう‐いわ【瓜生岩】
[1829〜1897]婦人社会事業家。福島の生まれ。孤児・貧民の救済、婦人の授産指導などに尽力した。会津済生病院を創設。
うりゅう‐がわ【雨竜川】
北海道中西部、天塩山地から石狩平野の北部を流れる川。石狩川の支流の一。長さ177キロ。
うりゅう‐そときち【瓜生外吉】
[1857〜1937]海軍大将。石川の生まれ。日露戦争のとき、第二艦隊司令官として仁川(インチョン)沖の海戦を指揮...
うりゅう‐たもつ【瓜生保】
[?〜1337]南北朝時代の武将。越前の人。初め新田義貞に従い、のち足利尊氏(あしかがたかうじ)方に味方し、弟たち...
うりゅうぬま‐しつげん【雨竜沼湿原】
北海道中西部、暑寒別岳の東側中腹にある高層湿原。標高850メートルの高地に、東西2キロメートル、南北1キロメートル...
うりゅうの【瓜生野】
大阪市南部、大和川付近の地名。楠木正行(くすのきまさつら)が山名時氏を破った古戦場。
うりゅう‐やま【瓜生山】
京都市左京区北白川北東にある山。[歌枕]「—紅葉の中に鳴く鹿の声は深くも聞こえ来るかな」〈元真集〉
う‐りょう【雨量】
地上に降る雨の量。雪・雹(ひょう)・霰(あられ)なども含める。一定時間に降ったものが、地面に染み込んだり蒸発したり...
うりょう‐けい【雨量計】
雨量をはかる計器。一般に漏斗(ろうと)状の受水器で雨を受け、地中の貯水瓶に蓄えてはかる形式のものが多く用いられ、自...
うりょく‐りん【雨緑林】
熱帯から亜熱帯の乾季・雨季がはっきり交代するモンスーン地帯で、雨季に葉をつける落葉広葉樹で構成される森林。チーク林...
うり‐よね【売り米/糶】
貯蔵してある米を時機をみて売り出すこと。また、その米。⇔買い米(よね)。
うり‐れんごう【売(り)連合】
取引相場で、売り方どうしが自分たちに有利な相場になるよう、一致した行動をとること。⇔買い連合。
うり‐わたし【売(り)渡(し)】
売り渡すこと。
うりわたし‐じょう【売渡状】
江戸時代、土地などの売買にあたって、売り主が証拠として買い主に出した文書。売買証文。売り券。
うりわたし‐たんぽ【売渡担保】
融資を受ける者が、債権者に担保物件を売り渡して、代金として融資を受け、一定の期限内にこれを買い戻すことを約した担保...
うりわたし‐ていとう【売渡抵当】
⇒売渡担保
うり‐わた・す【売(り)渡す】
[動サ五(四)] 1 自分の所有物を売って他の人に渡す。「父祖伝来の土地を—・す」 2 自分の利益のために、裏切っ...
う‐りん【羽林】
近衛府の唐名。また、近衛中将・少将の唐名。
うりん‐いん【雲林院】
京都市北区紫野にあった天台宗の寺。はじめ、淳和(じゅんな)天皇の離宮で紫野院と称したが、のち、元慶寺別院となった。...
うりん‐け【羽林家】
公家(くげ)の家格の一。摂関家・清華家・大臣家に次ぐ格式で、近衛の少将・中将を経て、参議・中納言・大納言に上ること...
うる【粳】
稲・粟(あわ)・黍(きび)などで、炊いたときに粘りけの少ない品種。うるち。→糯(もち)
ウル
イラク南部にあるシュメール人の古代都市の遺跡。ユーフラテス川の下流にあり、前3000〜2000年に栄えた。20世紀...
う・る【売る】
[動ラ五(四)] 1 代金と引き換えに品物や権利などを相手に渡す。「商品を—・る」「土地を—・る」⇔買う。 2 自...
うる【得る】
[動ア下二]《本来は下二段動詞「う」の連体形》 1 「え(得)る」に同じ。「うるところが多い」「承認をうる」 2 ...
う・る【熟る】
[動ラ下二]「う(熟)れる」の文語形。
ウルアパン
メキシコ中西部、ミチョアカン州の都市。首都メキシコシティーの西約300キロメートル、標高約1600メートルの高原に...