しな・ゆ【萎ゆ】
[動ヤ下二]しおれる。しぼむ。「君に恋ひ—・えうらぶれ我が居れば秋風吹きて月傾きぬ」〈万・二二九八〉
品(しな)好(よ)・し
上品である。体裁がよい。「まはれまはれ、—・くまはれ風車」〈浄・嫗山姥〉
シナ‐よもぎ【シナ艾】
⇒セメンシナ
し‐なら・う【為習ふ】
[動ハ四] 1 いつも行う。しなれてじょうずになる。「よろづ右近ぞ空言を—・ひける」〈源・浮舟〉 2 習う。学んで...
シナリオ
1 映画・テレビなどの脚本。場面の構成や人物の動き・せりふなどを書き込んだもの。台本。 2 計画を実現するための筋...
シナリオ‐テスト
コンピューターのシステム開発において、想定される顧客の利用方法や業務手順に沿って、問題なく利用できるかを調べるテス...
シナリオ‐はいしん【シナリオ配信】
⇒シーケンス配信
シナリオ‐ライター
脚本を書く人。シナリオ作家。脚本家。
しな・る【撓る】
[動ラ五(四)]「しなう1」に同じ。「櫓(ろ)を—・らせて力一杯漕ぐ」
し‐な・れる【為慣れる/為馴れる】
[動ラ下一][文]しな・る[ラ下二]することに慣れる。何度もしていて熟達・熟練する。「—・れた作業」
しな‐ろうにん【支那浪人】
⇒大陸浪人(たいりくろうにん)
しな‐わけ【品別け/品分け】
[名](スル)品物を品質や種類別に分けること。「魚を—して並べる」
科(しな)を作(つく)・る
1 なまめかしいしぐさをする。「—・ってにっこり笑いかける」 2 上品そうなようすをする。体裁を整える。
し‐なん【四難】
仏に出会い、仏法を信じるまでの4種の困難。値仏難・説法難・聞法難・信受難。
し‐なん【至難】
[名・形動]この上なくむずかしいこと。また、そのさま。「—のわざ」
し‐なん【指南】
[名](スル)《指南車が常に一定の方位を指示したところから》武術・芸能などを教え示すこと。指導すること。また、その...
しなん‐しゃ【指南車】
車の上に人形が装置され、車が移動しても人形の手は常に南を指すように作られたもの。中国古代の黄帝の作とも周公の作とも...
しなん‐じょ【指南所】
武術・芸能などを指南する場所。教授所。しなんどころ。
シナントロプス‐ペキネンシス
北京(ペキン)原人の旧学名。→ホモエレクトゥス
シナントロープ
人の生活圏で生息し、住宅などの人工物を利用する野生の動植物の総称。スズメ、カラス、ヤモリ、ネズミなどが知られる。
しなん‐ばん【指南番】
昔、幕府や大名などに仕えて、武芸などを教授した役。指南役。
しなん‐やく【指南役】
1 物事を指南する役。 2 「指南番」に同じ。
しなん‐りょく【指南力】
⇒見当識
シナージズム
《「シナジズム」とも》相乗効果。
しに【死に】
[名] 1 死ぬこと。「生き—にかかわる」⇔生き。 2 そのものがもつ効果が発揮されないまま終わること。「—金」 ...
シニア
1 年長者。上級生。上級者。「—クラス」⇔ジュニア。 2 高齢者。「—住宅」
シニア‐カー
《(和)senior+car》高齢者向けの電動車椅子の商標名。
シニア‐グラス
《(和)senior+glass》老眼鏡。 [補説]英語ではfarsighted eyeglasses
シニア‐さい【シニア債】
《シニア(senior)は「上位の」の意》債務担保証券などの証券化商品に組み込まれる債券を、リスクの度合いで3分類...
シニア‐じゅうたく【シニア住宅】
高齢者向けの集合住宅。診療施設も設けられ、食事や介護サービスも受けられる老人向けの住宅を、住宅・都市整備公団(現都...
シニア‐ソーシャルオフィサー
客船でパーティーやゲームのイベントを企画する首席航海士。
シニア‐ツアー
プロゴルフの満50歳以上の選手によるトーナメント。
しに‐あと【死に後】
死んだあと。特に、配偶者の死んだあと。死後(しご)。
シニア‐ハイ‐スクール
米国の中等学校で、六・三・三制の10〜12年級に当たるもの。日本の高等学校に相当。→ジュニアハイスクール
シニア‐パートナー
合名会社や合資会社における共同経営者のこと。
シニア‐レジデント
⇒レジデント
しに‐いき【死に生き】
1 死ぬことと生きること。生死。生き死に。 2 死ぬこと。「—も出来かねまいと思へば、胸もふさがって」〈浄・氷の朔日〉
しに‐いき【死に息】
死期が近づいて絶え絶えにわずかに続く息。虫の息。
しに‐いくさ【死に軍】
死を覚悟したいくさ。決死の戦い。死闘。「もとより味方は—、思ひきったる事なれば」〈浄・吉野忠信〉
しに‐いし【死に石】
囲碁で、相手に囲まれて殺された石。また、打ったかいのない、むだ石。
しに‐いそ・ぐ【死に急ぐ】
[動ガ五(四)]死ななくともよいのにわざわざ死のうとする。「こんな軽装で冬山に登るのは—・ぐようなものだ」
しにいたるやまい【死に至る病】
《原題、(デンマーク)Sygdommen til Døden》哲学書。キルケゴール著。1849年刊。絶望を死に至る...
しに‐いちばい【死に一倍】
親が死んで遺産が入ったら、元金を倍にして返すと約束して借金すること。また、その借金。「はや—三百目の借り手形」〈浮...
しに‐いでたち【死に出で立ち】
「死に装束」に同じ。
しに‐い・る【死に入る】
[動ラ四] 1 息が絶える。死ぬ。「—・る魂の、やがてこの御骸(から)にとまらなむと、思ほゆるも」〈源・御法〉 2...
しに‐うま【死に馬】
死んだ馬。また、役に立たない馬をののしっていう語。
死(し)に馬(うま)に蹴(け)られる
賭事(かけごと)などの際、回復が望めないような状態の相手から、大きな痛手を受けることのたとえ。→死に馬に鞭(むち)打つ
死(し)に馬(うま)に鍼(はり)
何の効果もなく、むだであることのたとえ。死馬(しば)に鍼をさす。
死(し)に馬(うま)に鍼(はり)をさす
⇒死に馬に鍼
死(し)に馬(うま)に鞭(むち)打(う)つ
賭事(かけごと)などの際、回復が望めないような状態の相手に、さらに痛手を与えることのたとえ。→死に馬に蹴られる