くもら◦う【曇らふ】
[連語]《動詞「くも(曇)る」の未然形+反復継続の助動詞「ふ」。上代語》空一面に曇る。「はなはだも降らぬ雪故こちた...
くもら・す【曇らす】
[動サ五(四)] 1 太陽・月・空などを曇るようにする。「僕の涙で必ず月は—・して見せるから」〈紅葉・金色夜叉〉 ...
くもら・せる【曇らせる】
[動サ下一][文]くもら・す[サ下二]「曇らす」に同じ。「眉を—・せる」
くもらわ・し【曇らはし】
[形シク]曇っているようである。くすんでいる。「空の気色、—・しくをかしきに」〈更級〉
くも‐らん【蜘蛛蘭】
ラン科の多年草。暖地にみられ、樹幹に着生し、気根が四方に伸びる。葉がない。初夏、柄の先に白緑色の小花を総状に開く。