さるとり‐いばら【菝葜/猿捕茨】
サルトリイバラ科の蔓性(つるせい)の落葉低木。高さ1〜2メートル。茎は節ごとに曲がり、とげがある。葉は卵円形。雌雄...
申酉(さるとり)騒(さわ)ぐ
相場格言の一。申年と酉年は価格の変動幅が大きいということ。→辰巳天井
サルトル
[1905〜1980]フランスの哲学者・小説家・劇作家。無神論的実存主義を主唱。第二次大戦後、雑誌「現代」を主宰。...
サルトロ‐カンリ
カシミール北部のパキスタン支配地域、カラコルム山脈の高峰。標高7742メートル。
さる‐ど【猿戸】
1 庭園の入り口などに用いる簡素な木戸。ふつう、皮付き丸太の柱に、横板に竹の押縁(おしぶち)を縦に打ち付けた両開き...
さる‐どし【申年】
暦法で、十二支の9番目、申に当たる年。また、その年に生まれた人。
さる‐なし【猿梨】
マタタビ科の蔓性(つるせい)の落葉低木。山地に自生。葉は広楕円形で先がとがる。初夏に白花をつけ、実は球形で、熟すと...
さる‐に【猿似】
血縁関係がないのに、顔かたちが似ていること。そらに。「他人の—」
さる‐に【然るに】
[接] 1 そうこうしていると。すると。「—、十二月(しはす)ばかりに、とみのこととて御文(ふみ)あり」〈伊勢・八...
猿(さる)に烏帽子(えぼし)
《猿に烏帽子をかぶせる意から》人柄にふさわしくない服装や言動のたとえ。
猿(さる)に木登(きのぼ)り
そのことをよく知っている者に教え込もうとするような、無駄な行為のたとえ。
さる‐にて‐も【然るにても】
[連語]《動詞「さり」(ラ変)の連体形+連語「にて」+係助詞「も」》そうであっても。それにしても。それはそれとして...
さる‐の‐いきぎも【猿の生き肝】
世界的に流布している説話の一。病気を治す妙薬といわれる猿の生き肝をとりに竜王から遣わされた海月(くらげ)が、猿をだ...
さるのおうさまをめざめさせるためのファンファーレ【猿の王様を目覚めさせるためのファンファーレ】
《原題、(フランス)Sonnerie pour réveiller le bon gros roi des sin...
さる‐の‐こしかけ【猿の腰掛/胡孫眼】
サルノコシカケ型とよばれる扇形のキノコの総称。一般に多年生。木質で、樹幹に寄生し、半円形の卓状に広がり、木を腐らせ...
猿(さる)の尻笑(しりわら)い
《猿が自分の尻の赤いのがわからず、他の猿の尻を笑う意から》自分の欠点に気がつかずに、他人の欠点をばかにして笑うこと...
猿(さる)の人真似(ひとまね)
しっかりした考えもなしに人のまねをすることをあざけっていう言葉。
さる‐のぼり【猿幟】
括(くく)り猿をつけたのぼり。祭礼のときなどに立てた。
さる‐は【然るは】
[接](前に述べた内容を受けて、さらに説明を加えるときに用いる) 1 それは。それというのも、実は。「いとあはれに...
さる‐はし【猿橋】
日本三奇橋の一。山梨県大月市の桂川に架かる橋脚のない木橋で、両岸から突き出した刎木(はねぎ)の上に築かれ、藤づるに...
さるはし‐かつこ【猿橋勝子】
[1920〜2007]地球化学者。東京の生まれ。昭和18年(1943)より中央気象台(現気象庁)勤務。昭和29年(...
さるはし‐しょう【猿橋賞】
すぐれた女性科学者に与えられる賞。猿橋勝子により創設。「女性科学者に明るい未来をの会」が年に一度、自然科学分野にお...
さる‐はむし【猿葉虫/猿金花虫】
甲虫目ハムシ科のサルハムシ亜科などの昆虫の総称。体はずんぐりしている。ブドウの害虫アカガネサルハムシ、杉の苗木を枯...
アジェンデ
[1908〜1973]チリの政治家。1970年、人民連合の候補者として大統領に当選。在任1970〜1973。産業国...
クアジーモド
[1901〜1968]イタリアの詩人。初期は叙情詩を、第二次大戦中から反ファシズムの詩を作った。1959年ノーベル...
フェラガモ
[1898〜1960]イタリアの靴デザイナー。米国ハリウッドで靴店を開業したのち、1928年、フィレンツェに自身の...
ルリア
[1912〜1991]米国の分子生物学者。イタリア生まれ。細菌ウイルス(ファージ)の遺伝学を研究し、細菌ウイルスの...
サルバドール‐だいせいどう【サルバドール大聖堂】
《Catedral Basílica Primacial São Salvador》ブラジル東部、バイーア州の都市...
サルバドール‐デ‐バイーア
⇒サルバドール
ダリ
[1904〜1988]スペインの画家。幻覚や意識下の世界を写実的手法で表現し、シュールレアリスムに一時代を画した。...
サルバルサン
梅毒などの治療薬。砒素(ひそ)化合物で、化学療法剤の最初のもの。現在は使用されない。1910年、エールリヒと秦佐八...
サルパ
尾索綱サルパ目の原索動物の総称。体は樽(たる)状や円柱状で透明。世代交代を行い、数個連なって鎖状をなす有性個体から...
さる‐ひき【猿引き/猿曳き】
「猿回し」に同じ。《季 新年》
サルビア
1 シソ科アキギリ属の多年草の総称。約900種が温帯・熱帯に広く分布。薬用・香辛料・観賞用として栽培される種類もあ...
サルピコン
スペイン料理の一。魚介とタマネギなどの野菜を細かく刻んであえたマリネ。
サルファイド
硫黄とそれより陽性の元素との化合物。硫化物。
サルファ‐ざい【サルファ剤】
《sulfa drug》スルファミンを基本とする、細菌感染症に対する化学療法剤。のちにプロミン・プロミゾールなどス...
サルファー‐さん【サルファー山】
《Sulphur Mountain》カナダ、アルバータ州南西部、バンフ国立公園内の山。標高2285メートル。山頂か...
サルフェーション
鉛蓄電池が放電したまま放置されると、負極表面に硫酸鉛が結晶化して付着する現象。極板の表面積が小さくなり、充放電の性...
サルフェート
硫酸塩のこと。
さる◦べし【然るべし】
[連語]《動詞「さり」の連体形+推量の助動詞「べし」》 1 ふさわしい。相応である。「—◦べき折もなくて、思ひあり...
サルベージ
1 遭難した船の人命・船体・積み荷などを救助すること。海難救助。また、沈没船の引き揚げ作業。「—船」 2 廃品の再...
さる‐ほど‐に【然る程に】
[接] 1 そうするうちに。やがて。「—、げに世の中に許され給ひて、都に帰り給ふと、天の下の喜びにてたち騒ぐ」〈源...
さる‐ぼお【猿頰】
1 猿が食物を頰に詰め込んでたくわえるところ。ニホンザル・ヒヒなどにある。ほおぶくろ。 2 武具の一。鉄面(かなめ...
さるぼお‐がい【猿頰貝】
フネガイ科の二枚貝。内湾の潮間帯にすむ。貝殻は横長の楕円形で厚く、殻長7.5センチくらい。殻表に32本ほど放射肋(...
さるぼお‐てんじょう【猿頰天井】
竿縁(さおぶち)に猿頰面をとった竿縁天井。
さるぼお‐めん【猿頰面】
切面(きりめん)の一。60度くらいの角度に削り落とし、猿の頰のような形に面を取ったもの。天井の竿縁(さおぶち)・建...
サルボ‐きゅうでん【サルボ宮殿】
《Palacio Salvo》ウルグアイの首都モンテビデオにある建物。市街中心部の独立広場に面する。1928年に建...
さる‐ぼぼ【猿ぼぼ】
《「ぼぼ」は赤ん坊の意》岐阜県飛騨地方の郷土玩具。腹掛け姿の赤ん坊をかたどった、赤い布製の人形。
さる‐まい【猿舞】
1 猿に舞を教え込んで舞わせること。また、その舞。 2 猿のまねをして舞うこと。また、その舞。