した【下】
1 位置関係で、あるものに比べて低いほう。 ㋐場所・位置が低いこと。低いところ。「新聞は雑誌の—にある」「木の—で...
した【舌】
1 口腔底から突出している筋肉性の器官。粘膜に覆われ、非常によく動き、食物の攪拌(かくはん)・嚥下(えんげ)を助け...
した【簧】
《舌(した)の意から》 1 雅楽器の笙(しょう)のリード。銅などの合金製で、竹管の下方に鑞(ろう)でとりつけ、息を...
した‐あご【下顎】
下のほうのあご。かがく。⇔上顎(うわあご)。
下顎(したあご)と上顎(うわあご)とのぶつかり放題(ほうだい)
口の動くままに、言いたいほうだいを言う。
した‐あじ【下味】
1 調理をする前に、あらかじめ材料に味つけをしておくこと。「塩・胡椒(こしょう)で—をつける」 2 相場が下がり気...
した‐あらい【下洗い】
[名](スル)汚れのひどいものを洗濯するときなどに、前もってざっと洗うこと。予洗(よせん)。「洗濯機に入れる前に—...
し‐たい【支隊】
本隊から分かれて独立の行動をとる部隊。⇔本隊。
し‐たい【四体】
頭・胴・手・足。全身。→五体「—の痛も打ち忘れ」〈鉄腸・南洋の大波瀾〉
し‐たい【四諦】
《「諦」は真理の意》仏語。迷いと悟りの両方にわたって因と果とを明らかにした四つの真理。苦諦・集諦(じったい)・滅諦...
し‐たい【死体/屍体】
死んだ人間・動物のからだ。生命の絶えた肉体。死骸。しかばね。「白骨—」「—遺棄」 [補説]「死体」「死骸」「しかば...
し‐たい【死胎】
母親の胎内で死んだ子。
し‐たい【肢体】
両手と両足。手足。また、手足とからだ。「しなやかな—」
し‐たい【肢帯】
脊椎動物の骨格の一部で、四肢を脊柱に結合するもの。前肢のものを前肢帯・肩帯、後肢のものを後肢帯・腰帯という。
し‐たい【姿態/姿体】
からだの線が作り出す外形。また、からだの動きによって醸し出される感じ。からだつき。「なまめかしい—」
し‐たい【詩体】
詩の形式。特に漢詩で、古体と近体とに大別され、前者に古詩・楽府(がふ)、後者に絶句・律詩などがある。
し‐たいあん【施耐庵】
中国、元末・明初の小説家。銭塘(せんとう)(浙江(せっこう)省)の人。一説に、興化(江蘇省)の人。羅貫中(らかんち...
したいいき‐ざい【死体遺棄罪】
死体損壊等罪が挙げる行為のうち、人の死体などを埋葬せずに放置する罪。
したい‐いしょく【死体移植】
死体から取り出した臓器や組織を生きている人に移植すること。角膜移植はその例。→生体移植 [補説]平成21年(200...
し‐たいか【四大家】
《「しだいか」とも》その分野を代表する四人のすぐれた人。中国で、文章における韓愈(かんゆ)・柳宗元・欧陽脩(おうよ...
したいかいぼうほぞん‐ほう【死体解剖保存法】
死体の解剖・保存を適正に行うための指針を定めた法律。昭和24年(1949)制定。→死因・身元調査法
したい‐がい
[形動ナリ]思いのままにするさま。「どろく者めが—に踏み付ける」〈浄・油地獄〉
したい‐けんあんしょ【死体検案書】
⇒検案書(けんあんしょ)
したいそんかい‐ざい【死体損壊罪】
⇒死体損壊等罪
したいそんかいとう‐ざい【死体損壊等罪】
人の死体・遺骨・遺髪や、すでに棺に納めてある物を、損壊・遺棄したり盗み取ったりする罪。刑法第190条が禁じ、3年以...
し‐たいふ【士大夫】
中国で、士と大夫。のち、知識階級や科挙に合格して官職にある者をさした。
したいふじゆう‐じ【肢体不自由児】
肢体の機能に障害があるため、教育上特別の配慮を要する児童。
したい‐ほうだい【為たい放題】
[名・形動]したいだけすること。自分勝手にふるまうこと。また、そのさま。やりたい放題。「金に飽(あ)かして—にする」
し‐たいよう【視太陽】
実際の太陽。仮想の平均太陽に対していう。真太陽。
したいよう‐じ【視太陽時】
視太陽を基準にして定めた時刻。太陽の時角に12時を加えたもの。太陽が南中したときが12時、真夜中が零時になる。真太...
したい‐よ・る【慕い寄る】
[動ラ五(四)]そばにいたいと思って近くに行く。慕って近寄る。「先生に—・る弟子は多い」「美しさにひかれて—・る」
した・う【慕う】
[動ワ五(ハ四)] 1 恋しく思う。懐かしく思う。「兄のように—・う」「遠い祖国を—・う」「灯火を—・って虫が飛ん...
した‐うけ【下請(け)】
[名](スル)ある人や会社などが引き受けた仕事の全部または一部を、さらに引き受けてすること。また、その人。下請負。...
した‐うけおい【下請負】
「下請け」に同じ。
したうけ‐しんこうほう【下請振興法】
《「下請中小企業振興法」の通称》下請けを行う中小企業の経営体質を強化し、独立性を高めるため、下請取引に関するガイド...
したうけ‐にん【下請(け)人】
下請けをする人。下請け業者。
したうけ‐ほう【下請法】
《「下請代金支払遅延等防止法」の通称》製造業や広告・出版業などにおいて事業者間で下請取引を行う際の、下請業者の利益...
した‐うず【下沓/襪】
⇒しとうず
した‐うち【舌打ち】
[名](スル) 1 舌を上あごに当てて、ちっと鳴らすこと。いまいましさや、いらだちを表すしぐさ。「いかにも残念そう...
した‐うま【下馬】
1 袷(あわせ)の下に着る浴衣(ゆかた)。粗末な衣服。「お姫様になる者が—でも行かれめえと」〈合・正本製・初〉 2...
した‐え【下絵】
1 下がきの絵。 2 刺繍(ししゅう)・染め模様などの図柄を生地や紙にかいたもの。 3 詩文などを書くための紙・絹...
した‐えだ【下枝】
下の方の枝。したえ。しずえ。⇔上枝(うわえだ)。
したえ‐つけ【下絵付け】
陶磁器の素地に直接絵付けをすること。その上から釉(うわぐすり)をかけて焼く。
した‐えのぐ【下絵の具】
陶磁器の下絵付けに使う絵の具。硼酸(ほうさん)・硼砂・珪砂(けいしゃ)などに各種の金属酸化物、安定剤・補助剤などを...
した‐えま・し【下笑まし】
[形シク]《「したえむ」の形容詞化》心の中でにこにこするくらいうれしい。「明石潟潮干の道を明日よりは—・しけむ家近...
した‐え・む【下笑む】
[動マ四]《「した」は心の意》心中でにこにこするくらいうれしく思う。「まま母はし得たる心地して、むくつけ女も二人—...
した‐おぎ【下荻】
オギの下葉。また、他の草木の陰に生えているオギ。「—のなかばは霜に結ぼほれつつ」〈源・夕顔〉
した‐おし【下押し】
[名](スル) 1 下方に押すこと。 2 取引市場で、相場が下落すること。また、収益や所得、需要、成長率などが下が...
した‐おび【下帯】
1 ふんどし。または、腰巻き。 2 肌着の上に結ぶ帯。下ひも。 3 梵鐘の部分の名。鐘身の下部で草の間と駒の爪の間...
したおび‐の‐いわい【下帯の祝(い)】
昔、男子が成人して、初めて下帯1をつけるときの祝い。褌(へこ)祝い。