義(ぎ)を見(み)てせざるは勇(ゆう)無(な)きなり
《「論語」為政から》人としてなすべきことと知りながら、それを実行しないのは勇気がないからである。
ぎん【吟】
[常用漢字] [音]ギン(漢) 1 うめく。なげく。「呻吟(しんぎん)」 2 詩歌を詠む。「吟詠・吟行・吟誦/苦吟...
ぎん【銀】
[音]ギン(漢) [訓]しろがね [学習漢字]3年 1 金属元素の一。しろがね。「銀貨・銀器・銀山・銀製・銀箔(ぎ...
ぎん【吟】
1 詩歌を声に出してうたうこと。吟じること。 2 詩歌を作ること。また、その詩歌。「車中の—」 3 漢詩の古詩の一...
ぎん【銀】
1 銅族元素の一。金と並び称される貴金属。単体は白色で金属光沢がある。電気・熱の伝導性は金属中最大で、展延性は金に...
ぎん【銀】
木下利玄の第1歌集。大正3年(1914)刊。
ぎん‐い【銀位】
銀製品に含まれる銀の純度。
ぎん‐い【銀緯】
銀河座標での緯度。天の川を通る銀河面を零度とし、そこからの角距離で表す。
ぎん‐いろ【銀色】
銀のような輝きのある灰白色。しろがねいろ。「—の翼」
ぎん‐えい【吟詠】
[名](スル) 1 詩歌を節をつけてうたうこと。「漢詩を—する」 2 詩歌を作ること。また、その詩歌。
ぎん‐えん【銀塩】
1 白黒フィルムの感光剤に用いる、塩化銀のこと。 2 《「銀塩カメラ」の略》「フィルムカメラ」に同じ。
ぎんえん‐カメラ【銀塩カメラ】
⇒フィルムカメラ
ぎんえん‐しゃしん【銀塩写真】
《銀塩1を感光剤とすることからいう》デジタル写真に対し、フィルムカメラで撮影した写真。また、その写真を印画紙に焼き...
ぎん‐か【銀貨】
銀を主成分とする鋳造貨幣。
ぎん‐か【吟香】
吟醸香のこと。
ぎん‐かい【銀塊】
銀のかたまり。
ぎんかい‐しょく【銀灰色】
銀色を帯びた灰色。シルバーグレー。
ぎん‐かく【吟客】
詩歌を作る風流人。
ぎん‐かく【銀閣】
1 銀で飾った高殿。 2 慈照寺の観音殿の通称。
ぎんかく‐じ【銀閣寺】
京都市左京区にある慈照寺の通称。足利義政の山荘東山殿(ひがしやまどの)を、義政の死後、遺言により禅寺としたもの。初...
ぎんか‐くらげ【銀貨水母】
クダクラゲ目ギンカクラゲ科の腔腸(こうちょう)動物。青藍色をし、気胞体は円盤状で直径4センチくらい、内部は多くの室...
ぎん‐かた【銀方】
「金方(きんかた)」に同じ。江戸時代、銀本位の上方でいう。
ぎん‐かん【銀漢】
天の川。銀河。天漢。《季 秋》
ぎん‐かん【銀環】
1 銀製の輪。銀色の輪。 2 古墳時代、耳飾りに用いた切れ目のある銀色の輪。
ぎんかんのふ【銀漢の賦】
葉室麟の歴史小説。平成19年(2007)刊行。第14回松本清張賞受賞。
ぎんが
昭和62年(1987)2月に打ち上げられたX線天文衛星ASTRO-C(アストロシー)の愛称。宇宙科学研究所(現JA...
ぎん‐が【銀河】
1 天の川。地球上から見たときの銀河系。天漢。銀漢。《季 秋》 2 銀河系と同等の規模をもつ無数の恒星や星間物質か...
ぎんがいぜん【銀河依然】
中村草田男の第5句集。昭和28年(1953)刊行。
ぎんが‐うちゅうせん【銀河宇宙線】
太陽系外から飛来する宇宙線。銀河系内の磁場により軌道が曲げられるため、飛来方向から発生源を特定することができない。...
ぎんがえいゆうでんせつ【銀河英雄伝説】
田中芳樹の長編SF小説。ラインハルト=フォン=ローエングラム率いる銀河帝国軍と、ヤン=ウェンリーの自由惑星同盟との...
ぎんがかん‐くうかん【銀河間空間】
銀河間の空間。恒星間の星間空間に比べて密度は低く、銀河間物質として、1立方メートル当たり10個程度の電離した水素が...
ぎんがかん‐ぶっしつ【銀河間物質】
銀河間空間に存在する非常に希薄な物質。電離した水素を主成分とするガスが、1立方メートル当たり10個程度存在する。宇...
ぎんが‐ぐん【銀河群】
数個から数十個程度の銀河の集団。星雲群。
ぎんが‐けい【銀河系】
太陽系を含む多数の恒星を主体とする天体の集団。直径約10万光年、中心の厚さ1.5万光年、周辺部の厚さ1000光年の...
ぎんがけい‐がい【銀河系外】
銀河系の範囲外であること。系外。
ぎんがけいがい‐せいうん【銀河系外星雲】
⇒銀河2
ぎんがけいない‐せいうん【銀河系内星雲】
銀河系内にあるガスや微粒子からなるガス状星雲。形から惑星状星雲・散光星雲・暗黒星雲などに分類される。銀河星雲。
ぎんが‐ざひょう【銀河座標】
天球座標の一。銀河系のほぼ中心、天の川を通る天球上の大円を銀河赤道とし、経度・緯度に相当する銀経・銀緯を用いて天体...
ぎんが‐せいうん【銀河星雲】
⇒銀河系内星雲
ぎんが‐せいだん【銀河星団】
⇒散開星団
ぎんが‐せきどう【銀河赤道】
銀河系における天の川を通る大円。銀河座標の銀緯が0度となり、銀河面に含まれる。
ぎんが‐だん【銀河団】
数百個ないし数千個の銀河の集団。星雲団。
ぎんがていこくのこうぼう【銀河帝国の興亡】
《原題Foundation》アシモフのSF小説。1951年刊。第二の銀河帝国設立のため準備された組織「ファウンデー...
ぎんがてつどうのよる【銀河鉄道の夜】
宮沢賢治の童話。生前未発表。昭和16年(1941)刊。貧しい少年ジョバンニが、級友を救おうとして溺死(できし)した...
ぎんが‐でんぱ【銀河電波】
銀河系内から放出される電波。星間物質による吸収が光より少ないので、銀河系の構造を知る有力な手がかりになる。
ぎんが‐なんきょく【銀河南極】
銀河座標において銀緯がマイナス90度となる天球上の点。地球から見て南側の極を指し、彫刻室座の方向にあたる。北側の極...
ぎんがネットワークでうたをうたったくじら【銀河ネットワークで歌を歌ったクジラ】
大原まり子の短編SF小説。また、同作を表題作とする短編小説集。昭和59年(1984)刊行。
ぎんが‐の‐きょく【銀河の極】
銀河座標における銀河北極と銀河南極。これら両極の方向は天の川の星や星間物質などに邪魔されずに遠方の銀河や天体を観測...
ぎんが‐ふう【銀河風】
銀河や活動銀河核から高速で噴き出す物質の流れ。秒速300キロメートルから3000キロメートル程度の速度で流出し、最...
ぎんが‐ほっきょく【銀河北極】
銀河座標において銀緯がプラス90度となる天球上の点。地球から見て北側の極を指し、髪座の方向にあたる。南側の極である...