身代(しんだい)済(す)・む
仕官する。出仕する。身代有り付く。「この里近き城下に、また—・みけれども」〈浮・伝来記・六〉
身代(しんだい)畳(たた)・む
財産をすっかり失う。破産する。「近年、町人—・み分散にあへるは」〈浮・織留・一〉
しんだい‐めしはなし【身代召し放し】
鎌倉時代、定められた租税を納入しない者の財産を官が没収したこと。
身代(しんだい)を棒(ぼう)に振(ふ)・る
財産をむだに使い果たす。資産を失ってしまう。「習い事が高じて—・る」
しんだおとこ【死んだ男】
詩人、鮎川信夫の代表作。昭和22年(1947)発表。
しん‐だく【新濁】
「あさがお(朝顔)」「ほんばこ(本箱)」など、連濁によって生じた濁音をいう。本来の濁音である本濁(ほんだく)に対する語。
しん‐だけ【新竹】
「しんちく(新竹)」に同じ。
死(し)んだ子(こ)の年(とし)を数(かぞ)える
言ったところでどうにもならない過去のことを後悔することのたとえ。
しん‐だち【新建ち】
新しく建てること。また、その建物。新築。「二人は衣笠村にいい—の二階家を見つけ」〈志賀・暗夜行路〉
しん‐だつ【侵奪】
[名](スル)他をおかし、その権益や所有物をうばうこと。「不動産—罪」「その自由を—せんとして」〈中村訳・自由之理〉
しん‐だん【神壇】
神霊を祭る壇。祭壇。
しん‐だん【宸断】
天子の裁き。天子の裁断。
しん‐だん【診断】
[名](スル) 1 医者が患者を診察して、健康状態、病気の種類や病状などを判断すること。「—を下す」「インフルエン...
しんだん‐しょ【診断書】
医師が、診断の結果を証明する書類。
しんだんてき‐ちりょう【診断的治療】
症状の原因が明らかでない場合に、特定の疾患を想定して治療を行うこと。治療に効果があればその疾患と診断し、効果がなか...
しんダーウィン‐しゅぎ【新ダーウィン主義】
⇒ネオダーウィニズム1
しんダーウィン‐せつ【新ダーウィン説】
⇒ネオダーウィニズム1
しん‐ち【心地】
⇒しんじ(心地)
しん‐ち【神地】
神が祭られている土地。神社・宗廟(そうびょう)・山陵などの所在地や神社の境内。
しん‐ち【神知/神智】
人間の知恵では計り知れない知恵。神が有するような知恵。
しん‐ち【真知/真智】
1 真の知識。 2 仏語。真如実相を悟って得られる智慧。
しん‐ち【新地】
1 新しく居住地として開けた土地。新開地。 2 《多く新開地にできたところから》遊里。「—通い」 3 新しく手に入...
しん‐ち【新知】
1 新しい知り合い。新しい知人。 2 「新地(しんち)3」に同じ。
シンチ
「シンチグラフィー」の略。
シンチ‐カメラ
⇒シンチレーションカメラ
しんち‐がく【神智学】
神秘的直観によって神の啓示にふれようとする信仰・思想。
しん‐ちく【新竹】
今年生えた竹。今年竹(ことしだけ)。しんだけ。
しんちく【新竹】
台湾北西部の都市。歴史ある文化都市で、形式的に残る「台湾省」の省轄市。郊外に先端技術産業を集めた科学工業団地がある...
しん‐ちく【新築】
[名](スル)新しく建物を建てること。また、その建物。「マイホームを—する」
しんちくひ‐たんかほう【新築費単価法】
火災保険で、対象となる建物を再調達価額で評価する方法の一。評価する建物と同様の建物の標準単価に延べ床面積を乗じて算...
シンチグラフィー
微量の放射性同位元素を含む薬剤を体内に投与して、放出される放射線を画像化する検査法。体内の特定の場所に集まりやすい...
シンチグラム
「シンチグラフィー」に同じ。また、それによって得られた画像をいう。
しん‐ちしき【新知識】
進歩した新しい知識。また、その持ち主。「不便な山間の人に罕(まれ)にみる—で」〈滝井・無限抱擁〉
シンチスキャナー
放射性同位元素を患者に投与して、病変部に集積したその放射性同位元素を体表面から測定する装置。
しんち‐せんかい【信地旋回】
ブルドーザーや戦車などキャタピラーを装着した車両が、左右いずれかのキャタピラーを停止させつつもう一方を回転させて行...
しんちそう‐しょぶん【深地層処分】
⇒地層処分
しん‐ちとせくうこう【新千歳空港】
北海道千歳市にある空港。国管理空港の一。昭和63年(1988)開港。大正15年(1926)につくられた着陸場から発...
しん‐ちゃ【新茶】
その年の新芽を摘んで製した茶。はしり茶。《季 夏》「たらたらと老のふり出す—かな/鬼城」
しん‐ちゃく【新着】
[名](スル)品物が届いたばかりであること。また、そのもの。「—した洋画の試写」
しん‐ちゅう【心中】
心の中。胸中。内心。「—を明かす」「—穏やかでない」
しん‐ちゅう【身中】
からだの中。「獅子(しし)—の虫」
しん‐ちゅう【身柱】
⇒ちりけ(身柱)
しん‐ちゅう【神籌】
非常にすぐれたはかりごと。「—妙算を運(めぐ)らす計りじゃない」〈魯庵・社会百面相〉
しん‐ちゅう【宸衷】
天子の心の内。
しん‐ちゅう【真鍮】
銅と亜鉛との合金。黄色でさびにくく、鋳造・加工が容易なので、機械器具・日用品・工芸品などに広く用いられる。黄銅(お...
しん‐ちゅう【進駐】
[名](スル)軍隊が他国の領土内に進軍し、そこにある期間とどまること。「連合国軍が—する」
しん‐ちゅう【新注/新註】
1 新しい注釈。⇔古注。 2 中国で、経書類に付された注釈のうち、宋代以降になされたもの。⇔古注。
しん‐ちゅう【新鋳】
[名](スル)新しく鋳造すること。また、そのもの。「銀貨を—する」
しん‐ちゅうかんそう【新中間層】
自営農家や中小商工業者などの旧中間層に対して、資本主義の発達に伴って増加した専門・管理・販売などの業務に従事するホ...
しんちゅう‐ぐん【進駐軍】
他国に進軍して、そこに駐屯している軍隊。特に第二次大戦後、日本に進駐した連合国軍の俗称。→連合国3