がんきん‐すえおき【元金据(え)置き】
利子だけ払って、元金を返済しないこと。
がんきんぞく‐せんりょう【含金属染料】
染料分子に金属イオンが水に溶ける錯塩の形で化合した染料。アゾ染料の多くが含まれる。金属錯塩染料。
がん‐ぎ【雁木】
1 空を飛ぶ雁(がん)の列のようなぎざぎざの形や模様。 2 雪の多い地方で、雪よけのために家々の軒から庇(ひさし)...
がんぎ‐えい【雁木鱝】
1 エイ目ガンギエイ科の海水魚。沿岸海底にすむ。全長約60センチ。体は菱形で扁平。背面は暗褐色に大小の円形の淡色斑...
がんぎ‐ぐるま【雁木車】
1 積み荷の上げ下ろしに用いる滑車の一。角材の横面をくりぬいて車をはめ込んだもの。綱を通し、高所につるして使用。 ...
がんぎ‐だな【雁木棚】
床の間や書院に設ける棚の一。3枚の棚板を左右から入れ違いに架けたもの。
がんぎ‐だま【雁木玉】
古墳時代の装飾用のガラス玉で、表面にしま模様があるもの。
がんぎ‐ばしご【雁木梯子】
1本の木に踏み段を刻むか、横木を取りつけるかしたはしご。
がんぎ‐やすり【雁木鑢】
金属などを削るのに用いる目の粗いやすり。
がん‐ぎょう【願行】
仏語。誓願と修行。誓いを立て、それに応じた修行に努めること。
がんぎょう‐じ【元慶寺】
⇒がんけいじ(元慶寺)
がん‐く【岸駒】
[1756〜1839]江戸後期の画家。岸(きし)派の祖。加賀の人。字(あざな)は賁然(ひぜん)。号は同功館・可観堂...
がんくい‐まめ【雁食豆】
ダイズの一品種。葉は5枚、豆は黒色で平たいが、くぼみがあり、名は、これを雁の食べた跡と見立てたことによる。
がん‐くつ【岩窟/巌窟】
岩の洞穴。岩屋。
がんくつおう【巌窟王】
黒岩涙香(くろいわるいこう)の翻訳小説。原作はデュマの「モンテクリスト伯」。明治34年(1901)から明治35年(...
がんくつのせいぼ【岩窟の聖母】
《原題、(イタリア)Vergine delle rocce》レオナルド=ダ=ビンチの絵画。板に油彩。のちにカンバス...
がん‐くび【雁首】
《形が雁の首に似ているところから》 1 キセルの頭部。先端にタバコを詰める火皿がある。 2 縦樋(たてどい)の落ち...
がんくび‐そう【雁首草】
キク科の多年草。山野に生え、高さ30〜60センチ。葉は卵状楕円形。秋、黄色の頭状花を横または下向きにつけ、キセルの...
ガンクラブ‐チェック
同色の濃淡、または2種類のチェックを組み合わせた格子柄。1874年にアメリカ狩猟クラブが結成されたときの、ユニホー...
がん‐ぐ【玩具/翫具】
遊び道具。おもちゃ。「郷土—」 [補説]書名別項。→玩具
がん‐ぐ【頑愚】
[名・形動]おろかで強情なこと。また、そのさま。「田舎の百姓は正直なれども—なり」〈福沢・文明論之概略〉
がんぐ【玩具】
津村節子の短編小説。昭和40年(1965)発表。同年、第53回芥川賞受賞。
がんぐ‐かし【玩具菓子】
⇒玩菓
がんぐ‐じゅう【玩具銃】
⇒遊戯銃
ガングリオン
《塊(かたまり)の意》 1 手首・足首・膝(ひざ)などの関節を包む膜や腱鞘(けんしょう)に、粘液物質がたまってでき...
がん‐ぐろ
《顔黒の意》真っ黒く日焼けした顔、または日焼けしたようにこげ茶色に化粧した顔。平成11年(1999)ごろ、主に女子...
がん‐けい【岩頸】
⇒火山岩頸
がん‐けい【眼形】
⇒めがたち
がんけい‐じ【元慶寺】
京都市山科(やましな)区北花山河原町にある天台宗の寺。山号は華頂山。陽成天皇の出産に際して、貞観11年(869)遍...
がん‐けつ【巌穴/岩穴】
岩の洞穴。岩窟。
がんけつ‐の‐し【巌穴の士】
世俗を逃れて山林や岩穴に隠れ住む人。隠者。
がん‐けん【岩圏】
⇒岩石圏(がんせきけん)
がん‐けん【眼瞼】
まぶた。
がん‐けん【頑健】
[名・形動]からだが丈夫で、非常に健康なこと。また、そのさま。「よく鍛えた—なからだ」 [派生]がんけんさ[名]
がんけんえん‐えん【眼瞼縁炎】
まぶたの縁(ふち)の炎症。細菌感染などで起こり、かゆみがある。
がんけん‐けいれん【眼瞼痙攣】
自分の意に反して眼の周りの筋肉が収縮する病気。まぶたが痙攣する、瞬きが多くなる、目を開けていられないなどの症状が起...
がん‐けんしん【癌検診】
身体にがんがあるかどうかを調べる検査。がんの症状が現れる前に病変を発見し、治療することが目的。X線検査・内視鏡検査...
がんけん‐ばん【眼瞼板】
⇒瞼板
がんけんへいさ‐はんしゃ【眼瞼閉鎖反射】
反射的にまぶたを閉じる運動。網膜に強い光が当たったり、物が眼前に近づいたりしたときに眼球を保護するために起こる。瞬...
がんけん‐れつ【眼瞼裂】
上下のまぶた(眼瞼(がんけん))の合わせ目。眼の開いている部分。瞼裂。眼裂。
がんゲノム‐いりょう【癌ゲノム医療】
がん細胞の遺伝子を解析し、患者に最適な治療法を提供する医療。日本のがんゲノム医療では、がん遺伝子パネル検査によって...
がんゲノムいりょう‐きょてんびょういん【癌ゲノム医療拠点病院】
がんゲノム医療を自院で完結できる病院。がん遺伝子パネル検査の結果を踏まえて専門家会議(エキスパートパネル)を実施し...
がんゲノムいりょう‐ちゅうかくきょてんびょういん【癌ゲノム医療中核拠点病院】
がんゲノム医療を自院で完結でき、人材育成と先進医療の主導を担う病院。がん遺伝子パネル検査の結果を踏まえて専門家会議...
がんゲノムいりょう‐れんけいびょういん【癌ゲノム医療連携病院】
がんゲノム医療中核拠点病院、がんゲノム医療拠点病院と連携し、がんゲノム医療を提供する病院。自院ではがん遺伝子パネル...
がんげんせい‐ぶっしつ【癌原性物質】
⇒発癌物質
がん‐こ【含糊】
言葉・態度がはっきりしないこと。「—の態をなして物を言うようになった」〈鴎外・雁〉
がん‐こ【紈袴】
1 白練りの絹で仕立てたはかま。昔、中国で貴族の子弟が着用した。 2 貴族の子弟。特に、柔弱な者をいう。紈袴子(が...
がん‐こ【頑固】
[名・形動] 1 かたくなで、なかなか自分の態度や考えを改めようとしないこと。また、そのさま。「—な職人」「—おや...
がんこ‐いってつ【頑固一徹】
[名・形動]自分の考えや態度を絶対に変えようとしないで最後まで押し通すこと。また、そのさま。「—な生き方」
がん‐こう【眼孔】
1 眼球の入っている穴。眼窩(がんか)。 2 見識の広さ。物事を見通す能力。「—大なる人」