きょう‐がし【京菓子】
京都で作られる菓子。また、京風の菓子。
きょう‐が‐しま【経島】
平清盛が大輪田泊(おおわだのとまり)(現在の神戸港)に築いた波浪よけの島。一切経を記した石を埋めて工事したという。...
きょう‐がた【京方】
1 京都方面。京の方角。「我もとは上下の行所なりければ、もし—の者あるやとて」〈義経記・三〉 2 京にある朝廷の味...
きょう‐がのこ【京鹿の子】
1 京都で染めた鹿の子絞り。 2 和菓子の一。紅餡の外側を白隠元豆などで覆った鹿の子餅。 3 バラ科の多年草。シモ...
きょうがのこ【京鹿子】
石橋思案の小説。明治27年(1894)刊。
きょうがのこむすめどうじょうじ【京鹿子娘道成寺】
歌舞伎舞踊。長唄。藤本斗文作詞、杵屋作十郎・杵屋弥三郎作曲。宝暦3年(1753)江戸中村座で初世中村富十郎が初演。...
興(きょう)が乗(の)・る
おもしろさを感じて夢中になる。
きょう‐が‐ひ【今日が日】
今日という日。「—まで考えたことがなかった」
きょう‐がま【京釜】
室町末期、京都三条釜座(かまんざ)で作られた茶釜。無文で滑らかな肌の優美なもの。
きょう‐がみ【経紙】
写経の用紙。きょうし。
きょう‐が‐みさき【経ヶ岬】
京都府北西部、丹後半島北東端にある岬。若狭(わかさ)湾口西側に位置し、近畿地方の最北端。岬付近は海食による断崖で海...
きょう‐が・る【興がる】
[動ラ五(四)] 1 興味を示す。おもしろがる。「一座の—・るような話を持ち掛けて」〈谷崎・異端者の悲しみ〉 2 ...
興(きょう)が湧(わ)・く
おもしろさを感じる。
きょう‐がわら【経瓦】
⇒瓦経
きょう‐がん【強顔】
[名・形動]あつかましいこと。また、そのさま。厚顔。「この男の—なることよ」〈鴎外訳・即興詩人〉
きょう‐がん【競願】
[名](スル)ある事柄の許可をめぐり、複数の個人または法人が官公署などに願い出ること。「私鉄二社が鉄道敷設を—する」
きょう‐がん【響岩】
火山岩の一。アルカリ長石・霞石(かすみいし)などを主成分とし、少量の有色鉱物を含み、暗緑色または暗灰色をした緻密(...
きょう‐き【凶器/兇器】
人を殺傷するために用いられる道具。また、人を殺傷したときに用いられた道具。刀剣・銃・棒など。
きょう‐き【狂気】
気が狂っていること。また、異常をきたした精神状態。「—の沙汰」
きょう‐き【狂喜】
[名](スル)異常なまでに喜ぶこと。「合格通知に—する」「—乱舞」
きょう‐き【侠気】
弱い者を助けようとする気性。おとこぎ。「—に富んだ人」
きょう‐き【狭軌】
鉄道線路の軌間が標準軌間より狭いもの。JRでは新幹線を除くほとんどの在来線に使用し、1067ミリのものが多い。→広軌
きょう‐き【強記/彊記】
[名](スル)記憶力がすぐれていること。また、よく記憶すること。「博覧—」「牡牛は驢馬の忠告を—し」〈永峰秀樹訳・...
きょう‐き【慶喜】
仏語。喜ぶこと。特に、他力の信心を得て、往生が定まったことを喜ぶこと。
きょう‐き【競起】
[名](スル)二つ以上の物事が、先を争うように起こること。「外寇内患一時に—し」〈染崎延房・近世紀聞〉
きょう‐き【驚起】
[名](スル)おどろいて起きること。「警鐘の声のみを以て、充分に彼等を—せしむる能わざるを憂いしが」〈竜渓・経国美談〉
きょう‐き【驚悸】
[名](スル)驚いて胸がどきどきすること。「元来彼は死と云うと、病的に—する種類の人間で」〈芥川・枯野抄〉
きょう‐き【驚喜】
[名](スル)思いがけない出来事に驚き喜ぶこと。「異国での再会に—する」
きょう‐き【驕気】
おごり高ぶった気持ち。
きょう‐き【共起】
[名](スル)《co-occurrence》言語学で、二つの語が、句や文の中で関連性をもって同時に出現すること。例...
きょうきじゅんびけっしゅう‐ざい【凶器準備結集罪】
凶器準備集合罪となる集合をさせる罪。刑法第208条の3の第2項が禁じ、3年以下の懲役に処せられる。
きょうきじゅんびしゅうごう‐ざい【凶器準備集合罪】
二人以上の者が、他人に害を加える目的で凶器を準備したり、凶器の準備があることを知って集合する罪。刑法第208条の3...
きょう‐きゃく【橋脚】
橋桁(はしげた)を支える柱。
きょう‐きゅう【匡救】
[名](スル)悪を正し、危険などから救うこと。「—事業」
きょう‐きゅう【供給】
[名](スル) 1 必要に応じて、物を与えること。「被災者に物資を—する」 2 販売のために、商品を市場に出すこと...
きょう‐きゅう【強弓】
⇒ごうきゅう(強弓)
きょうきゅう‐けいやく【供給契約】
目的物の所有権の移転を、将来一定の時期に行う義務を負う契約。
きょうきゅう‐げん【供給源】
物を供給するもとになる所。「農業用水の—」
きょうきゅう‐もう【供給網】
⇒サプライチェーン
きょう‐きょ【僑居】
[名](スル)仮に住むこと。また、そのすまい。仮ずまい。寓居(ぐうきょ)。「巴里の暑を避け、例に由て此湖辺に—す」...
きょう‐きょう【拱橋】
アーチ型の橋。
きょう‐きょう【驕矜】
[名](スル)おごりたかぶること。「かくの如き説は、自ら—するの甚しきものといふべし」〈中村訳・自由之理〉
きょう‐きょう【軽軽】
[形動ナリ]言動がかるがるしいさま。軽率。「春宮の御弟(おとと)の宮達は少し—にぞおはしましし」〈大鏡・兼家〉
きょう‐きょう【恟恟】
[ト・タル][文][形動タリ]おそれおののくさま。びくびく。おどおど。「腫れ物にでも触れるように、—として立ち向か...
きょう‐きょう【洶洶】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 波などがわき立つさま。水音が騒がしいさま。「須臾(しゅゆ)にして波濤(はとう)...
きょう‐きょう【皎皎】
[ト・タル][文][形動タリ]白く光り輝くさま。こうこう。「—たる望月、黄金の船の如く」〈鴎外訳・即興詩人〉
きょう‐きょう【兢兢】
[ト・タル][文][形動タリ]おそれつつしむさま。びくびくして安心できないさま。「後ろ暗いところがあって—としてい...
きょう‐きょう【恐恐】
[副]おそれかしこまるさま。
きょうきょう‐きんげん【恐恐謹言】
おそれながらつつしんで申し上げる、の意。手紙文の結びに記して敬意を表す。
きょうきょう‐くまん【胸脇苦満】
漢方の腹診で、みぞおちから胸のわきにかけて充満した感じで苦しく、肋骨(ろっこつ)の下を押すと抵抗がある症状。