しっこう‐めいれい【執行命令】
法律の規定を執行するために必要な細則を定める命令。施行令・施行規則など。
しっこう‐やく【執行役】
指名委員会等設置会社に設置され、日常の会社業務の実行に当たる役職。取締役会によって選任・解任がなされ、この中から会...
しっこう‐やくいん【執行役員】
企業の役職名の一。会社の業務執行を担当する役員。経営と業務執行の役割分担を図るために、取締役の下に置くことが多い。...
しっこう‐ゆうよ【執行猶予】
有罪の判決を受けた者について、情状によって刑の執行を一定期間猶予し、問題なくその期間を経過すれば刑を科さないことと...
しっこうゆうよ【執行猶予】
小山いと子の短編小説。昭和25年(1950)発表。同年、第23回直木賞受賞。
しっこう‐り【執行吏】
執行官の旧称。
しっこう‐りょく【執行力】
判決に基づき、強制執行をなしうる効力。広義では、強制執行によらずに判決に確定された内容を実現できる効力をいう。
しっ‐こく【桎梏】
《「桎」は足かせ、「梏」は手かせの意》人の行動を厳しく制限して自由を束縛するもの。「因襲の—から逃れられない」
しっ‐こく【漆黒】
黒うるしを塗ったように黒くてつやがあること。また、その色。「—の髪」
しっ‐こし【尻腰】
《「しりこし」の音変化》(多く、下に打消しの語を伴う)度胸。意気地。根性。「組合のもののみんな—のないこと」〈万太...
しっ‐こへい【漆胡瓶】
漆(うるし)塗りの胡瓶。正倉院に優品が伝存。
しっ‐さく【失策/失錯】
[名](スル) 1 するべきことを怠ること。また、しそこなうこと。やりそこない。「政策上の—をしでかす」 2 (失...
しっ‐し【疾視】
[名](スル)憎しみをもって見ること。「スパルタ政府の、最も—する人物なり」〈竜渓・経国美談〉
しっ‐し【嫉視】
[名](スル)ねたみ憎む気持ちで見ること。「同僚を—する」「—反目」
しっ‐しき【湿式】
液体を用いて処理する方式。→乾式
しっしき‐エッチング【湿式エッチング】
⇒ウエットエッチング
しっしき‐かいか【湿式灰化】
試料を硫酸や硝酸などの液体で酸化して有機物を取り除き、灰化すること。湿式分解法。
しっしき‐こうぞう【湿式構造】
建築で、主要部のすべてが水と混合して用いる材料によってつくられる構造。→乾式構造
しっしき‐たいようでんち【湿式太陽電池】
⇒色素増感型太陽電池
しっしき‐ちょぞう【湿式貯蔵】
原子力発電所から出る使用済み核燃料の貯蔵法の一つ。気体中で貯蔵する乾式貯蔵に対して、水中で貯蔵する方式をいう。プー...
しっしき‐ぶんかいほう【湿式分解法】
⇒湿式灰化
しっ‐しっ【𠮟𠮟】
[感] 1 家畜などを追い進めるとき、また、追い払うときなどに発する語。 2 騒がしいのを静めるときに発する語。
しっ‐しゃ【膝射】
小銃の射撃姿勢の一。片ひざを立てて座り、その上にひじをのせて射撃をする。膝射(ひざう)ち。
しっ‐しゅつ【蟋蟀】
こおろぎ。
しっ‐しょう【失笑】
[名](スル)思わず笑い出してしまうこと。おかしさのあまり噴き出すこと。「場違いな発言に—する」 [補説]文化庁が...
しっ‐しょう【湿生】
仏語。四生(ししょう)の一。湿気から生まれるもの。魚・蛇・カエルの類。
しっ‐しょう【漆匠】
うるし塗りの職人。塗師(ぬし)。
しっ‐しょうちょう【失象徴】
象徴的行為である言葉や身ぶりなどに対する理解を示さなくなる状態。理解することができない失認と、行為することができな...
失笑(しっしょう)を買(か)・う
愚かな言動のために笑われる。「的外れな発言をして—・う」
しっ‐しょく【失職】
[名](スル)今まで就いていた職を失うこと。失業。「会社が倒産して—する」
しっ‐しょく【湿食】
金属表面の液体の水が関与する腐食。ふつう常温下において、水を介して酸化還元反応を担うイオンが存在する場合に生じる。...
しっしょ‐しょう【失書症】
知能や精神の障害や筋肉の運動障害はないのに、言葉を字で書き表すことができなくなる病的状態。
しっ‐しん【失神/失心】
[名](スル)意識を失うこと。多くは、強い精神的ショックや肉体的打撃、あるいは脳貧血などによって起こる。気絶。「恐...
しっ‐しん【湿疹】
かゆみを伴う、非伝染性の皮膚の炎症の総称。紅斑で始まり、丘疹を形成し、小水疱や膿疱(のうほう)をつくる。
しっじ【悉地】
《(梵)Siddhiの音写。成就の意。「しっち」とも》仏語。真言の秘法を修めて成就した悟り。
しっ・す【執す】
[動サ変] 1 深く心にかける。執心(しゅうしん)する。しゅうす。「わが心にも今ほどに—・することなしと大事にして...
しっ‐すい【直歳】
禅宗寺院で、伽藍(がらん)の修理、山林・田畑などの管理、作務(さむ)を管掌する役職。六知事の一。
しっ・する【𠮟する】
[動サ変][文]しっ・す[サ変]しかる。「堕落した心の状態を—・しても見た」〈花袋・田舎教師〉
しっ・する【失する】
[動サ変][文]しっ・す[サ変] 1 なくす。失う。「機会を—・する」「面目を—・する」 2 あるべきものや状態を...
シズ
《sudden infant death syndrome》⇒乳幼児突然死症候群
しっ‐せい【𠮟正】
他人の書いた文章の欠点などを遠慮なく指摘して訂正させること。詩文の添削や批評を願うときに用いる語。「ご—を賜わる」
しっ‐せい【𠮟声】
しかる声。また、しかる言葉。「—が飛ぶ」
しっ‐せい【失政】
政治のやり方を誤ること。また、間違った政治。「—を重ねる」
しっ‐せい【執政】
1 国政を執り行うこと。また、その人。摂政・関白や明治時代の内閣総理大臣など。 2 江戸時代、幕府の老中または各藩...
しっ‐せい【湿生】
植物が湿潤な場所に生育すること。⇔乾生。
しっ‐せい【湿性】
湿りけのある性質。水分の多い性質。また、湿りやすかったり、水分を必要としたりする性質。⇔乾性。
しっせい‐かん【執政官】
1 政治を執る役人。 2 ⇒コンスル
しっせい‐ガス【湿性ガス】
主成分のメタン以外にエタン・プロパン・ブタン・ペンタン・ヘキサンなどを多く含む可燃性の天然ガス。常温常圧で液状に凝...
しっせい‐しょう【失声症】
声帯が振動しないために、声が出なくなる症状。腫瘍(しゅよう)や炎症によるもののほか、神経症の一症状の場合もある。
しっせい‐しょくぶつ【湿生植物】
水辺や湿原など、湿潤な所に生育する植物。アシ・ガマ・ミズバショウなど。湿地植物。→乾生植物