くぼ【凹/窪】
1 くぼんでいる部分。くぼみ。「盆の—」 2 女性の陰部。女陰。「—の名をば何とかいふ」〈催馬楽・陰の名〉
くぼ【久保】
姓氏の一。 [補説]「久保」姓の人物久保栄(くぼさかえ)久保天随(くぼてんずい)
くぼ・い【凹い/窪い】
[形][文]くぼ・し[ク] 1 まわりより低くなっている。へこんでいる。くぼんでいる。「前歯の抜けた—・い口が」〈...
く‐ぼう【公方】
1 おおやけ。おもてむき。公事。「和殿をもちてこそ、—、私、心安く」〈曽我・一〉 2 天皇。また、朝廷。「—までも...
くぼう‐にん【公方人】
室町時代、朝廷・社寺や幕府の政所(まんどころ)などの警護・雑務に当たった下人や中間(ちゅうげん)。公人(くにん)。
くぼう‐もの【公方者】
室町時代、将軍に仕えた力者(りきしゃ)・雑色(ぞうしき)。
くぼう‐やく【公方役】
室町時代、幕府によって課せられた夫役(ぶやく)。
クボエダン‐じいん【クボエダン寺院】
《Pura Kebo Edan》インドネシア南部、バリ島中南部のウブド東郊の村ペジェンにあるヒンズー教寺院。12世...
くぼ‐がい【久保貝/窪貝】
ニシキウズガイ科の巻き貝。潮間帯の岩礁に多い。貝殻は円錐形で、殻径3.5センチくらい。殻表は黒褐色で細かい刻み目が...
凹(くぼ)き所(ところ)に水(みず)溜(た)まる
1 くぼんだ所に水が自然に溜まるように、条件の備わったところは自然によい成り行きになることのたとえ。 2 悪い境遇...
く‐ぼく【苦木】
⇒にがき(苦木)
くぼ‐さかえ【久保栄】
[1900〜1958]劇作家・演出家。北海道の生まれ。築地小劇場文芸部を経て、新築地劇団・新協劇団・東京芸術劇場の...
くぼた【久保田】
姓氏の一。 [補説]「久保田」姓の人物久保田米僊(くぼたべいせん)久保田万太郎(くぼたまんたろう)
くぼた‐うつぼ【窪田空穂】
[1877〜1967]歌人・国文学者。長野の生まれ。本名、通治。早大教授。新詩社歌人として出発。万葉・古今・新古今...
くぼた‐べいせん【久保田米僊】
[1852〜1906]日本画家。京都の生まれ。本名、満寛。鈴木百年(すずきひゃくねん)に師事。「国民新聞」の挿絵を...
くぼ‐たまり【凹溜まり/窪溜まり】
くぼんでいる場所。また、くぼんで水のたまっている所。
くぼた‐まんたろう【久保田万太郎】
[1889〜1963]小説家・劇作家・俳人。東京の生まれ。俳号、暮雨・傘雨。東京の下町を舞台に、市井の人々の生活と...
くぼ‐ち【凹地/窪地】
くぼんでいる土地。周囲よりも低くなっている土地。
くぼ‐つき【窪坏】
⇒窪手(くぼて)
くぼ‐て【窪手/葉椀】
神前に供える物を盛る器。柏(かしわ)の葉を並べ重ねて竹ひごでとじ、中くぼみの盤のようにしたもの。くぼつき。
くぼて‐さん【求菩提山】
福岡県東部、豊前(ぶぜん)市と築上(ちくじょう)郡築上町の境にある山。標高782メートル。古くから山岳信仰の山とし...
くぼ‐てんずい【久保天随】
[1875〜1934]漢学者・漢詩人。東京の生まれ。本名、得二。評論・随筆・新体詩などを広く発表。著「白露集」「秋...
くぼま・る【凹まる/窪まる】
[動ラ五(四)] 1 周囲より低く落ち込んだ状態になる。へこむ。「平原の—・った所」 2 うずくまる。しゃがむ。「...
くぼみ【凹み/窪み】
くぼむこと。また、くぼんでいる所。「道の—に足をとられる」
くぼみ‐いし【凹み石】
縄文時代の石器の一。こぶし大の石に1、2個のくぼみがあり、ハンマーに用いたと推定されるものと、平らな石にくぼみがい...
くぼ‐みすみ【窪美澄】
[1965〜 ]小説家。東京の生まれ。平成21年(2009)「ミクマリ」で「女による女のためのR-18文学賞」の大...
くぼ・む【凹む/窪む】
[動マ五(四)] 1 周囲より低く落ち込む。へこむ。「目が—・む」「—・んだ土地」 2 うずもれる。おちぶれる。零...
くぼ‐め【凹目/窪目】
普通よりも落ちくぼんだ目。奥目。金壺眼(かなつぼまなこ)。
くぼ・める【凹める/窪める】
[動マ下一][文]くぼ・む[マ下二]周囲よりも低く落ち込ませる。へこます。「その石とうのうしろを—・めて御自筆の願...
くぼ‐やか【凹やか/窪やか】
[形動ナリ]くぼんでいるさま。「大きなる坏(つき)の—なるを」〈今昔・二八・五〉